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CA(キャリアアグリゲーション)と4×4MIMOの違いを理解して賢くルーターを選ぼう!

更新日:

CA(キャリアアグリゲーション)と4×4MIMOの違いについて知ろう!

WiMAX2+には2つの通信方式があります

WiMAX2+で新たに導入された通信方式によって、110Mbps → 220MbpsへとWiMAXから劇的な速度アップを果たしました。

2倍も速くなるなんてスゴイですよね。

2つの方式の名前はCA(キャリアアグリゲーション)4×4MIMO(フォーバイフォーマイモ)といいます。

なんでこんなにも速くすることができるのでしょう?

ただ通信回線1本の速度だって電波とか光だし速度の限界がありそうなものです。

実は一本一本を速くしたというよりも、アンテナ側とルーター側を上手く組み合わせてはやーくしているみたいですね。

ではそれぞれの方式について学んでいきましょう。

CA(キャリアアグリゲーション)とは?その仕組みはどうなってるの?

まずはCAから。

この方式はこれまでに利用していた通信回線を束ねてより速いデータ通信を実現する技術です。

CA(キャリアアグリゲーション)のイメージ

でもその実は束ねるというよりかは今までの回線を周波数の異なるものまでまとめて使ったら速くなるよね?っていう考えです。

周波数には~ヘルツという単位で数値が異なるもの同士ならば電波が干渉し合わないため、異なる回線として利用できます。

CAでは最大速度110Mbpsの異なる周波数の回線を2つ同時に使ってルーターに電波を送ってうまい具合にそのデータを処理できれば、速度が2倍になるよね!というような至極単純な発想の技術です。

実現はそれはかなり難しいのですがね…

というわけで、CAによって今現在WiMAX2+は下り最速220Mbpsを達成しています。あくまで理論値ですが。

実測でも30Mbpsほど出ます。ついに無線回線でも光回線並みに速くなったのです。

4×4MIMO(マイモ)とは?その仕組みはどうなってるの?

こちらの技術もCAとおなじような発想です。

4×4MIMOは、送信側(基地局)と受信側(ルーター)それぞれに4本ずつのアンテナを利用して通信する技術です。

4×4MIMOのイメージ

4×4なのはまさに4本利用するからで、2×2MIMOならアンテナは2本ずつです。

MIMOというのはMulti-Input Multi-Output(マルチインプット マルチアウトプット)の略で、名前から「ああ複数ののアンテナを使うのね」というのが分かりますね。

この方式の良い所はアンテナ1本1本の出力や帯域幅(周波数)を変えること無くデータ通信の速度を擬似的に上げることができるところにあります。

少々荒っぽく言うと「とにかくアンテナ増やしていっぱいデータ送るよ」といった感じでしょうか。

イメージとしてはアンテナ増やしたから速くなったんだと理解しておけば特に問題はないです。

これを実現したUQWiMAXはかなり頑張ったみたいですけどね。

どちらの通信方式も似たようなものです

どちらも送る電波を複数にしてルーターやパソコン側で上手くバラバラのデータをつなぎ合わせるという通信方式です。

ユーザー目線からすると、やってることはほとんど変わらないですね。

技術的には結構違うみたいですけど、そんなことはどうでもいいのです。

ユーザーにとっては速くなってくれれば何でもね。

CAと4×4MIMOどちらが優れているのか?どちらが速いのか?

