更新日:2020年9月1日
これからWiMAXを契約しようと考えている人におすすめなプロバイダ選びとは?
WiMAX(ワイマックス)を契約しようと思ったけど、たくさんプロバイダがあってどのプロバイダを選んだらいいのかわからない・・・
料金プランやルーターもいくつも種類があるみたいだし、なにを選んだらいいのかわからない・・・
手っ取り早くおすすめのWiMAXプロバイダを知りたい。
WiMAXの契約でこんなふうに悩んでいませんか?
WiMAXのプロバイダ(サービス提供事業者)は現在30社以上もあり、自分ひとりで最適なところを選ぶのが難しい状態です。
ただ、何も考えずてきとうなプロバイダでWiMAXを契約してしまうと、万単位でお金を損してしまう可能性があります。
でも大丈夫です。
当サイトでは簡単にWiMAXのプロバイダを選べるように、最新(2020年9月)のWiMAXプロバイダの月額料金やキャンペーン情報を元にWiMAXのプロバイダを比較し、「おすすめWiMAXプロバイダ」を紹介します。
また、料金プランやルーターに関しても同様にわかりやすく比較し、おすすめを紹介します。
おすすめのWiMAXプロバイダ3選(ランキング)【2020年9月時点】
1位:Broad WiMAX
WiMAXのプロバイダ選びで失敗したくない人はBroad WiMAXが1番おすすめです。
キャッシュバックキャンペーンだと受け取れない場合、お得にWiMAXを使うことはできませんが、Broad WiMAXの月額料金割引キャンペーンなら確実にお得になります。
「毎月の料金が安い」という単純明快なプロバイダなので、余計なことを考えずお得に使いたい人に好評なプロバイダです。
その他のおすすめポイント
- 最短即日発送
- 東京、埼玉、大阪の一部地域で契約当日の店舗受取可能
- 契約から20ヶ月後に無料で最新機種に機種変更可能
Broad WiMAXは安心して安くWiMAXが使え、他のプロバイダにはないサービスも多くWiMAXプロバイダの中で一番失敗しない選択肢としておすすめです。
2位:GMOとくとくBB WiMAX2+
とくとくBBは契約期間3年間のトータル金額が1番安くなるプロバイダで、最安値でWiMAXを契約したいなら1番おすすめできるプロバイダです。
キャッシュバックキャンペーンの金額が常にトップで、実質料金が他のプロバイダよりも安くなります。
ただし、キャッシュバックの受け取りには注意が必要で、受け取りの不安定さがあり、契約者全員がお得にWiMAXが使えるわけではないためおすすめ度は2番目になります。
きちんとキャッシュバック受け取り手続きを行えないと、もらえる金額は0円となってしまいます。
キャッシュバックが0円だと月額料金が高い分、損してしまいます。
また、解約金も他のプロバイダより高く設定されているため途中解約が難しいのもデメリット。
キャッシュバック特典が不安な方は、月額割引のみのプランもあります。キャッシュバックキャンペーンよりはトータル金額が高くなってしまいますが、とくとくBBで契約したい人にはおすすめです。
3位:カシモWiMAX
カシモWiMAXは契約初期の費用が最安値になる、始めやすいWiMAXプロバイダとしておすすめです。
契約月と1ヶ月目の最初の2ヶ月間は月額料金が1,380円と全プロバイダ中最安値となっています。
何らかの理由で、WiMAXを契約したいけど、今だけあまり通信費にお金を出せないという人も2ヶ月で2,760円という破格の安さでWiMAXを契約できます。
惜しいのは、3年間のトータル金額では最安値ではない点。しかし、それでもWiMAXプロバイダの中では安い方です。
U-NEXTと提携しているサポートオプション「スマートシネマ with U-NEXT」では月額初月無料や毎月500のU-NEXTポイントがもらえるなど、ネットで動画を見る人にとって嬉しい特典がついてきます。
WiMAX(ワイマックス)の契約で失敗しないために比較すべき重要な3項目
WiMAXで失敗しない契約をするために比較すべき項目は実は、
「月額料金プラン」「プロバイダ」「ルーター端末の機種」
3つだけです。
WiMAXの通信速度やエリアは比較しなくていいの?と思われるかもしれませんが、実はWiMAXはプロバイダ毎で通信速度やエリアなどの性能に違いがないため比較は不要なのです。
そのため重要なのはWiMAXの「月額料金プラン」、「プロバイダ」、「ルーター端末の機種」の3つだけで、これらを比較すれば最適なWiMAX契約が可能となります。
この記事ではこの3つの項目に沿って1項目1ステップずつ解説していきます。
おすすめのWiMAXプラン・プロバイダ・ルーターを選ぶための「WiMAX比較3ステップ」
それでは、WiMAXの契約で失敗しないおすすめプラン・プロバイダ・ルーターを選ぶために、WiMAXの比較していきましょう。
WiMAXの比較3ステップ
の順番で最適なWiMAXプロバイダを選べるよう徹底比較していきます。
WiMAX比較の前に知っておいてほしい情報
WiMAXはどのプロバイダで契約しても、「通信速度、エリア、つながりやすさ」は同じ
WiMAXのプロバイダは全てMVNO形式で、全てのWiMAXプロバイダはUQ WiMAX(大元)の設備を借りて通信サービスを提供しているので、プロバイダによる通信速度やエリア、その他機能の違いは全くありません。
つまり、WiMAXのプロバイダ比較では速度とエリアは考慮する必要はないのです。
MVNOとは?
