
速い
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何でしょうか?
普段は通常モードであるハイスピードモード(WiMAX 2+)で問題ないですよね。
ではこの「ハイスピードプラスエリアモード」って何のためにあるのでしょうか?
「ハイスピードプラスエリアモードとは何か?」を超重要な注意点(リスク、欠点)もあわせて全て解説します。
また、勝手にあるいは間違えて、ハイスピードプラスエリアモードを使用してしまった場合の解除方法や無効にする方法も紹介します。
目次
ハイスピードプラスエリアモードとは何か?
ハイスピードプラスエリアモードは便利な補助回線
一言でいえば、「ハイスピードプラスエリアモード」はハイスピードモード(WiMAX 2+)の補助回線です。
WiMAX2+の電波が入らない所でもポケットWi-Fi(WiMAXのルーター)が使えるようにするためのモードです。
WiMAX2+は非常に優秀な回線ですが、スマホなどに使われる4G LTE回線よりも電波の届くエリアが少し狭いです。
そのため、田舎や山間部、僻地などではインターネットにつながらない場合があります。
そんな時にWiMAX2+よりもエリアの広い「au 4G LTE」回線を使用しネット接続を可能にするのが「ハイスピードプラスエリアモード」なのです。
au 4G LTEはその名の通りauの4G LTE回線のことです。
auの回線がWiMAXのルーターで使えるのも、WiMAXを提供しているUQWiMAXという会社がau(KDDI)の関連会社だからです。
【参考】WiMAX2+のエリアとau 4G LTEのエリアを比べてみるとこんな感じ
WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+からau 4G LTEに切り替えると大幅にエリアが広がる訳ではありませんが、画像の左側の山間部ではau 4G LTEの方がエリアが広いことが分かるはずです。
au 4G LTEは人口カバー率99%以上で人がいる場所ならばほぼ全ての場所で電波が届くようになっています。
800MHzのプラチナバンドという周波数帯で電波が「回り込む&すり抜ける」ため、あらゆる場所に届きやすいネット回線です。
速度は下り最大75Mbps、上り最大25MbpsとWiMAX2+の下り最大440Mbpsと比べると遅いですが、動画も見れますしあまり不便はありません。
旅行などで訪れたときに、いざというときにWiMAX2+が使えなくなることもあります。そういうときには便利なのがau 4G LTEを利用する「ハイスピードプラスエリアモード」というわけですね。
・・・・
・・・・
と、このように便利なハイスピードプラスエリアモードですが、いくつか超重要な注意点があります。
ハイスピードプラスエリアモードの注意点、リスク、制限について
ハイスピードプラスエリアモードには以下の4つの欠点があります。
- 無料じゃない(利用月に別途1,004円かかる)
- 7GBの通信制限が存在する
- 通信制限後のスピードが128kbpsしか出ない
- 通信制限はハイスピードモード(WiMAX2+回線)にも影響する
そのため利用する際には充分な注意が必要です。
1つ1つ説明していきます。
無料じゃない(利用した月に別料金1,004円が発生する)
ハイスピードプラスエリアモードは利用月に通常の月額料金とは別に1,004円の追加料金がかかります。
WiMAXの月額料金が実質でだいたい3,200円なので、約3分の1の料金が追加でかかることになります。
この追加料金は使った月に毎度かかります。一度支払っても月をまたいでしまうともう一度追加料金を支払う必要があります。
異なる月に数回使うだけで数千円かかるためなかなかな出費となります。
利用する際は、本当にWiMAX2+が圏外の時にしたほうが良いです。
ただし、後で解説しますが、ギガ放題の3年契約プランであれば、この追加料金が無料になります。
7GBの通信制限が存在する
ハイスピードプラスエリアモードで通信を7GB以上行うとその月は通信制限がかかってしまいます。
補助回線としてはエリア的にも速度的にも優秀なau 4G LTEですが、1月7GBまでしか使えないので、むやみやたらに使うのは避けた方が良いです。
通信制限後のスピードが128kbpsしか出ない
そして、通信制限がかかってしまった後の速度はというと、
なんと、128kbpsしか出ません。
下りで128kMbpsってどれくらいの速度だと思いますか?