現在のWiMAX2+対応ルーターはCAか4×4MIMOのどちらかしか採用していません。

両方採用しているルーターは今のところありません。

現行の「W05」「WX04」「W04」あたりから、CAと4×4MIMOどちらも採用し、さらに速度を向上した機種が出てきました。

「採用している方式によってルーターの良し悪しが変わるの?」

という疑問がわくかもしれませんが、特にそんな心配はいりません。

速度に優劣はない

下りの最高速度はどちらも220Mbpsで違いはありません。

正直どっちの技術を使っているのか、実際使ってみてもわからないです。

電波のつかみなども同じ

WiMAX2+電波のエリアは全く同じで、つかみ具合も変わりません

WiMAX2+ルーターの場合起動してほんの数秒でエリア内のWiMAX2+回線と繋がります。その速さに優劣はありません。

電波が途切れたりする場合も結局は通信方式というよりは、機器の不調であったり、エリアがギリギリだったり、大きな建物や壁など何かに遮られている場合がほとんどです。

CAと4×4MIMOの違いは使っている側からすると特にありません。

CAと4×4MIMOを採用しているWiMAX2+対応ルーターについての情報

「WX01」「WX02」「WX03」は4×4MIMOを採用している

WX02とWX01

この3つはWiMAX2+の通信方式に4×4MIMOを用いています。

「W01」「W02」「W03」はCA(キャリアアグリゲーション)を採用している

W02とW01
W03(ホワイト)の表側のデザイン

W03、W02、W01はWiMAX2+の通信方式にCAを用いています。

タッチパネルを採用したディスプレイが特徴で、操作のしやすさが売りなルーターです。

現行の「W05」「WX04」「W04」はCAと4×4MIMO両方を同時に使用して440Mbpsを達成!

2017年2月から

W05

W05

 

WX04

WX04アクアブルー、クリアホワイト

 

W04

W04

W05、WX04、W04はCAと4×4MIMOを両方採用しています。

そして、2つを同時に利用し組み合わせることによって、

220Mbps+220Mbps=440Mbps

というスピードで利用できるようになりました。

W04の通信速度440Mbps

これはあくまで理論値ですが、220Mbpsの時よりも速度が速くなるでしょう。

また、速度の上限値が高いことで、混雑時の速度低下も抑えられると考えられます。

そして、通信の安定性が上がることにもつながります。

ではルーターを選ぶ基準とはいったいなんだろうか?

現在のWiMAX 2+のルーターW05、WX04、W04はどれもCAと4×4MIMOを両方採用しています。

なので通信方式では差別化はされていませんね。

通信品質に関してはどのルーターを選んでも違いはありません。

では、

「通信方式は特に何も変わらないのなら、WiMAX2+のルーターは何を選んでも同じなの?」

という疑問が出てきて当然ですね。

でもルーターにはそれぞれ特徴があって、ルーターの選ぶ基準というのはWiMAX2+の通信方式とは別なところにあるのです。

その基準を箇条書きにすると

  1. バッテリー持ち
  2. 操作性
  3. 見た目

の3つとなります。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

現行ルーターの比較表

まずは現在WiMAX契約時に選べるルーターの比較表を載せておきます。

機種名 W05 WX04(3年プラン限定) W04 WX03
デザイン W05 WX04アクアブルー、クリアホワイト W04
発売日 2018/1 2017/11 2017/1 2016/12
 重さ 131g 128g 140g 110g
 大きさ 約 W130 ×H55 ×D12.6mm 約 W111 ×H62 ×W13.3mm 約 W53 ×H130 ×D14.2mm 約 W99 ×H62 ×D13.2mm
SIMカードサイズ Nano Ic Nano Ic Micro Ic Micro Ic
au4GLTE
下り最大通信速度 758Mbps 440Mbps 758Mbps 440Mbps
上り最大通信速度 75Mbps 30Mbps 30Mbps 30Mbps
最大連続通信時間 10時間30分 13時間48分 10時間30分 12時間20分
最大接続台数 10台 10台 10台 10台

バッテリー持ちは重要

外へ持ち歩けるものであるWiMAXはそのルーターのバッテリー持ちというのはとても重要になってきます。

ルーターを選ぶ際にはバッテリーにも注目したほうが良いでしょう。

バッテリーの持続時間に関して、最新ルーターを比較するとこうなります。

  モード W05 WX04 W04 WX03
連続通信時間   ハイパフォーマンス 390 分 490 分 390 分 440 分
ノーマル(バランス) 540 分 690 分 540 分 600 分
バッテリーセーブ(エコ) 630 分 830 分 630 分 740 分

現時点でバッテリー持ちという観点からするとWX04に軍配が上がります。

準最新機種だけあって、バッテリーの持ちは進化していますね。ただバッテリー容量が増えたことで、本体が少し大きくて重くなっています。

ただしWX04は3年契約プラン(LTEオプション無料プラン)でしか選択できないので2年プランを契約する場合はW05、W04、WX03の3つから選択する事になります。

