公式ページ:JP WiMAX
目次
「JP WiMAX」はこんなWiMAXプロバイダ
JP WiMAXはキャッシュバックキャンペーンで現金アマゾンギフト券がもらえる珍しいプロバイダです。
契約後すぐにキャッシュバックがもらえるのが特徴。
また、月額料金も安くお得なプロバイダな反面、違約金が全プロバイダ中ダントツ1位で途中解約が極めてしづらくなっていたりと、良いところも悪いところもはっきりとしているプロバイダです。
JP WiMAXのサービス内容
月額料金
JP WiMAXは3年プランのみ取り扱っています。
月額料金は以下のようになっています。
利用開始月 | 1~2ヶ月目 | 3~24ヶ月目 | 25ヶ月目~ |
2,800円 | 2,800円 | 3,500円 | 4,100円 |
月額料金割引に力を入れているプロバイダです。
キャッシュバック
JP WiMAXにはキャッシュバックに似た特典があります。
それはAmazonギフト券が11,000円分もらえる特典です。
11,000円という金額は他のプロバイダのキャッシュバック特典と比べると少ないですが、Amazonギフト券なので契約後すぐにもらえるのが利点です。
公式サイトによると契約完了メールに記載されている手続きを行えば、契約後1~2日でギフト券受け取り可能です。
初期費用
契約時にかかる費用は登録事務手数料の3,000円だけです。
これら以外の、ルーターの代金や送料などは全てキャンペーンによって無料になります。
ただ、このようなキャンペーンはどのプロバイダでも行っているので、差別化されている部分ではありません。
充電器やクレードルを購入する場合は別途でそれぞれ3,000円と3,500円がかかります。
サポートオプション
JP WiMAXには以下の2つのサポートオプションがあります。
端末安心サポート【任意】 | JPサポート【任意】 |
月額550円 | 月額907円 |
「端末安心サポート」はWiMAXサポートオプションの定番の「端末が破損や不具合によって使用できなくなった場合、交換が無料できる」というもの。
「JPサポート」は「端末の初期設定や、パソコンやスマホの困りごとなどを電話でサポートする」というもの。パソコンやネット初心者向けのサポートですね。
両者のサポートは他のプロバイダと比べると正直なところ割高感が否めません。
定番サポートである「端末安心サポート」は水濡れに対応しているか否かで評価は分かれますが、JP WiMAX公式の書き方だと水濡れは対応していないように思えます。他のプロバイダであれば水濡れ対象の場合はきちんと明記されているからです。
JPサポートは似たようなサポートと比べると金額は標準的ですが、このたぐいのサポート自体が超割高なぼったくりサポートなので、選ぶ人は慎重に考えましょう。毎月毎月しょっちゅうサポートに聞くことがあるのならば別ですが。
その他特典
JP WiMAXには上記以外の特典はありません。
JP WiMAXは違約金が高いので注意が必要!
最高額だったとくとくBBの違約金(解約金)を軽々と超えてしまったのがJP WiMAXです。
JP WiMAXの違約金は以下の通り。
1年未満の場合 | 30,000円 |
1~3年の場合 | 25,000円 |
更新月の場合 | 0円 |
更新月以降の場合 | 9,500円 |
更新月以降の違約金はどのプロバイダも一律で9,500円なのでこの部分は特に問題ありません。
ただ、更新月前の違約金が高すぎます。
普通のプロバイダの違約金が以下の通りで、JP WiMAXより10,000円以上安いです。まあこれでもユーザーからすれば高いっちゃ高いのですがね・・・
普通のプロバイダの違約金
- 1年目……19,000円
- 2年目……14,000円
- 3年目……9,500円
- 4年目以降……9,500円
更新月は3年ごとに来る
とくとくBBでもこの通りでJP WiMAXよりは安いです。
GMOとくとくBBの違約金
- 1,2年目……24,800円
- 3年目……9,500円
- 4年目以降……9,500円
更新月は3年ごとに来る
JP WiMAXは月額料金が安くAmazonギフト券も10,000円分もらえるのでそれなりにお得なプロバイダですが、やはりこの違約金を考えるとちょっと手を出しづらい印象があります。
WiMAXを契約する人の全てが更新月まで契約を継続しているとは限りません。むしろ更新月前に契約解除する人もそれなりの割合でいるのが現実です。
JP WiMAXは「自分はちゃんと3年間契約を継続していられる」という自信のある方にはお勧めできるプロバイダですが、そうでない方はWiMAX2+で絶対に失敗させないプロバイダ徹底比較とプロバイダランキングでの比較結果よりお勧めできるプロバイダにしておく方が無難で失敗しません。
違約金の他に端末違約金もあるのでさらに注意が必要!
