UQコミュニケーションズからWiMAXのルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX05」が2018年11月8日に発売されました。
これまで最新機種であったW05からは約10ヶ月ぶりの新機種です。
では、この新しい「WX05」というWiMAXルーターはどのような進化をしているのでしょうか?
W06、WX04、W05、W04などの他のWiMAXのルーターとの性能の違いはどれほどなのでしょうか?
はたして、ユーザーは契約時にこのルーターを選ぶべきなのかどうなのか?
見ていきましょう。
WX05よりも新しいWiMAXの新ルーター機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」が登場しました。
W06について詳しくは→Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ|スペック、新機能、進化した部分をご覧ください。WX05とW06との比較もこの記事で行っています。
目次
WX05の進化したところ、特徴
WX05の進化した部分、特徴
- WiMAXハイパワー対応
- 利用シーン別おまかせ一括設定
- 混み具合を確認できるWi-Fiビジュアルステータス
- ビームフォーミング機能
- Wウィング搭載クレードル
- ワンタイム機能の強化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
WiMAXハイパワー対応でより繋がりやすくなった
WX05では電波の届きにくい場所やエリアにおいてWiMAXハイパワーという機能を使い、送信パワーを強化し、従来よりも屋内でも繋がりやすくなり、通信速度も約20%改善されました。
従来のルーターでは家の中やビルなど屋内では、電波の入りを良くするためになるべく窓際に端末を置くのが常識でしたが、WX05はより部屋の内側でも電波をひろうことが可能になりました。
そのためより回線のつながりが安定し、通信速度も向上します。
利用シーン別の最適な端末設定がワンタッチ
WX05には利用シーン別に通信速度やバッテリーの設定を変更できる機能が追加されました。
個別の通信速度やバッテリー設定を、おまかせ一括設定で簡単に設定できる便利な機能です。
設定できる内容は以下の通り。
設定名称 | 内容 |
通信速度を優先 | 下り通信速度を最大にする。その分バッテリー消費は激しい。 |
スタンダード設定 | 通信速度とバッテリーのバランスをとる。 |
バッテリー持ちを優先 | CA(キャリアアグリゲーション)、WiMAXハイパワーをオフにし、CPU能力を下げるなどできる限りバッテリー消費を抑える。 |
デフォルト(おまかせ一括設定を利用しない) | おまかせ一括設定を使用しない。(デフォルト) |
バッテリー残量が少なく、消費を抑えたいときや、大容量データーをダウンロードする場合に一時的にルーターのパワーを最大出力にしたいときなどに、いちいち個別に速度やバッテリー、その他の設定をいじらずとも、ワンタッチで最適な設定に変更できるのは非常に便利です。
通信速度は以下の通り。
設定名称 |
通信速度 |
|
ハイスピードモード | ハイスピードプラスエリアモード | |
通信速度を優先 | 440Mbps | 440Mbps |
スタンダード設定 | 220Mbps | 370Mbps |
バッテリー持ちを優先 | 110Mbps | 150Mbps |
デフォルト(おまかせ一括設定を利用しない) | - | - |
周囲の空いているWi-Fiチャンネルを確認し混雑しない接続が可能に
周囲のWi-Fi使用状況(2.4Ghzのみ)をビジュアルに確認できる機能です。
通信速度が遅かったり、通信の応答性など、通信のパフォーマンスを向上させたい時に便利な機能です。
Wi-Fiは今やどこでも飛び交っています。そのため、「混雑しているチャンネル」や「空いているチャンネル」が存在します。
この機能ではビジュアルに画面に混雑状況が表示されるので、空いているチャンネルが一目瞭然になります。
ビームフォーミング機能とクレードルのWウィングアンテナでより繋がりやすく、通信速度が速くなる
WX05にはビームフォーミング機能が搭載されており、スマホやPC、タブレットなどWi-Fi接続している機器に向けて電波の指向性を高める機能で、最大約30%の通信速度の向上が見込めます。
また、W05のクレードルに搭載されているWウイングアンテナ機能により屋内でもより遠くの部屋にある機器にWi-Fiが届くようになります。
これら2つの機能を用いることで、WX05はこれまでのWiMAXルーターよりもより快適にインターネットが利用できるようになりました。
ワンタイム機能に便利な自動モード切り替え機能が追加
同じNECプラットフォームズ製の前機種「WX04」にも搭載されていたワンタイム機能。
このワンタイム機能はハイスピードプラスエリアモードの意図しない使いすぎを防いでくれる便利な機能でした。
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WX05にもこの機能は当然搭載されているのですが、WX04よりも便利な機能が追加されました。