めちゃくちゃ遅いです。
k(キロ)はM(メガ)の1,000分の1です。約1,000k(キロ)=1M(メガ)です。
M(メガ)はG(ギガ)の1,000分の1です。約1,000M(メガ)=1G(ギガ)です。
光回線で1Gとか2Gが最高速度でWiMAX2+のような無線通信では440Mbpsが最高速度です。
そう考えると128k(キロ)bpsは驚異的な遅さです。動画を見るのは厳しいです。。動画を見るには1Mbps以上は欲しいです。
ウェブサイト閲覧もできるでしょうが、読み込みがかなり遅く感じてイライラするでしょう。
メール送信やLINEものテキストを送るだけなら大丈夫ですが、画像やPDFなどを送るととても時間がかかります。
制限はハイスピードモード(WiMAX2+回線)にも影響する
そして、やっかいなことに「ハイスピードプラスエリアモード」の制限はなぜか「ハイスピードモード」にも影響します。
「ハイスピードモード(WiMAX2+回線)」はWiMAXルーターの通常のモードでギガ放題なら容量無制限でネット通信が行えます。
それなのに、「ハイスピードプラスエリアモード」で通信量が7GBを超してしまうと速度が128Mbpsになってしまう通信制限が「ハイスピードモード」にも適用されてしまいます。
この仕様はどうにかして欲しいものです。
ハイスピードプラスエリアモードはギガ放題の3年契約プランだと無料になる
ハイスピードプラスエリアモードは欠点として利用した月に1,004円の料金が、通常の月額料金に加えて発生します。
いざというときのためにはあった方が良いですが、7GBまでしか使えないのに結構な価格です。
この料金を支払うのは結構な出費となります。
そこで、WiMAXは3年契約プランという新しいプランを作りました。
3年契約プランは契約年数が3年になる代わりに、ハイスピードプラスエリアモードの料金が無料になるというプランです。
これはなかなかお得です。
現在はこのハイスピードプラスエリアモードの料金が無料になるということもあって3年契約プランを申し込む人が多くなっています。
ハイスピードプラスエリアモードを解除or規制・無効にする方法
上記のリスクを考えると、ハイスピードプラスエリアモードが必要ない時はすぐにでもこのモードを解除したいあるいは規制・無効にしたいと思うのではないでしょうか。
モードを変更せずにハイスピードプラスエリアモードを使い続けてしまうと、上記の厳しい通信制限に引っかかってしまいます。
あなたは、WiMAXを使っていたら勝手にハイスピードプラスエリアモードになってしまっていたことはありませんか?
あるいは間違えてハイスピードプラスエリアモードにしてしまったことはありませんか?
そんな人たちのために、
- ハイスピードプラスエリアモードを解除・切り替える方法
- ハイスピードプラスエリアモードに変更できないように規制・無効にする方法
を解説します。
ハイスピードプラスエリアモード解除方法・切り替え方法
ハイスピードプラスエリアモードを解除または切り替える方法は難しくありません。
ここではW05を例に解説します。他のWiMAXルーターでも方法は同じです。
ハイスピードプラスエリアモードとハイスピードモードを切り替える「通信モード設定」というものがあります。
ホーム画面から「設定」→「通信設定」→「通信モード設定」といくか、
ホーム画面にある「通信モード設定」を選択します。
そうすると以下のような画面が表示されます。
ここで、「ハイスピードプラスエリアモード」と「ハイスピードモード」を切り替えることができます。
この画像ではハイスピードプラスエリアモードになっています。
ハイスピードモードに変更するには、ハイスピードモードの所をタップして、
右上にあるチェックマークをタップします。
そうすると、「設定内容を適用中」の画面が出て、
これが消えればモード変更完了です。
ハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへ切り替わったことはホーム画面の左上にある、モード表示の文字で確認できます。
ハイスピードプラスエリアモード(表記:HS+A)から、

ハイスピードプラスエリアモードの表記
↓↓↓↓
ハイスピードモード(表記:HS)へ変更されています。

ハイスピードモードの表記
ハイスピードモードからハイスピードプラスエリアモードへ変更する場合はこの逆を行うだけです。
この場合は変更するときに以下のような注意が表示されます。
簡単には切り替えられないようにしているので親切ですね。
ハイスピードプラスエリアモードへの変更を規制・無効にする方法
WiMAXにはハイスピードプラスエリアモードへ間違ってモード変更してしまわないように、変更を規制することができます。
この方法は
- パソコン
- WiMAXルーター端末
が必要になります。
まず、パソコンから無効・規制設定を行いたいWiMAXルーターのWi-Fiへ接続してください。
そして、ブラウザを起動しアドレス入力欄に「http://speedwifi-next.home」と入力します。
そうすると以下のような画面が表示されます。
右側のログイン画面よりログインします。
ユーザー名は「admin」、パスワードはWiMAXルーターの背面にあるIMEIというところに書いてある番号の下5桁を入力してください。
