クレジットカードがない、クレジットカードの毎月の限度額が気になるなどの理由でWiMAXは口座振替にしたいと思っていませんか?
WiMAXではクレジットカードの支払いで契約することが一般的ですが、口座振替で契約できるプロバイダも少ないながら存在します。
この記事ではWiMAX契約で口座振替による支払いが可能なプロバイダを紹介します。
目次
口座振替で支払いが可能なWiMAXプロバイダ
現在WiMAXで口座振替で契約できるプロバイダは
の3社のみ。
このうち口座振替で契約するのにおすすめなのは圧倒的にBIGLOBEです。
その理由をこれからお話しします。
口座振替ならBIGLOBEが一番料金が安くなるためおすすめ
口座振替できるプロバイダの中でBIGLOBEがトータル金額が一番安くなるためおすすめです。
上記の3社の契約したときにかかるトータルの金額を比較した表が以下のものになります。
口座振替で契約した場合の3年間の合計金額と1か月の実質料金(ギガ放題)
わかりやすく料金が安い順に並べています。キャッシュバックを考慮した3年間のトータルの費用で計算しています。
※3年間の合計金額=月額料金+事務手数料+端末代-キャッシュバック
プロバイダ名 | 1か月の実質料金 | 3年間の合計金額 |
BIGLOBE WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,980円 | 149,110円 |
Broad WiMAX![]() ![]() ![]() ![]() |
4,103円 | 151,846円 |
UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,135円 | 153,008円 |

通常プランの場合すべてのプロバイダでギガ放題よりも料金が安くなりますが、順位の変動はありません。BIGLOBEが一番安いままとなります。
WiMAXで重要なのは月額料金の安さ
WiMAXはプロバイダ毎に通信速度やエリアなどの違いはありません。
異なるのは「月額料金」と「サポートの種類」、「取り揃えているルーターの種類」です。
この中で一番重要なのは月額料金です。
プロバイダ毎にサービスの質は同じなのでできれば安いほうが良いですよね。
そのため、口座振替で契約する場合はBIGLOBEが一番おすすめとなります。
BIGLOBEはサポートオプションに加入できないのが唯一のデメリット
ただしBIGLOBEにも欠点が一つあります。
それはサポートオプションがないというところです。
ルーターが紛失したり故障した場合に無料で端末を交換してもらえる「安心サポート」というどのプロバイダにもあるようなサポートオプションがBIGLOBEにはありません。
もしもサポートオプションが必要な場合はBIGLOBEは選択肢に入れることができないということを覚えておきましょう。
サポートオプションに加入する場合は2番目に料金の安いBroad WiMAXがおすすめとなります。
口座振替の場合UQ WiMAX、Broad WiMAXは料金が高くなるためおすすめできない
Broad WiMAXのデメリット
Broad WiMAXで口座振替した場合、初期費用の割引キャンペーンが受けられません。
初期費用は18,857円でクレジットカード支払いで契約した場合はこれが0円になります。
Broad WiMAX自体は月額料金が安くおすすめなプロバイダなのですが、口座振替の場合はこのデメリットが大きく、トータル金額はBIGLOBEのほうが安くなります。
UQ WiMAXのデメリット
UQ WiMAXは口座振替の手数料がかかりません。
この点はメリットなのですが、いかんせん元の月額料金がたかいため、BIGLOBEがたとえ手数料200円毎月とられるとしても、BIGLOBEのほうがUQ WiMAXより安くなるため、UQ WiMAXをおすすめすることはできません。
口座振替で選ぶべきWiMAXプロバイダは
基本的にはBIGLOBEにしておけば間違いないです。口座振替で契約できるプロバイダの中で一番トータル金額が安くなるためおすすめです。
ただし、サポートオプションにどうしても加入したい人だけはBroad WiMAXを選ぶことをおすすめします。
BIGLOBEにはサポートオプションがないため、加入したくてもできません。
BIGLOBE公式:
BIGLOBE WiMAX2+
BIGLOBEのサービス詳細:「BIGLOBE」サービス内容・キャンペーン情報まとめ
Broad WiMAX公式:
Broad WiMAX
Broad WiMAXのサービス詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報まとめ
口座振替支払いで契約する前に知っておくべきこと
口座振替ではクレジットカードで支払う場合に比べてデメリットになる要素がいくつかあるので契約前には必ず知っておいてください。
口座振替の契約手順(流れ)
口座振替ではクレジットカードで契約するよりも手順が多くなります。
ネットで契約するまではクレジットカードと同じですが、その後にプロバイダから送られてくる預金口座振替依頼書や自動払込利用申込書などの書類に必要事項を記入し返送しなければなりません。
UQ WiMAXの場合はそれに加えて本人確認書類のコピーも必要になります。
クレジットカードの場合はこのような作業はありません。契約してルーターが送られてきたら利用開始できます。
口座振替の場合は書類が送られてきてそれを返送し、それをプロバイダ側で確認して処理するといった流れがあるので利用開始までに時間がかかります。
クレジットカードよりも契約に日数がかかる
具体的にどれくらい時間がかかるかというと、書類を郵送する関係上WiMAXを利用開始できるのが契約から約2週間後となります。
そして口座振替がなされるようになるまで1~2ヶ月かかります。
なぜこれほど日数がかかるかというと、審査があるからです。支払い能力があるのか審査されます。
プロバイダでの審査に加えて、口座振替先の金融機関でも審査及び振替手続きが必要になるためこれくらいの時間がかかるのです。