WX05ではWX04の時の機能に加えて、ハイスピードプラスエリアモードでの通信量の制限を自身で設定でき、その設定した値に達した時にハイスピードプラスエリアモードを強制定期に通常のハイスピードモードに切り替えてくれるという機能が追加されました。
ハイスピードプラスエリアモードは便利な通信モードなのですが、反面、通信量に関する厳しい制限があります。
WX05はそのリスクを自動で未然に防ぐことができるため、ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)が無料で使える3年契約プランを契約する場合にはとてもおすすめのルーターになります。
WX05のスペックをW05、WX04、W04と比較する
スペック比較表
機種名 | WX05 (3年プラン限定) |
WX04 (3年プラン限定) |
W05 | W04 |
デザイン | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
発売日 | 2018/11 | 2017/11 | 2018/1 | 2017/1 |
重さ | 128g | 128g | 131g | 140g |
大きさ | 約 W111 ×H62 ×D13.3mm | 約 W111 ×H62 ×W13.3mm | 約 W130 ×H55 ×D12.6mm | 約 W53 ×H130 ×D14.2mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic | Nano Ic | Micro Ic |
下り最大通信速度 | 440Mbps | 440Mbps | 558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
上り最大通信速度 | 30Mbps | 30Mbps | 75Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最大連続通信時間 | 8時間10分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
8時間6分 (ハイパフォーマンスモード) |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
13時間48分 (バッテリーセーブモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
|
8時間 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
9時間10分 (au 4G LTE) |
9時間10分 (au 4G LTE) |
|
最大連続待受時間 | 700時間 | 700時間 | 850時間 | 850時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
2,750mAh (取り外し可能) |
2,750mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最大接続台数 |
10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ | HUAWEI | HUAWEI |
WiMAXの新ルーター機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」が登場しました。
W06について詳しくは→Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ|スペック、新機能、進化した部分をご覧ください。WX05とW06との比較もこの記事で行っています。
スペックはWX04とほぼ変化なし
WX05は同じNECプラットフォームズ製のすでに発売されているWX04とスペック的にはほぼ変わりません。
通信速度も、バッテリー容量、Wi-Fi規格、最大接続台数など全く同じです。重さや寸法にいたっても全く同じというのは少し驚きです。
唯一異なるのは連続通信時間ですが、これもWX05の機能が強化されてほんの少し改善していますが、誤差の範囲内です。
やはりWX04と異なるのはスペックと言うよりも搭載されている機能とデザインということになります。
機能比較
WX04とWX05を比較して機能はWX05の方がより豊富に便利になっています。
WX05に追加された機能はこの記事の最初に掲載した通りです。
やはり、WX05はこれまでのWiMAXルーターよりも、より通信のパフォーマンスというところに着目して強化されている印象です。
いままで、WiMAXルーターには、屋内で電波が入りにくい部屋があったり、部屋をまたいだ通信の安定性が良くなかったりといった問題が少なからずありました。
しかし、WX05ではそれらの問題を追加された機能により改善しています。
見た目比較
WiMAXルーターの見た目を比較してみましょう。WiMAXのルーターは持ち運ぶものなので、選ぶときにはデザインも重要な要素となります。
WX05
WX04よりもシャープでスタイリッシュな印象になりました、からーもホワイトはそのままですが、ブルーからレッドに変更され、より男性向けのデザインになりました。
WX04