24ヶ月以内に解約する場合は、端末を返却する必要があります。
返却しないと違約金とは別で、残債期間×1,600円の端末違約金が発生します。
残債期間とはこの場合、24ヶ月まであと何ヶ月あるかということを意味しています。
たとえば15ヶ月間利用して解約する場合は残債期間は「24-15=9」で9ヶ月となるので、端末違約金は1600✕9=14,400円となります。
正直なところとても高い金額を払う必要が出てきます。しかも普通の違約金にプラスしてなので、24ヶ月以内に解約してしまうと30,000~68,400円ほど支払う必要が出てきます。
これを知ってしまうと、JP WiMAXで契約するのはリスクが高いと言わざるを得ません。
JP WiMAXで契約する場合は慎重に充分に考えてからにしましょう。
一応ですが、24ヶ月以降の解約では端末違約金は支払う必要がありませんし、端末を返却する必要もありません。ただし普通の違約金の方は支払わなければならないので注意が必要です。
JP WiMAXの場合、端末は24ヶ月以内はレンタル扱いになるため、このような仕様となっているようですね。
JP WiMAXは発送が遅いのにも注意!
JP WiMAXの紹介なのにだんだんと悪評の掲載が多くなってきましたが、事実なのでしょうがないですね。
JP WiMAXは発送が遅く1週間以上かかります。また、在庫状況によっては1か月以上待たされることもあります。そして、その間特に連絡がなかったりします。
WiMAXを契約する人の大きなニーズとして「契約後2,3日で届いて開通できる」というものがあります。固定回線よりも導入が簡単だから契約したのに、固定回線よりも開通が遅かったら何の意味もないですよね。
JP WiMAX、5月3日に契約したのにまだ連絡がないから問い合わせたら発送予定すら未定との事…調べたら6月になるとか、3月から待ってる人がいるだとか、めっちゃ待たされてるツイートだらけで不安になってきた。
WiFi無いのめっちゃ不便なんだけど…— ゆーこ (@uco) May 10, 2019
jp wimax
4月頭に契約して5/13現在届かない。
流石に待ちきれないのでキャンセルしました。最新の端末W06の発送はまだ未定と言われましたので、お急ぎの方はご注意を・・
とりあえずtry wimaxでしのごう— 澤田憲一 (@4oGu535wd1YywHu) May 13, 2019
JPWiMAXは詐欺!即日発送を謳い文句にしてるくせに1カ月も送ってこなかった 諦めて他のWiMAXにしたわ 消費者センターに通報してみた
月並みだけど自分が詐欺に引っ掛かるとは思わなかったわ— 恋する子豚 (@Q_Qkoisurupig) May 16, 2019
JP WiMAXはauスマートバリューが適用されない
auスマートバリューmineはauで契約したスマートフォンを持っている方がWiMAXを契約すると、auスマホの月額料金が毎月約1,000円安くなるというものです。
JP WiMAXはWiMAXですが、auスマートバリューmineが適用されません。
auスマホを持っている人は他のプロバイダで契約したほうが、確実に通信費合計の出費が減ります。
総評:JP WiMAXはどうなの?
確かに実質的な月額料金はとても安いです。WiMAXプロバイダの中でもトップクラスです。
しかし、それ以上に悪評が目立ちます。
JP WiMAXの評判を調べてみると、他のプロバイダよりもかなり多く見つかってしまうのが現状です。
現時点でおすすめできるかと聞かれれば、NOと答えざる負えません。
おすすめのプロバイダは現状
Broad WiMAX
、
So-net モバイル WiMAX2+
の2つです。
Broad WiMAXサービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
So-netのサービス内容詳細:「So-net」サービス内容・キャンペーン情報
キャンペーンが適用されるWeb限定「JP WiMAX」申し込み先はこちら
公式ページ:JP WiMAX