クレジットカードの場合はほとんど審査はありません。
口座振替の審査について
審査はある程度時間がかかりますが、落ちることはほどんどないので安心してください。
ただし、スマホ料金を滞納していたり、各種ローンがたくさんあったりする人はもしかしたら落ちる可能性があるのでその心づもりは持っておいたほうが良いです。
もし心配でも審査はクレジットカードを作るほどは厳しくないので、契約前に断念せずとりあえずトライしてみることをおすすめします。
口座振替はほとんどの金融機関が対応している
口座振替できる銀行が限られているかもしれないと心配になるかもしれませんが安心してください。
口座振替できる金融機関はゆうちょ銀行をはじめ、地方銀行、都市銀行、信用金庫、ネットバンク(銀行)などほとんどが対応しています。
WiMAXの契約プランと機種の決め方
WiMAXを契約するためにはプランとルーターの機種を決めなければいけません。
ここではおすすめの「1.プラン」と「2.ルーターの機種」を紹介します。
1.おすすめのプランについて
お得なプロバイダと契約するにはまず、WiMAXのプランを選びましょう。
迷ったらギガ放題プランがおすすめです。
WiMAXの2つプラン概要
WiMAXのプランには大きく分けて、
- ひと月のデータ使用量が7GBまでのプラン(ここでは分かりやすく「7GBプラン」と呼びます)
- ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2つのプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」にすべし
- 7GBプラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
「7GBプラン」は料金に比べて使えるデータ量が少なくコスパがとても悪いです。
現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「7GBプラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は3,200円程になります。
「7GBプラン」もキャンペーンにより安くなるプロバイダが多く実質料金は2,800円程になりますが、それでも7GBしか使えないのは容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いと言わざるおえません。
参考までにデータ容量7GBでできることは以下の通りです。
動画視聴 | 約4.5時間 |
ホームページ閲覧 | 約7,200ページ(サイトにより前後します) |
メールの送受信 | 約268万通 |
音楽のダウンロードおよびストリーミング | 約250曲 |
動画を見たり、SNSで写真や動画をアップロードするなど、ある程度ネットを使う人は、ギガ放題プランにすることをおすすめします。
反対に、動画をほとんど見ないという人は通常プランのほうが料金的にお得です。通常プランを最初に選んでも、後から月ごとに通常プランとギガ放題プランを切り替えることもできます。
ただし切り替えた場合はキャンペーンを受けられないデメリットもあるので注意は必要です。
2.おすすめのルーターの機種について
おすすめのルーターの機種は現時点では「WX05」です。
わずかな差ですが時点で「W06」がおすすめです。
この2つ以外の機種は性能的に見劣りするので選ぶ理由はありません。
WX05について
現在、最もおすすめなWiMAXルーターはWX05(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT WX05)です。
おすすめポイントは以下の通り。
WX05のおすすめポイント
- バッテリー持ちがWiMAXルーターの中で一番良い
- 通信速度も実用上はほぼ最速
- ハイスピードプラスエリアモードを使わないエリアでは自動でハイスピードモードに切り替わる
- WiMAXハイパワー機能により通信のパフォーマンスが向上
- その他スペックも高い
WX05は現在のWiMAXルーター端末としては準最新機種で、全てのスペックが高水準です。
W06と比べると端末のカタログスペックでは負けていますが、実際に使ってい見ると実測値はほとんど差がありません。体感でスピードの違いを感じることはまずできないほどです。
通信速度もWX05は最速で使用することができます。
特にバッテリーの持ちは全機種ナンバーワンです。ワンタッチで行える「おまかせ一括設定」でバッテリーと通信速度のバランスを簡単に切り替えられます。
WX05ならば「ハイスピードプラスエリアモード」を使い終わったら、自動的に「ハイスピードモード」に切り替わる「ワンタイム」機能を実装されています。モードの切り戻し忘れを防いでくれます。
ハイスピードプラスエリアモードってなに?という人はこちら→ハイスピードプラスエリアモードとは?注意点、規制、解除方法などを解説、WiMAXのLTEオプションの重要な話
また、自身で設定した通信量に達すると自動で「ハイスピードプラスエリアモード」から「ハイスピードモード」に切り替えてくれる機能も搭載されています。
また、WiMAXハイパワーに対応し、通信速度と電波のキャッチ力が向上しました。
ルーターとしてのその他の性能もWXシリーズの最新機種だけあって超高水準です。
一日中外でインターネットを利用する必要がある人やバッテリー容量に余裕が欲しいという人にはぴったりのWiMAXルーターとなります。
WX05はNEC製ということで日本製を重視する方はWX05が最適な選択となります。
-
-
Speed Wi-Fi NEXT WX05の全まとめ|WX04,W06,W05との違い、スペック、新機能
UQコミュニケーションズからWiMAXのルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX05」が2018年11月8日に発売されました。 これまで最新機種であったW05からは約10ヶ月ぶりの新機種です。 ...