WX05よりも丸みのあるデザインです。WX04は若干分厚いのが特徴です。
W05
W05は横長で、持ったときの大きさはWX05やWX04のWXシリーズよりも大きく感じます。
デザインはすっきりとした印象で野暮ったさがなくシンプルで現代的です。
W04
W04はWiMAXルーターの中では珍しく縦型です。
丸みを帯びたデザインで他のWiMAXルーターよりも柔らかい印象です。
WX05の便利な機能
推移データ表示(データ通信量)
最大3日間のデータ通信量を累計グラフで表示する機能です。
日々の使い方によるデータ通信料の目安を把握することができます
推移データ表示(電池残量)
最大5時間の電池残量推移を表示することで電池の目安を確認す
電波インジゲータ
WiMAX2+の電波が強い場所を探せる機能です。
棒グラフで受信電波の強さを表していてビジュアルに分かりやすくなっています。
クイックメニューに配置しているため、直ぐに確認が可能。
ルーター設定引き継ぎ機能
WX05に買い替え前のルーターのWi-Fi設定(SSID、暗号化モード
Wi-
パソコンやスマホの台数が多い場合は非常に簡単に移行が可能で便利な機能です。
節電設定が充実
切り忘れ防止機能
接続Wi-Fi機器であっても60分無操作の場
スケジュール機能
ライフスタイルに合わせて時間を設定できる機能です。
設定した時間帯は「電源オフ状態」になります。
デフォルト状態では22時-6時の設定になっています。
自動省電力機能
接続Wi-Fi機器の通信が10分間ない場合
デフォルト状態では休止状態に移行するようになっています。
WX05のクレードルについて
クレードルの基本機能
WX05のクレードルも他のWiMAXルーターのクレードルと同様の機能を有しています。
クレードルの基本機能
- 充電スタンド
- 有線LAN接続機能
基本的には充電スタンドとしての
クレードルは後ろ側にLANケーブルを差し込み口があり、無線LAN機能の無いパソコンなどに有線LAN接続することが可能になります。
クレードルの機能に関して詳しくは以下の記事をご覧ください。
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クレードルって何?WiMAXの充電器?機能やメリットをまとめました
目次1 クレードルとはなんだろう?2 クレードルとは?3 クレードルを利用すると得られるメリット3.1 メリット1:WiMAXでも有線LAN接続できるようになる3.2 メリット2:WiM ...
続きを見る
WX05のクレードル特有の機能
WX05のクレードルはすでに紹介した、Wウイングアンテナ機能が搭載されいます。
WX05単体よりもクレードルにセットした時のほうが、よりWi-Fiの電波が届きやすくなります。
WX05についての意見・感想・口コミ・評判
WiMAXの更新月が近づいてきたので契約先から連絡が来た。今度の端末はWX05。ちょっと気になるHUAWEI製のルーターから離れるのは何となく安心感。でも実はHWD15を全力で使い続けていてW04すらピカピカの状態。なんだか手元に新旧のルーターがゴロゴロしてる。
— B-BOY k-one (@BBOYkone) February 4, 2019
wimaxの機器,w06が光ファイバー超えたとかなんとかで話題だけど,結局wx05にしました.プロバイダーは安そうで機種変更サービスもあるらしいsonetにしました.機種変はUQのページでやるみたいなのでどのプロバイダでもできそうだけど,よくわからない.
— HARAKIRINinja (@C_LazyLIFE) February 4, 2019
WiMAXをw04からwx05に切り替えようか悩み中
ビームフォーミングがよさそうだしnec製っていうのがいい
最新はw06で下り速度が1ギガビット越えらしいけど、HUAWEI製っていうのがなぁ。。— たくみ (@takumiiiin) February 3, 2019
使用中のインターネットの速度は: 17Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/PHcFrfgkQb
wx05
自宅では、だいだい15~17ぐらい出ます。
これぐらいでれば、まあ問題はない。
街中だと、35~45ぐらい出る感じです。— oekaki (@kittysuki) February 3, 2019
wimaxの端末,wx02からwx05に変わったけど,思ったよりいい感じ.少しゴツくなったけど,時刻見れるのは嬉しい
— のんたん (@nontan_univ) January 25, 2019
きたああああああああWX02からWX05へジョブチェンジ!!!!できた!!! pic.twitter.com/J6j4XdyVLR
— 桜望❀有珠香@新『絵描き向上研究所/ディスコ版』固定ツイ (@ask_skrmchi6o6) April 7, 2018
WX05が契約時に選べるおすすめプロバイダ
とくとくBB
キャッシュバック込みでとにかく安いプロバイダです。キャッシュバックを受け取れないと、最も月額料金が高いプロバイダになってしまうので、注意して契約しましょう。
月額料金料金 | ||||
プラン | 利用開始月 | 1~2ヶ月目 | 3~24ヶ月目 | 25ヶ月目~ |
