今や2000万回線を突破したWiMAXですが、今までもこれからもWiMAXを契約しようか迷っている人の最大の悩みの1つは、
「WiMAXが自分の使いたい場所で使えるか」ということです。
つまり、WiMAXのエリアがどれくらいの範囲まで届くのかが知りたいはずです。
この記事では「契約前のエリア確認方法」「人口カバー率」「地方でつながるかどうか」「プロバイダによるエリアの違いはあるか」「エリアの拡大予定はあるのか」などWiMAXのエリアについての皆さんが疑問に思っているであろうことをすべて解決します。
目次
WiMAXのエリア範囲ってどれくらいなの?
現在WiMAXのエリアは日本全国で使えます。人口カバー率は95%以上です。
WiMAXは現在もエリア拡大を行っており、近い将来スマホキャリアと同等の99%に達するでしょう。
今はまだ、地方に行くと使えないケースがあります。
そういう時に補助としてエリアを拡充するためWiMAXのルーターはau 4G LTE回線が利用できるようになっています(要LTEオプション)。この場合は人口カバー率99%以上になります。
補足:WiMAXの3つの回線
WiMAX(というサービス)には3つの回線があります。
WiMAX回線
WiMAX(サービス名)の一番最初に使えた回線です。現在はこの回線の契約はできないようになっています。
現在は順次、次に説明するWiMAX2+回線に置き換えられていき、速度は13.3Mbpsまで低下しています。
WiMAX2+回線
現在のWiMAX(サービス名)の主回線。旧WiMAX回線の通信速度向上を図るために新しく施設された回線で、通信速度は通常時で440Mbpsまで向上しています。
現在新規にWiMAXを契約する際はこの回線を使うことになります。
ただし、一番最初に示したとおり、人口カバー率で言えばまだ完全ではありません。
au 4G LTE回線
WiMAX2+のエリアを補助する回線です。ハイスピードプラスエリアモードで利用することができる。
このモードは利用した月に基本料金とは別で1,005円の追加料金がかかるため利用する際は慎重にする必要がある。
WiMAXは北海道や沖縄県などの地方でも繋がるの?
WiMAXは地方では都市部よりも繋がらない可能性が高くなります。
北海道や沖縄県などその他地方でも人口の多い都市部では東京や大阪などの大都市と同じように使えますが、人口の少ない地域ではまだ利用できない場所も多いみたいです。
WiMAX2+回線は現在進行形でエリア拡大中(UQWiMAX公式:エリア拡充速報)ですが、まだまだ、地方の利用人口が少ない地域ではインフラの施設が追いついていません。
そのため、地方ではサービスエリア外の場所やサービスエリア内であってもうまく繋がらないケースがあります。
WiMAXのエリアを確認する方法
WiMAX(WiMAX2+)は無線通信な為、電波が届かないところでは、どうあがいても使いものになりません。
地下鉄のような普通なら電波の届かないところにも、駅構内にアンテナを設置し地下鉄の列車に乗っている最中でも使えるようになっています。
しかし山間部や離島など都市から離れれば離れるほど、アンテナ数も減り、つながりにくい、もしくはつながらないエリアがまだまだ存在します。
あなたの生活範囲ではどうでしょうか?
もしくは旅行や出張の時に使えるでしょうか?
自分がWiMAX(WiMAX2+)を使いそうな場所でつながるかどうかは「UQ WiMAX」の公式ページにある「サービスエリアマップ」と「ピンポイントエリア判定」使いましょう。
サービスエリアマップ・ピンポイントエリア判定→https://www.uqwimax.jp/area/wimax/
サービスエリアマップの使い方
サービスエリアマップではこのような画面↓から都道府県を選ぶことによってWiMAX、WiMAX2+、au 4G LTEのエリアが色づけされた地図を見ることができます。
この画像はWiMAX2+の場合です。画像の上の方にタブでWiMAX回線、WiMAX2+回線、au 4G LTE回線をそれぞれ選ぶことができます。
試しにWiMAX2+のタブで都道府県(ここでは東京)を選んでみると↓
このように地図に色づけされ、さらに通常時最高速の440Mbps対応のエリア、WiMAX2+の対応エリア、拡大予定のエリアの三色に色分けされて表示されます。
これで大まかにどの範囲でWiMAX(WiMAX2+)が使えるかが分かります。
ピンポイントエリア判定の使い方
ピンポイントエリア判定では、その名の通りピンポイントで住所を絞り込んでいくことによって、その住所の場所でWiMAX(WiMAX2+)が使えるかどうか「〇、△、×」の3段階で判定してくれます。
このような画面から↓県、市、町・村とどんどん絞り込んで選んでいくと、判定が出ます。
また、直接住所を入力することでも判定を出すことができます。
スマホの場合はGPSにより今いる場所で使えるかどうかの判定も行えます。
ピンポイントエリア判定で○だった人
判定に関してですが、「〇」の場合は問題なく使うことができます。
ただし、WiMAXはクーリングオフ対象なので、すぐに契約とはいきません。
もし契約してつながらなかった場合、判定が「〇」だったとしても、解約金が2万円ほどかかります。
この後詳細を説明しますが、WiMAXを契約する前に、お試しで2週間無料でWiMAXを使うことができる「Try WiMAX(トライワイマックス)」というサービスがUQWiMAXから提供されているので不安な方はこのサービスを利用してみましょう。
また、高層階・地下では判定が「〇」であっても、アンテナから電波が届きにくいので、そのような場所でWiMAXを利用することが多い方も「Try WiMAX(トライワイマックス)」を申し込むことをおすすめします。