続きを見る
W06について
もう一つのおすすめなWiMAXルーターはW06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT W06)です。
おすすめポイントは以下の通り。
W06の進化した部分、特徴
- 下り最大867Mbps!USB接続時には下り最大1.2Gbpsの超高速を達成
- 高性能ハイモードアンテナ搭載、Wi-Fi TXビームフォーミング機能で通信性能向上
- 丸みがあり持ちやすいデザイン
- 通信モード自動切り替え機能
Wシリーズの一番新しいルーター端末であるため、過去の機種よりもスペックが高く、特に通信速度は一番速いです。
下り(ダウンロード)のみならず、上り(アップロード)速度も現行機種の中では一番速いため、画像や動画のアップロードを頻繁に行う「ビジネス作業」や「SNS(Instagram、Twitter、LINE、Facebook)」にも最適のルーターとなっています。
ただし、体感で速度が他のルーターと劇的に変わるかというとそうでもなく、実測値もあまり変わりません。あくまで最速ではありますが、実用上の違いは少しだけだとと思っておいたほうが良いです。
外で持ち運ぶことの多いモバイルルーターで重要な「バッテリー持ち」ですが、W06はWX05に比べると劣りますが、1日外で使う分には充分なバッテリー容量となっています。
基本的にWiMAXルーターは見た目がシンプルで誰が持っていても不自然ではないですが、W06もその流れを受け継いでおり、シンプルですっきりとした見た目なため、男女問わずどんな人にもおすすめできます。また、丸みのある形状のため、角が手に当たらないので持ちやすいです。
WX05にも搭載されているハイスピートプラスエリアモードの切り替え機能がWシリーズの最新機種W06に搭載されました。W05までの機種ではありませんでした。
W06はHuawei製ということで、今問題になっている会社の製品なので、少し不安は残ります。
-
-
Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ|WX05,W05との違い、スペック、新機能
WiMAXのモバイルWi-FiルーターのWシリーズの最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」が2019年1月24日に発売されました。UQWiMAX及び各プロバイダで取り扱いが開始しています ...
続きを見る
WX05とW06のスペック(性能)比較
表が横幅に収まりきらない場合、横にスクロールできます
機種名 | W06 | WX05 |
デザイン | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
発売日 | 2019/1 | 2018/11 |
重さ | 125g | 128g |
大きさ | W128 ×H64 ×D11.9mm | W111 ×H62 ×D13.3mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時867Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 |
最大連続通信時間 | 7時間10分 (ハイパフォーマンス) |
8時間10分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
11時間40分 (バッテリーセーブ) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
|
10時間 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
|
最大連続待受時間 | 800時間 | 700時間 |
バッテリー容量 | 3,000mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 |
最大接続台数 |
16台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
ルーター全機種の比較はこちら
ここではWX05とW06について紹介しましたが、ほかの機種も含めて現時点のWiMAXのルーターを全て比較してみたい人は以下の記事をご覧ください。
-
-
WiMAXルーター最新機種比較!2020年おすすめ端末はWX06,W06,WX05の内どれ?
WiMAX(ワイマックス)・WiMAX2+のルーターはどれを選んだらいいのでしょうか? 通信速度が速ければいいのか?バッテリー容量がたくさんあればいいのか? 公式のページやプロバイダの機種紹介を見ても ...
続きを見る
まとめ
何かしらの理由でWiMAXをクレジットカード支払いできない人にとっては口座振替支払いできるのはうれしいことです。
しかし、口座振替ではクレジットカードに比べて少しデメリットもあるのでそれは承知しておいたほうが良いです。
口座振替で契約する場合は以下の組み合わせで契約するとよいでしょう。
口座振替で契約する場合のおすすめな組み合わせ
1.プロバイダ
口座振替でおすすめなプロバイダは
BIGLOBE WiMAX2+
もしもサポートオプションに加入したいという人は
Broad WiMAX
2.プラン
選ぶべきプランは「ギガ放題」がおすすめです。
3.ルーター
クレジットカード支払いも含めてWiMAXの契約を検討したい人は↓の記事をご覧ください。