従来通りの2年契約プランでバッテリー重視で選ぶならWX03が一番長く持続します。ただ、現在WX03はほとんどのプロバイダが扱っていないことに注意。

W05とW04は本体が薄く軽い分、バッテリーに関しては少し性能が劣ります。

操作性も重要

WiMAXルーターには「W05」「W04」のWシリーズ(製造元:HUAWEI)と「WX04」「WX03」のWXシリーズ(製造元:NECプラットフォームズ)があります。

どちらも異なる会社が開発しているもので、見た目のみならずその操作性にも差があります。

WiMAXとしての基本的な機能はどちらも同じです。

これまではWシリーズとWXシリーズではその操作性に差がありました。↓をクリックすると以前のシリーズごとの比較が見れます。

以前のWシリーズとWXシリーズの比較

「W」シリーズの操作性

「W」シリーズは約2.4インチの大き目のディスプレイでタッチパネルによって操作ができます。図はW02。W03も同様の操作性。

W02タッチパネル操作「ブラック」
W02タッチパネル操作「ホワイト」

スマートフォンで慣れ親しんだタッチパネル操作は直感的で、操作自体は画面のボタンをタッチするだけの簡単なものだけなので誰でも迷うこと無く使うことができるでしょう。

「WX」シリーズの操作性

対して「WX」シリーズの場合は、ディスプレイの下に付いている「set」と「select」の2つのボタンを駆使して操作を行います。図はWX02。

WX02の操作性は悪い
WX02の操作性は悪い

「select」を何回かおして項目を選択し「set」で決定という操作になっています。

決して難しい訳ではなのですが、やはり一つの操作をするためにボタンを何回も押してやっと希望の項目にたどり着く感じなので、単純に操作に時間がかかりますし、煩わしいです。

また画面表示もカラーではありませんし、基本白黒のドットで描かれます。そのため、表示の意味が分かりにくいのも「WX」シリーズの操作性の悪い部分でもあります。

操作に関しては「W」シリーズの圧勝

扱いやすさという面では圧倒的に「W」シリーズの方です。

「WX」ではわざわざ説明書を読まないとできない操作もあったりして機械に疎い人にはなかなか使いづらいです。

「W」シリーズなら画面に操作案内が表示されたり、どこをタッチすべきかも分かりやすいので機械に疎い人でもとっつきやすいようになっています。

また単純に操作性も「WX」シリーズより上なので、「電子機器は任せろ!」な上級者でもこちらのほうが便利に使えるはずです。

結論から言うと、以前はWXシリーズがタッチパネルを採用していなかったことによって操作性は圧倒的にWシリーズのほうが上だったのです。

しかし、WXシリーズの最新作である「WX03」がついにタッチパネルを採用しました。採用されたのはWシリーズと同じ大きさ(2.4インチ)のタッチディスプレイです。

wx03

これにより、操作性に関してWX03からはWシリーズと同じように使いやすくなりました。

「WX04、WX03」と「W05、W04」との操作性に以前のような差はなくなりました。

どれもタッチ操作で簡単に扱えるようなっています。

W04は縦型ルーターで持ちやすい

W04

その上で操作性を比較するとW04が良さそうです。

この4つのルーターの中でW04のみ縦型のルーターになります。縦型なので持ちやすく、スマートフォンの操作性に似ています。

片手操作も可能なのはW04のみになります。他の3つは横持ちしないといけないので基本的に両手で操作することになります。

両手でも片手でも使いやすい、W04が操作性の面では1歩リードしていると言えるでしょう

見た目も意外と重要

WiMAXは2年もしくは3年契約となるサービスです。

長く使うものになる可能性が高いので、性能もそうですが、見た目も大事です。

自分の好きなデザインのものを選んだほうがなにかと気分がいいと思います。

WiMAX2+ルーター、W05、WX04、W04、WX03を横に並べて大きさを比較した写真

機種の写真や大きさ比較などを確認したい人はこちらの記事を参考にしてください。

WiMAX2+のモバイルWi-Fiルーター比較
WiMAXルーター全機種比較!最もおすすめはこれ!W05,W04,WX04,W03を徹底比較

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おすすめルーターはこれだ!