ログインをクリックすると、このようにパスワードを強力にしろという注意が出ますがとりあえずは無視してかまいません。心配な人は長いパスワードに後で変更しておいてください。
ログインできたら、上部の「設定」タブをクリック。
そうするとこのような画面が出てきます。
画像のように「ハイスピードプラスエリアモード規制」のところをオンにして、「適用」をクリックすれば完了です。
これで、ルーター端末内のモード切替画面でハイスピードプラスエリアモードが表示されなくなります。
ハイスピードプラスエリアモードを利用するのにおすすめなWiMAXルーター
ハイスピードプラスエリアモードを利用する際におすすめなWiMAXルーターを紹介します。
重要なのはハイスピードプラスエリアモードに関する便利機能があるかどうかと単純なルーターのスペックです。
一押しルーターは「WX05」
現在、ハイスピードプラスエリアモードを利用する際の最もおすすめなWiMAXルーターはWX05(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT WX05)です。
おすすめポイントは以下の通り。
WX05のおすすめポイント
- ハイスピードプラスエリアモードを使わないエリアでは自動でハイスピードモードに切り替わる
- バッテリー持ちがWiMAXルーターの中で一番良い
- WiMAXハイパワー機能により通信のパフォーマンスが向上
- 通信速度も最速ではないが充分な性能
- その他スペックも高い
ハイスピードプラスエリアモードを使うにあたって、一番怖いのは通信制限に引っかかってしまうことです。
それもモードの切り替え忘れや、知らないうちにハイスピードプラスエリアモードになっていたりするのが心配です。
WX05ならば「ハイスピードプラスエリアモード」を使い終わったら、自動的に「ハイスピードモード」に切り替わる「ワンタイム」機能を実装されていて、モードの切り戻し忘れを防止してくれます。
また、WX05のワンタイム機能は他のルーターのものよりも優れていて、自身で設定した通信量に達すると自動で「ハイスピードプラスエリアモード」から「ハイスピードモード」に切り替えてくれる機能も搭載されています。
一時的にau 4G LTEを利用できるため、4G LTEでのデータ通信を必要な量に抑えることができます。
また、WX05の特筆すべき点はバッテリー持ちがWiMAXルーターの中で一番良いという点です。
通信速度の一番早いW05よりも連続通信時間が3時間も長いです。
一日中外でインターネットを利用する必要がある人やバッテリーに余裕が欲しいという人にはぴったりのWiMAXルーターとなります。
ルーターとしてのその他の性能も最新機種だけあって高水準です。
通信速度はW05程ではないですが、下り最大440Mbpsと無線インターネットとしてはトップクラスで、通常利用には全く問題ないレベルです。動画も基本的にスムーズに見れます(電波の状況によってはカクつく場合があるかもしれません)。
WX05の欠点は3年契約プランでしか選択できないという点のみです。
2番目におすすすめなルーターは「W06」
ハイスピードプラスエリアモードを利用する際に2番目におすすめなWiMAXルーターはW06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT W06)です。
おすすめポイントは以下の通り。
W06の進化した部分、特徴
- 下り最大867Mbps!USB接続時には下り最大1.2Gbpsの超高速を達成
- 高性能ハイモードアンテナ搭載、Wi-Fi TXビームフォーミング機能で通信性能向上
- 丸みがあり持ちやすいデザイン
- 通信モード自動切り替え機能
Wシリーズの一番新しいルーターであるため、過去の機種よりもスペックが高く、特に通信速度は一番速いです。
WX05にも搭載されているハイスピートプラスエリアモードの切り替え機能がWシリーズの最新機種W06についに搭載され3年プランでも安心して使えるようになりました。
下り(ダウンロード)のみならず、上り(アップロード)速度も現行機種の中では一番速いため、画像や動画のアップロードを頻繁に行う「ビジネス作業」や「SNS(Instagram、Twitter、LINE、Facebook)」にも最適のルーターとなっています。
外で持ち運ぶことの多いモバイルルーターで重要な「バッテリー持ち」ですが、W06はWX05に比べると劣りますが、1日外で使う分には充分なバッテリー容量となっています。
基本的にWiMAXルーターは見た目がシンプルで誰が持っていても不自然ではないですが、W06もその流れを受け継いでおり、シンプルですっきりとした見た目なため、男女問わずどんな人にもおすすめできます。また、丸みのある形状のため、角が手に当たらないので持ちやすいです。
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Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ|WX05,W05との違い、スペック、新機能
WiMAXのモバイルWi-FiルーターのWシリーズの最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」が2019年1月24日に発売されました。UQWiMAX及び各プロバイダで取り扱いが開始しています ...