ギガ放題(無制限) | 3,609円の日割り | 3,609円 | 4,263円 | 4,263円 |
通常(7GB) | 3,609円の日割り | 3,609円 | 3,609円 | 3,609円 |
- 「W05」・・・2年プラン:34,050円、3年プラン:42,000円
- 「W04」・・・2年プラン:34,050円
- 「WX04」・・・3年プランでクレードルセットの場合のみ:41,000円
- 「HOME L01s」・・・2年プラン:31,500円、3年プラン:38,000円
Broad WiMAX
キャッシュバックがなく、その代わり月額料金割引キャンペーンを行っているプロバイダです。
月額料金の総額はキャッシュバックのあるプロバイダよりも少し高くなってしまいますが、その分キャッシュバックが受け取れないというリスクを回避することができます。
月額料金割引キャンペーンに力を入れているプロバイダの中では特におすすめのプロバイダです。
月額料金料金 | ||||
プラン | 利用開始月 | 1~2ヶ月目 | 3~24ヶ月目 | 25ヶ月目~ |
ギガ放題(無制限) | 2,726円の日割り | 2,726円 | 3,411円 | 4,011円 |
通常(7GB) | 2,726円の日割り | 2,726円 | 2,726円 | 3,326円 |
なし(0円)
So-net
So-netもキャッシュバックがなく、その代わり月額料金割引キャンペーンを行っているプロバイダです。
月額料金の総額はキャッシュバックのあるプロバイダよりも少し高くなってしまいますが、その分キャッシュバックが受け取れないというリスクを回避することができます。
現在サポートオプション12ヶ月無料キャンペーンも行っており、サポートオプション込みの価格は最安です。
老舗プロバイダなので安心感もあります。
月額料金料金 | |||
プラン | 利用開始月 | 1~36月目 | 37ヶ月目~ |
ギガ放題(無制限) | 0円 | 3,380円 | 4,379円 |
通常(7GB) | 0円 | 2,780円 | 3,695円 |
なし(0円)
BIGLOBE
キャッシュバック受け取り忘れがしにくく、老舗プロバイダで有ることも安心感があります。
WX05をお得に契約する方法とその手順
ここまでWX05の情報をまとめました。
ではおすすめルーターである「WX05」をお得に契約するにはどうしたらよいでしょうか?
ここからはプロバイダのお得な契約方法とその手順を解説します。
1.プロバイダを選ぶ前にプランを選ぼう
お得なプロバイダと契約するにはまず、WiMAXのプランを選びましょう。
迷ったらギガ放題プランがおすすめです。
WiMAXの2つプラン概要
WiMAXのプランには大きく分けて、
- ひと月のデータ使用量が7GBまでのプラン(ここでは分かりやすく「7GBプラン」と呼びます)
- ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2つのプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」にすべし
- 7GBプラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
「7GBプラン」は料金に比べて使えるデータ量が少なくコスパがとても悪いです。
現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「7GBプラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は3,200円程になります。
「7GBプラン」もキャンペーンにより安くなるプロバイダが多く実質料金は2,800円程になりますが、それでも7GBしか使えないのは容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いと言わざるおえません。
データ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」の方が圧倒的にコスパが良いです。
WiMAXを契約するならギガ放題プランにするべきです。
2.プロバイダを選ぶ比較ポイントを知る
よいプロバイダを選ぶのに重要なポイントは以下の3点。
- WiMAXの実質料金・価格(キャッシュバック込み)の安さ
- プロバイダの信頼性
- サポート体制の充実度
どうせWiMAXを使うなら、なるべく安い方が良いですよね。
ですが、その「安い」というのはすこしからくりがあって、以下で記述したように最安だけに注目してプロバイダを選んだら後悔する可能性があります。
そのため、できる限り失敗しない・損しない(プロバイダの信頼性)ことも重要になってきます。
3.おすすめのプロバイダ2選
現在おすすめなプロバイダはBroad WiMAXとSo-netの2社です。
なぜこの2社なのかというと、
一言で言うと「料金体系がシンプルで失敗しづらい」からです。
WiMAXに限らずインターネット回線系の契約ってキャッシュバックがあるのが基本ですよね。
ですが、キャッシュバックって受け取りにくくて、忘れてしまい、多くの人が取得できてないって知ってました?
参考:WiMAX2+のキャッシュバックが0円に!?お得そうなプロバイダには注意が必要!