MVNOとは、他社が所有しているインフラを借りて通信サービスを提供する事業者のことです。
格安SIM(docomoやauの設備を借りている)や光コラボ(フレッツ光から設備を借りている)はMVNO形式の代表的なものです。
WiMAXプロバイダの場合、ケーブルや基地局などの通信網をUQ WiMAXから借りています。
WiMAX比較ステップ1:WiMAXの「月額料金プラン」を比較
WiMAXプロバイダの価格等を比較するにしても、契約する月額料金プランを決めてからでないと正確に比較はできません。
なので、まずはWiMAXの月額料金プランを比較し、おすすめプランを紹介します。
WiMAXの料金プランを比較(7GBvsギガ放題)
WiMAXには、
- 月額3,696円、ひと月のデータ使用量が7GBまでの「通常プラン」
- 月額4,383円、ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2種類のプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」がおすすめ
- 通常プラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
2つのプランの特徴は上記の通りで、現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「通常プラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は平均で3,400円ほどになります。
「通常プラン」もキャンペーンにより実質料金は平均2,800円ほどになりますが、7GBでは動画は月間4.5時間しか見られず、容量はすぐに上限に達してしまいます。容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いです。
データ容量7GBでできること | |
---|---|
動画視聴 | 約4.5時間 |
ホームページ閲覧 | 約7,200ページ(サイトにより前後します) |
メールの送受信 | 約268万通 |
音楽のダウンロードおよびストリーミング | 約250曲 |
音声通話 | 約3400時間 |
ビデオ通話 | 約280時間 |
一日15分以上動画を見たり、SNSで写真や動画をアップロードするなど、ネットをそれなりに使う人は、ギガ放題プランにすることをおすすめします。
反対に、WiMAXを動画視聴用途に使用しない人は、通常プランのほうが料金的にお得です。動画視聴以外の用途なら月間7GBでも十分なケースが多いでしょう。
通常プランを最初に選んでも、後から月毎に通常プランとギガ放題プランを切り替えることも可能です。ただし切り替えた場合はキャッシュバック等各種キャンペーンを受けられないデメリットがあるので注意してください。
参考:ギガ放題プランと通常プランのより詳しい比較記事→WiMAXは「ギガ放題プラン」か「7GBプラン」どちらを選べば良いのか?