3年プランなら「W05」か「WX04」がおすすめ

W05の見た目

W05

WX04アクアブルー、クリアホワイト

WX04

  • 通信速度、本体の大きさ・軽さ、バッテリーなど総合的に考えるなら「W05
  • バッテリーを特に重視するなら「WX04

3年プランであればどのルーターも選べるのですが、最新機種のW05と準最新機種のWX04ならどちらも遜色ないくらいにおすすめです。

あえて差別化するなら「総合力のW05」、「バッテリー持ちのWX04」という感じでしょう。

あとW05とWX04の細かい違いですが、上り(アップロード)速度がW05は75Mbps、WX04は30Mbpsとなっています。

この速度をどうとらえるかですが、オンラインで作業したり、文章や画像をアップロードする機会が多い方はW05にすべきです。速いほうがストレスが少ないです。

アップロードの場合上限のスピードが下りほど速くないので、理論値の違いは実際の速度にもかなり影響します

以上を重視し、最後は見た目などフィーリングで選んで良いと思います。長く使うことになるはずなので好きなデザインの方がなにかと良いでしょう。

3年契約プランについてはこちらをどうぞ→【3年契約プラン】LTEオプション無料のWiMAX2+新プランはいったいどういうものなのか?メリット・デメリットなど解説

2年プランなら「W05」、「W04」、「WX03」が選択肢に

  • W05の見た目W05
  • WX04アクアブルー、クリアホワイトW04
  • WX03

2年契約のギガ放題プランで契約するなら、「W05」「W04」、「WX03」が選択肢となります

※注意

W05を2年契約で扱っているプロバイダはとくとくBBカシモWiMAXのみです。

WX03BIGLOBEしか取り扱っていません。

WiMAXルーターは新機種が登場するたびに操作性もよくなり、バッテリー持ちも向上しており、現行の機種はどれもポケットWi-Fiとしての機能は十分すぎるほどです。

どれを選んでも後悔はしません。

ただこの中でなら、一番おすすめなのは最新機種で速度などの性能が良いW05です。

縦持ちできて扱いやすいルーターが欲しいならW04がおすすめです。また、W04は通信速度が速いのもうれしいところです。

よりバッテリーを気にするならWX03が良いでしょう。

W05、WX04、W04、WX03、W03の対応回線の違いについて

WX04、W04、WX03、W03では対応する回線の種類に違いがあります。

「WX03」はWiMAX 2+(主回線)の回線のみに対応していますが、

「WX04」「W05」「W04」はWiMAX 2+(主回線)とau 4G LTE(補助回線)の2つに対応しています。

エリアの観点からみるとWX04、W05、W04が補助回線がある分より広範囲となります。

ただ、au 4G LTE回線を利用する場合は利用月に追加料金として1005円支払う必要があり、利用できる通信量も月7GBまでとなります。そしてなぜかau 4G LTE回線で7GBの上限まで利用してしまうと、主回線であるWiMAX 2+も(ギガ放題だとしても)その速度の制限対象になってしまう(au 4G LTE回線を7GB以上利用すると通信速度が128Kbpsになる)というわけのわからない制約までついてきます。

そのため、au 4G LTEは本当に緊急の時以外は使わないようにしましょう。

最新ルーターを選べるプロバイダを紹介

最後に「W05」を始めとする最新ルーターたちを選べるプロバイダを紹介します。詳細ページへリンクしてあるので、ルーター選びと同時にプロバイダ選びの参考になればと思います。

ここでは簡易的に紹介していますが、より詳しくおすすめプロバイダを知りたい場合はこちらをどうぞ→WiMAXで絶対に失敗させないプロバイダ全社比較とおすすめプロバイダ6選と契約人気ランキング

WiMAXに関する比較・総合まとめページとなっています。

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Broad WiMAXはちょっと特殊なプロバイダで、月額料金が他のプロバイダよりもかなり安い代わりにキャッシュバックキャンペーンがありません。

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W05でもそれは変わらず。W04やWX04と全く同じ料金体系です。

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「CA(キャリアアグリゲーション)と4×4MIMOの違いについて知ろう!」まとめ

いかがでしたでしょうか。

CAと4×4MIMOの説明から飛躍してルーターの選び方まで書いてしまったので長くなってしまいました。

でも、通信方式の違いとルーターの違いは重要だったのでセットで解説させていただきました。

WiMAX2+の通信方式からルーターそれぞれの特徴などが分かっていただけたら幸いです。

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