その際は最新機種を選ぶことも重要です。
ピンポイントエリア判定で△だった人
「△」の場合は通信の安定性に多少難ありですが、使えるという判定です。「△」でも全く問題なく使えるケースもあります。
ただしやはり、本当に使えるか心配です。
判定で「△」だった場合は必ず「Try WiMAX」で試してから、契約することを強くおすすめします。
ピンポイントエリア判定で×だった人
「×」の場合は素直に諦めるのが良いでしょう。
もしもWiMAX2+が「×」でau 4G LTE「〇」の場合でも、au 4G LTEはそもそもハイスピードプラスエリアモードという月7GBまでしか使えないオプションなため満足なインターネット通信は望めないため契約はしない方が良いです。
もしもWiMAXのような無線インターネットを望むなら、回線品質は落ちますが、スマホキャリアの回線を使用している格安SIMやポケットWi-Fiを利用しましょう。
Try WiMAXを利用してWiMAX(WiMAX2+)を無料で試してみよう
上記の2つの方法で使えるかどうか見てみても、やっぱりつながるかどうか、本当のところ実際に使ってみるまで100%確信はできませんよね。
そこでUQ WiMAXでは「Try WiMAX」という無料で15日間WiMAX2+を試すことができるサービスを行っています。
このようなお試しサービスはスマホキャリアやY!mobile、格安SIM、その他のポケットWi-Fiではどこも行っていません。
Try WiMAXを活用し、15日間自分の使いそうな場所や使い方(動画を見てみる、画像や文章をアップロードしてみるなど)いろいろ試してみてください。
Try WiMAX:http://www.uqwimax.jp/signup/trywimax/
Try WiMAXには注意点もある(たとえば、15日以内に返却できなければ違約金が2万円かかるなど)ので、そこに関しては個別の解説記事をよんでいただいて、賢く失敗無くTry WiMAXを利用してください。
Try WiMAXの注意点など解説→契約前にWiMAX2+を試してみたい!そんなときはTry WiMAXを活用しよう
WiMAXのエリアってプロバイダによる違いはあるの?
WiMAXは代理販売を行うプロバイダがたくさん存在します。(So-net、GMO、BIGLOBE、Nifty、Broad WiMAXなど25社以上)
プロバイダからの申込みは料金的にお得なので、ほとんどの人はプロバイダからWiMAXを契約します。
しかし、あくまでプロバイダはWiMAXのサービスをUQWiMAXから借りて販売しているだけなので、利用する回線やルーターなどのインフラは全てUQWiMAXのものです。
そのためエリアもプロバイダ間では全く変わりません。
WiMAX2+回線のエリアの今後の拡大予定はある?
WiMAXは現在もWiMAX2+回線のエリア拡大を行っています。
エリア拡充速報
都市部以外の地方の山間部や田舎の町に回線を施設しアンテナ設置を行っています。
その様子を速報として公式で順次発表しています。
新しくエリア内になった場所の住所が細かく書かれています。
UQ WiMAX公式Twitterで実地報告
公式Twitterでも実際に通信を行った報告や拡大情報がつぶやかれることがあります。たまにチェックしてみるとよいでしょう。
https://twitter.com/UQ_WiMAX?lang=ja
WiMAX回線のエリアは縮小していく
WiMAX2+に回線が順次置き換えられていくため、旧WiMAXは2020年に完全に停波します。
参考:旧WiMAX回線が2020年に終了!?でも大丈夫!これからは完全にWiMAX 2+回線へ移行予定
旧WiMAX回線は今から契約する人は使うことができないので、停波になるとしても全く心配いりません。
昔からずっとWiMAXを使い続けているユーザー向けにWiMAX2+へ移行するキャンペーンが行われています。
WiMAXのエリアが圏外!対処法は?
WiMAXのエリア確認やピンポイントエリア判定で×だった場合は公式へエリア拡大の要望を出すことができます。
エリア要望を出す
現在のエリア状況に満足できない、もしくはこの地域にもWiMAXを整備してくれといった要望を公式へ出すことができます。
つながるエリアでも、電波が弱いなど、不満のある場合も同様に要望を出すことができます。
UQWiMAX公式エリア改善要望:https://www.uqwimax.jp/area/customer_voice/
地下鉄や地下街でWiMAXは使えるのかどうか?
WiMAXって地上では使えても地下では使えないのではないかと心配になっている人もいると思います。
結論だけを言うと地下でもWiMAXは使うことができます。
基本的にどこの地下鉄の構内や地下街でもWiMAXのアンテナが設置されています。
WiMAXが使える地下鉄・メトロの路線や地下街の調べ方などは以下の記事をご覧ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
WiMAXでは公式で詳しくエリアを確認することができます。しかも住所指定でその場所の電波状況が簡単に分かるようになっています。
そして、Try WiMAXで確実に自分の生活範囲内で使えるかどうか試すこともできます。
インターネット回線は長く使う物なので失敗するのはイヤですよね。
契約する前にはしっかりとエリアを調べ、実際に試してみてから考えましょう。
おすすめのプロバイダが知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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