WiMAX比較ステップ2:WiMAXプロバイダの実質月額料金比較
契約するプランを決めたら、次はWiMAXのプロバイダを比較します。おすすめのプロバイダはどこでしょうか。
WiMAXプロバイダ毎の実質月額料金・価格を比較!【2020年9月最新版】
WiMAXは現在、すべてのプロバイダが3年契約なので、3年間の合計金額と1ヶ月の実質料金で比較します。
3年間契約を継続すると仮定して、3年間(利用開始月を入れて37ヶ月分)の総額と1ヶ月の実質的な月額料金・価格を算出した最新のプロバイダ実質月額ランキングが下記の比較表になります。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

計算方法
- 「37ヶ月分の合計月額料金」ー「キャッシュバック金額」= 3年間の総額
- 「3年間の総額」÷ 37 = 1ヶ月の実質料金・価格
利用開始月に日割り計算があるプロバイダは利用開始月を半月分の金額で計算しています。
ルーターの機種によって、キャッシュバック金額が異なるプロバイダは最新機種を選んだ場合の金額で計算しています。
おすすめのWiMAXプロバイダを選ぶコツ|キャッシュバックキャンペーンの落とし穴
実質料金比較表を見ると、「安いプロバイダがおすすめなんじゃないの?」と思いますよね。
ですが、実質料金が安いプロバイダでも、キャッシュバックキャンペーンには注意が必要です。
キャッシュバックキャンペーンは契約者の約30%程度の人しか受け取れないため、実質の月額料金が高くついてしまうケースが多いです。
キャッシュバックキャンペーンの注意ポイント
- 受け取れるのは契約から1~2年後(それまで継続利用必須)
- 途中解約ではキャッシュバックが受け取れない
- 手続き期間が限定的(お知らせメールが来てから1ヶ月間)
- お知らせメールが普段使うメールアドレスに来ない(契約時強制的に作られるアドレスに送信される)
- その上宣伝メールに紛れていて、件名を見てもどれがキャッシュバックキャンペーンのものなのか分かりにくい
- 手続きが意外と面倒
この6つの要因がキャッシュバックの受け取り率を大幅に下げています。特に受け取りまで契約からかなり時期が空いてしまうので、キャンペーンのことを忘れてしまう人が多いようです。
実質料金が安くてもキャッシュバックキャンペーンにより安くなっているプロバイダには注意が必要なためあまりおすすめしません。
では、おすすめのWiMAXプロバイダはどれなのか?
おすすめWiMAXプロバイダ
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)は月額料金割引に力を入れておりオススメ
キャッシュバックが多いプロバイダでも、きちんとキャッシュバックが受け取れるのであれば、それらのプロバイダでも良いでしょう。
しかしキャッシュバックが受け取れなければ、ただ月額料金が高いだけのプロバイダとなってしまいます。
しかもキャッシュバックの受け取り手続きが可能になる時期までに解約してしまったらキャッシュバックも受け取れず、19,000円の違約金も払わなければいけません。
キャッシュバックキャンペーンは金額が高ければ高いほど、受け取り手続きを忘れた時のリスクが大きいです。
その点、Broad WiMAXはキャッシュバックキャンペーンがなく、そのかわりに月額料金を安くしているプロバイダなので、手続きなしで契約開始直後から何も考えずに安心して手軽にお得に使えます。
また、公式サイトでチャットサポートも受け付けているので、契約の際も失敗せず安心して契約できます。
現在、WiMAXのプロバイダ選択ではBroad WiMAXが一番失敗しない選択肢となるでしょう。
Broad WiMAXは更新月以降(3年~)の月額料金が一番安いです。(他のプロバイダよりも300円ほど安い)
そのため、1つのプロバイダで長期間WiMAXを利用しようと考えている人。長く使う(3年~)可能性のある人はBroad WiMAXが一番お得なプロバイダにもなります。
そのほかにも即日発送や契約当日にルーターを受け取れる店舗受け取りサービスを行っていたり、契約後8日以内なら違約金(解約金)なしで契約をキャンセルできるようにもなっており、細かいところにも気を配ったサービスを行っており安心して契約しやすいプロバイダです。
Broad WiMAXサービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
Broad WiMAXを実際に契約して使ってみた→Broad WiMAXを実際に契約して使ってみた感想、レビュー、オプション解約手順
Broad WiMAXの申込み先はこちら
GMOとくとくBBは月額料金割引キャンペーンも行っている
キャッシュバック特典のせいであまりおすすめできない「とくとくBB」ですが、月額料金割引キャンペーンも行っています。
料金が安いため、キャッシュバック受け取りが不安な方におすすめのキャンペーンとなっています。
キャッシュバックに関するやり方から、プロバイダとしてはあまりおすすめしませんが、3年間の安さはピカイチです。
更新月以降の月額料金は4,263円と他のプロバイダよりも高いので、3年以降もWiMAXを使おうと考えている人は注意しましょう。
GMOとくとくBB月額料金割引キャンペーン申込み先はこちら
GMOとくとくBB WiMAX2+が月額2,170円(税抜)~!