現実的に20~30%の人しかキャッシュバックをもらえていない事実があります。
そのため多くの人は高い月額料金でWiMAXを使っているのです。
ところが、Broad WiMAXとSo-netはキャッシュバックが0円なんです。
その代わりに月額料金が大幅に割引されていて、キャッシュバックのあるプロバイダとほぼ同等の安さで使えてしまうんです。
月額料金割引なのでキャッシュバックのように受け取れず高い料金を払い続けるという心配もありません。
何もしなくても、必ず誰でも割引された料金・価格でWiMAXを使い続けられます。
こういう意味で現在はBroad WiMAXとSo-netが最もおすすめのプロバイダなのです。
そして、特にBroad WiMAX発想の速さも売りの一つです。
So-netもほとんどの場合契約の翌日か翌々日には発送されるので、プロバイダ公式の表記よりは速く届きます。
4.WiMAXプロバイダの実質料金・価格を比較
詳しい料金やキャッシュバックは絶対に失敗しないWiMAXプロバイダ比較とおすすめ6選を見て欲しいのですが。
参考までに、月額料金ともらえるキャッシュバックを考慮した、プロバイダ毎の料金の総額と1ヶ月の実質価格を表にして紹介します。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

この比較表をグラフにすると以下のようになります。
安さだけで見たらとくとくBBやNiftyがよいのですが、どちらもキャッシュバック有りプロバイダです。
上記の通り、キャッシュバックには注意が必要です。
この上の表からキャッシュバックがないのはSo-netとBroad WiMAXのみです。
5.サポート体制を比較する
WiMAXプロバイダを選ぶ際に案外見落としがちなのがサポートオプションです。
WiMAXルーターが故障した際に無料で交換できるサポートオプションの料金と内容が重要です。
こういったサポートには加入しない人もいると思います。そういう人はここの内容は無視してかまいません。
しかし、ルーターの故障などが心配な人はぜひ読んでください。
プロバイダ毎のサポートオプションの料金とその内容一覧です。
So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
450円(12ヶ月無料、故障・破損・水濡れ対象、その他) |
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)![]() ![]() |
550円(故障・破損・水濡れ対象) |
GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
300円(故障・破損のみ対象)、500円(水濡れも対象) |
JP WiMAX | 550円(破損・不具合以外の対象不明) |
BIGLOBE WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
なし |
@nifty WiMAX | なし |
DTI WiMAX2+![]() ![]() |
300円(2ヶ月無料、故障・破損のみ対象)、500円(水濡れも対象) |
カシモWIMAX![]() ![]() |
300円(故障・破損のみ対象) |

どのプロバイダも似ていますが、So-netは特に対象範囲も広さと料金のバランスが一番よいです。
Broad WiMAXも少し高いですが、対象範囲は充分です。
水濡れが対象になっていないサポートは万一のことを考えると心配です。
なので、もしもサポートオプションに加入する人はなるべく対象範囲の広いものにするべきです。
そういった意味ではSo-netが一番おすすめできます。
So-netはサポートオプションが12ヶ月無料になるキャンペーンを実施中です。サポートはSo-netがダントツでよいと言って良いでしょう。
6.結論:「WX05」をお得に契約するなら
ギガ放題プランで「Broad WiMAX」か「So-net」がおすすめです。
ただし、キャッシュバックで選ぶなら「とくとくBB」が圧倒的に安くなります。キャッシュバックの受け取りは難は有りますが、きちんと受け取れればとてもお得な特典です。
Broad WiMAXとSo-netの契約レポート・体験談、ルーターの紹介もあります
Broad WiMAXとSo-netで契約した時の体験談をまとめた記事があります。
最新機種のWX05のレポートではありませんが、基本的な所は変わりません。
ルーター選び、プロバイダ選びの参考にしてください。
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まとめ|WX05はこんなルーター
いかがでしたでしょうか。
WX05の情報についてまとめました。
WX05はWX04の正統進化版ですが、スペック自体はほぼ変わらず、新機能が追加されているアップグレード版と呼んだ方が正しいかもしれません。
3年契約プラン限定のルーターなのもWX04と変わらないところです。
そのため、3年契約プランのお得ポイントである「ハイスピードプラスエリアモード無料」に関して、ハイスピードプラスエリアモードの欠点を補うような機能が搭載されています。
WX05はWX04よりも機能面が充実し、通信のパフォーマンスが上がり、そして安心して使えるようになっています。
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WiMAXルーター最新機種比較!2020年おすすめ端末はWX06,W06,WX05の内どれ?
WiMAX(ワイマックス)・WiMAX2+のルーターはどれを選んだらいいのでしょうか? 通信速度が速ければいいのか?バッテリー容量がたくさんあればいいのか? 公式のページやプロバイダの機種紹介を見ても ...
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