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【参考】WiMAXルーターのスペック比較表
参考までに現行機種のWiMAXルーターのスペックを表にして紹介します。スペックの細かい比較に活用してください。
最新機種W06とWX05のスペック比較
機種名 | W06 | WX05 |
デザイン | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
発売日 | 2019/1 | 2018/11 |
重さ | 125g | 128g |
大きさ | W128 ×H64 ×D11.9mm | W111 ×H62 ×D13.3mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時867Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 |
最大連続通信時間 | 7時間10分 (ハイパフォーマンス) |
8時間10分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
11時間40分 (バッテリーセーブ) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
|
10時間 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
|
最大連続待受時間 | 800時間 | 700時間 |
バッテリー容量 | 3,000mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 |
最大接続台数 |
16台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
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WiMAXルーター最新機種比較!2020年おすすめ端末はWX06,W06,WX05の内どれ?
WiMAX(ワイマックス)・WiMAX2+のルーターはどれを選んだらいいのでしょうか? 通信速度が速ければいいのか?バッテリー容量がたくさんあればいいのか? 公式のページやプロバイダの機種紹介を見ても ...
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ハイスピードプラスエリアモードでおすすめのWiMAXプロバイダをお得に契約する方法とその手順
ここまでハイスピードプラスエリアモードとおすすめルーターの紹介を行いました。
ではおすすめルーターである「WX05」や「W06」を契約するにはどうしたらよいでしょうか?
答えは「お得なプロバイダと契約する」です。
1.プロバイダを選ぶ前にプランを選ぼう
お得なプロバイダと契約するにはまず、WiMAXのプランを選びましょう。
迷ったらギガ放題プランがおすすめです。
WiMAXの2つプラン概要
WiMAXのプランには大きく分けて、
- ひと月のデータ使用量が7GBまでのプラン(ここでは分かりやすく「7GBプラン」と呼びます)
- ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2つのプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」にすべし
- 7GBプラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
「7GBプラン」は料金に比べて使えるデータ量が少なくコスパがとても悪いです。
現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「7GBプラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は3,200円程になります。
「7GBプラン」もキャンペーンにより安くなるプロバイダが多く実質料金は2,800円程になりますが、それでも7GBしか使えないのは容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いと言わざるおえません。
データ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」の方が圧倒的にコスパが良いです。
WiMAXを契約するならギガ放題プランにするべきです。
2.プロバイダを選ぶ比較ポイントを知る
よいプロバイダを選ぶのに重要なポイントは以下の3点。
- WiMAXの実質料金・価格(キャッシュバック込み)の安さ
- プロバイダの信頼性
- サポート体制の充実度
どうせWiMAXを使うなら、なるべく安い方が良いですよね。
ですが、その「安い」というのはすこしからくりがあって、以下で記述したように最安だけに注目してプロバイダを選んだら後悔する可能性があります。
そのため、できる限り失敗しない・損しない(プロバイダの信頼性)ことも重要になってきます。
3.おすすめのプロバイダ2選
現在おすすめなプロバイダはBroad WiMAXとSo-netの2社です。
なぜこの2社なのかというと、
一言で言うと「料金体系がシンプルで失敗しづらい」からです。
WiMAXに限らずインターネット回線系の契約ってキャッシュバックがあるのが基本ですよね。
ですが、キャッシュバックって受け取りにくくて、忘れてしまい、多くの人が取得できてないって知ってました?
参考:WiMAX2+のキャッシュバックが0円に!?お得そうなプロバイダには注意が必要!