WiMAX比較ステップ3:WiMAXルーターの機種を比較
WiMAXではプロバイダ間に速度やエリアなどの違いはないですが、ルーターが異なると「バッテリー持ち」や「通信速度」などの性能に差が出ます。
そのため、WiMAXの契約で失敗しないためにはルーターの機種比較も超重要です。
2020年9月現在、おすすめの機種は「WX06」「W06」の2機種です。
WiMAXのモバイルルーター比較【2020年9月最新版】
WiMAXのモバイルルーターのおすすめ1位は「WX06」
WiMAXルーター比較した結果、現在最もおすすめと言えるWiMAXルーターはWX06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT WX06)です。
WX06のおすすめポイントは以下の通り。
WX06のおすすめポイント
- バッテリー持ちがモバイルルーターの中で一番良い(一押しポイント)
- 通信速度も最速ではないが実用上全く問題ない充分な性能
- 2.4GHz帯と5GHz帯の両方のWiFiを同時に使用できる
- その他スペックも最高水準
WX06は全てのスペックが高水準で総合力が高く、特にバッテリーの持ちは全機種ナンバーワン(超重要)なのがオススメのポイントです。
持ち運び時にバッテリーが切れてしまってはなんの意味もないのでバッテリー持ちはWiMAXのモバイルルーターにおいて一番大事だと当サイトでは考えます。
また通信速度は全機種ナンバーワンではありませんが、最速のW06と実際の使用上は全く変わらない必要十分な性能です。
「WiMAXハイパワー」や「ビームフォーミング」など旧機種のWX05に搭載された通信性能を向上させる機能も盛り込まれておりに対応し、通信速度と電波のキャッチ力(りょく)は引き続き良く、建物内で使用してもつながりやすいです。
その他細かい機能や性能もWiMAXルーターの中で最高水準であり、総合的に見てWiMAXルーターは「WX06」が一番おすすめな機種となっています。
WX06の解説記事→WX06はおすすめか?新機能とWX05・W06との比較
WiMAXのモバイルルーターのおすすめ2位は「W06」
W06のおすすめポイント
- 下り最大867Mbps!USB接続時には下り最大1.2Gbpsの超高速を達成(一押しポイント)
- 高性能ハイモードアンテナ搭載
- Wi-Fi TXビームフォーミング機能
- 専用アプリで簡単操作
- Wi-Fiお引越し機能
「W06」も現在WiMAXルーターの中ではおすすめの機種です。
通信速度がWiMAXのルーターの中で一番速いことが「WX06」との最大の差別点ですが、実際に使ってみると通信速度は人間には違いがわからないです。
超大容量のデータをダウンロードする時にしかその性能を最大限に発揮できないですが、そのようなデータをダウンロードする機会はWiMAXで行うより光回線のWiFiで行ったほうが良いのでW06のメリットにはなりえません。
WX06と比べてバッテリー容量が少なく、連続使用時間が短いため、おすすめ具合は2番手です。
W06単体の解説記事:Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ
WiMAXのモバイルルーターを比較するときに注目する2つの重要なポイント
WiMAXのモバイルルーターを選ぶときに注目すべきはポイントは、
- 通信速度
- バッテリー持ち
の2点です。
それ以外の要素はこの2つの要素に比べてほとんど気にしなくても良いレベルです。
後は最新機種であることも重要です。WiMAXのモバイルルーターの場合、最新機種であればそれ以前の機種よりもスペック(性能)が確実に上なので、最新機種かどうかでまずは選択肢を絞ることができます。
では現在発売中のWiMAXルーターの中で最新機種であるW06とWX06の「通信速度」と「バッテリー持ち」の性能を比較してみましょう。
WiMAXモバイルルーターの通信速度を比較
下り(ダウンロード)最高速度 | 上り(アップロード)最高速度 | |
---|---|---|
W06 | 558Mbps (LTEオプション使用時867Mbps) |
ハイスピードモード30Mbps、 ハイスピードプラスエリアモード75Mbps |
WX06 | 440Mbps | ハイスピードモード30Mbps、 ハイスピードプラスエリアモード75Mbps |
下り(ダウンロード)の速度は数字上は118Mbpsととても離れているように見えますが、どちらも実用上は100Mbpsぐらいまでしか出ません。
カタログスペックはあくまで理想的な環境で最大限の力を発揮した場合の数値で、実際にはこのような速度になることは絶対にありません。