現実的に20~30%の人しかキャッシュバックをもらえていない事実があります。
そのため多くの人は高い月額料金でWiMAXを使っているのです。
ところが、Broad WiMAXとSo-netはキャッシュバックが0円なんです。
その代わりに月額料金が大幅に割引されていて、キャッシュバックのあるプロバイダとほぼ同等の安さで使えてしまうんです。
月額料金割引なのでキャッシュバックのように受け取れず高い料金を払い続けるという心配もありません。
何もしなくても、必ず誰でも割引された料金・価格でWiMAXを使い続けられます。
こういう意味で現在はBroad WiMAXとSo-netが最もおすすめのプロバイダなのです。
そして、特にBroad WiMAX発想の速さも売りの一つです。
So-netもほとんどの場合契約の翌日か翌々日には発送されるので、プロバイダ公式の表記よりは速く届きます。
4.WiMAXプロバイダの実質料金・価格を比較
詳しい料金やキャッシュバックは絶対に失敗しないWiMAXプロバイダ比較とおすすめ6選を見て欲しいのですが。
参考までに、月額料金ともらえるキャッシュバックを考慮した、プロバイダ毎の料金の総額と1ヶ月の実質価格を表にして紹介します。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

この比較表をグラフにすると以下のようになります。
安さだけで見たらとくとくBBやNiftyがよいのですが、どちらもキャッシュバック有りプロバイダです。
上記の通り、キャッシュバックには注意が必要です。
この上の表からキャッシュバックがないのはSo-netとBroad WiMAXのみです。
5.サポート体制を比較する
WiMAXプロバイダを選ぶ際に案外見落としがちなのがサポートオプションです。
WiMAXルーターが故障した際に無料で交換できるサポートオプションの料金と内容が重要です。
こういったサポートには加入しない人もいると思います。そういう人はここの内容は無視してかまいません。
しかし、ルーターの故障などが心配な人はぜひ読んでください。
プロバイダ毎のサポートオプションの料金とその内容一覧です。
So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
450円(12ヶ月無料、故障・破損・水濡れ対象、その他) |
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)![]() ![]() |
550円(故障・破損・水濡れ対象) |
GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
300円(故障・破損のみ対象)、500円(水濡れも対象) |
JP WiMAX | 550円(破損・不具合以外の対象不明) |
BIGLOBE WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
なし |
@nifty WiMAX | なし |
DTI WiMAX2+![]() ![]() |
300円(2ヶ月無料、故障・破損のみ対象)、500円(水濡れも対象) |
カシモWIMAX![]() ![]() |
300円(故障・破損のみ対象) |

どのプロバイダも似ていますが、So-netは特に対象範囲も広さと料金のバランスが一番よいです。
Broad WiMAXも少し高いですが、対象範囲は充分です。
水濡れが対象になっていないサポートは万一のことを考えると心配です。
なので、もしもサポートオプションに加入する人はなるべく対象範囲の広いものにするべきです。
そういった意味ではSo-netが一番おすすめできます。
So-netはサポートオプションが12ヶ月無料になるキャンペーンを実施中です。サポートはSo-netがダントツでよいと言って良いでしょう。
6.結論:ハイスピードプラスエリアモードがお得な3年契約プランをお得に契約するなら
ギガ放題プランで「Broad WiMAX」か「So-net」がおすすめです。
ただし、キャッシュバックで選ぶなら「とくとくBB」が圧倒的に安くなります。キャッシュバックの受け取りは難は有りますが、きちんと受け取れればとてもお得な特典です。
Broad WiMAXとSo-netの契約レポート・体験談、ルーターの紹介もあります
Broad WiMAXとSo-netで契約した時の体験談をまとめた記事があります。
最新機種のWX05のレポートではありませんが、基本的な所は変わりません。
ルーター選び、プロバイダ選びの参考になるはずです。
Broad WiMAXでWX03を契約した時のレポート
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事ではハイスピードプラスエリアモードについての情報と、3年契約プランにおけるおすすめのルーターとプロバイダの紹介と契約までの手順を解説しました。
ハイスピードプラスエリアモードは便利な機能ですが、使い方には注意が必要です。
なるべく注意を払わずにハイスピードプラスエリアモードを使うためにはモードを自動切り替えしてくれるWX05やW06、WX04といったハイスピードプラスエリアモードにあわせて作られたルーターがおすすめです。