普段の使用では人間で体感できるほどの差はうまれないので速度に関してはどちらの機種を選んでも問題ありません。
W06のほうが通信速度のカタログスペックが良く圧倒的にW06のほうが良いみたいに書かれている解説サイトを多く見かけますが、W06の最高速度が出るのは一定の条件下でのみで、その方法は実用的なものではなく実際に利用することはまずありません。
上り(アップロード)の速度については、完全に同じなので比較する必要はありません。
WiMAXモバイルルーターのバッテリー持ちを比較
WiMAXモバイルルーターのバッテリー比較は必須
外で使うことの多いWiMAXはバッテリーはとても重要な要素です。バッテリー切れでせっかくの利便性を失ってしまっては無線通信サービスの意味がありません。
現在WiMAXルーターの速度は横ばいなので、より重視すべき比較要素はバッテリー持ち(連続通信時間)となります。
機種毎に3つの電力モードの連続通信時間を比較
連続通信時間 | |||
---|---|---|---|
機種/モード | ハイパフォーマンス | ノーマル(バランス) | バッテリーセーブ(エコ) |
WX06 | 8時間20分 | 11時間30分 | 14時間 |
W06 | 7時間10分 | 9時間 | 11時間40分 |
WX05 | 8時間10分 | 11時間30分 | 14時間 |
W05 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX04 | 8時間10分 | 11時間30分 | 13時間 |
W04 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX03 | 7時間20分 | 10時間 | 12時間20分 |

参考のためWX06とW06以外の古い機種も掲載しています。
現時点でバッテリー持ちという観点からすると「WX06」に軍配が上がります。
バッテリー持ちに関してはWX06がおすすめとなります。
おすすめのWiMAXのモバイルルーターは「WX06」or「W06」


WX06


W06
- バッテリーを重視するなら「WX06」
- 通信速度(上り速度)を重視なら「W06」
がおすすめのルーターとなります。
当サイトではよりバッテリー持ちの良い「WX06」を一番おすすめのWiMAXルーター機種としています。
通信速度は実用上ほぼ違いが感じられないのに対して、バッテリー持ちに関しては最低でも1時間以上違いがあり電力モードによっては3時間ほどの違いでその差は顕著だからです。
バッテリー持ちが多ければ長く使用しても問題なくつかえます。
WX06やW06以外の機種も含めた全機種の比較→WiMAXルーター最新機種比較!2020年おすすめ端末はWX06,W06,WX05の内どれ?
家庭用回線としてWiMAXを利用するならホームルーターがおすすめ
モバイルルーター(小型、持ち運び可能)
ホームルーター(大型、据え置き、持ち運び不可)
WiMAXにはモバイルルーターの他に「ホームルーター」という種類のルーターがあります。
「モバイルルーター」はバッテリーが内蔵され、持ち運びのできる小型のルーターです。
逆に「ホームルーター」は据え置き型のもので、家の中でのみ使用できるルーターです。バッテリーが内蔵されておらずコンセント接続で動きます。本体がモバイルルーターよりも大きく、その分だけWiFiが強力で一軒家でも家の中全体に電波を飛ばすことができます。回線工事が必要なく、月額料金が安いため光回線の代わりとして導入する人が増えています。
ホームルーターの比較が知りたいという人は、専用の比較記事があるのでそちらをご覧ください。
→WiMAXのホームルーター全機種比較!L02、HOME 01、L01sではどれがおすすめ?
WiMAX比較の3ステップまとめ|おすすめのWiMAXプラン・プロバイダ・ルーター
WiMAX比較の3ステップをまとめると、WiMAXを失敗せず契約するおすすめのプラン・プロバイダ・ルーター機種の組み合わせは、
- おすすめプラン:ギガ放題プラン
- おすすめプロバイダ:
Broad WiMAX
(安さ重視なら GMOとくとくBB GMOとくとくBB月額料金割引 ) - おすすめルーター機種:WX06(速度重視ならW06)
となります。
この組み合わせでWiMAXを契約すれば、絶対に失敗しません。
Broad WiMAXのサービス内容詳細:「Broad WiMAX(ブロードワイマックス)」とは?サービス内容・キャンペーン情報まとめ
GMOとくとくBBのサービス内容詳細:「GMOとくとくBB WiMAX2+」とは?サービス内容・キャンペーン情報まとめ