スマホでも
- 動画が見たい
- ストリーミングで音楽が聞きたい
- ネットサーフィンをたくさんしたい。
そういった人には容量無制限に使えるモバイルWi-Fiがオススメです。
また、外(カフェとか)でパソコンを使って仕事したり、動画見たりするのにもモバイルWi-Fiは必須です。
毎日動画を1時間以上見るとか、ストリーミング音楽を4時間以上聴く場合、ネットサーフィンを毎日1時間以上はしてしまう人。
このような人は容量が3GBや5GBあったとしても全然足りないでしょう。
キャリアでも格安SIMでも10GB以上(15GB、20GBなど)のプランはありますが、モバイル回線としてはとても割高です。
キャリアなら1万円以上は軽くしますし、格安SIMだとしても最安値のDMM mobaileでさえ15GBで4,570円します。
とても簡単に手が出せる料金ではありませんね。たくさんインターネットを使いたいのに困りましたね。
そんな時に検討したいのが容量無制限のモバイルWi-Fiです。
容量無制限のモバイルWi-Fiには
- 容量無制限の格安SIM
- スマモバ
- Yahoo!Wi-Fi
- WiMAX
- WiMAX2+
などがあります。
それぞれ料金や速度、エリア、使い勝手などが異なります。
一体どれを選んだら良いのでしょうか。それぞれの特徴を踏まえなが比較してみましょう。
容量無制限の格安SIM
まずはスマホユーザーを主な対象としているモバイル回線では比較的料金が安い容量無制限の格安SIMから見ていきます。
格安SIMはスマホのSIMカードを入れ替えて使うもので、直接スマホの通信に使える他、スマホのテザリング機能によりパソコンやタブレットなどを格安SIM回線でインターネットに接続することができます。
容量無制限の格安SIMは料金が安いが回線の強度や速度、安定性などはそれ相応で、パソコンで動画を見るのは絶対に安心とは言えないものなので過信は禁物です。
ただしパソコンよりも画面の小さいスマホで使う分にはかなり利用価値が高い回線と言えます。
U-mobile
USENから分離独立し誕生した株式会社U-NEXTが提供する格安SIMの通信サービスがU-mobileです。
U-mobileの魅力は料金の安さです。LTE使い放題プランが最安で月2,480円から契約できます。
速度自体はこの後紹介するぷららモバイルLTEと同じくらいだが、実行速度にはばらつきがあります。だいたい1~5Mbpsの範囲で考えておいたほうが良いでしょう。
主なプランは以下の通り。
- 通話プラスLTE使い放題……月額料金2,980円
- 通話プラスLTE使い放題2……月額料金2,730円
- データ専用LTE使い放題……月額料金2,480円
「LTE使い放題」と「LTE使い放題2」の違いは最低利用期間にあり、全社は6ヶ月、後者は12ヶ月となっています。
程よい安さで容量無制限の高速LTEが利用できるのがU-mobileの最大のメリット。
公式サイト:U-mobile
ぷららモバイルLTE
光回線のプロバイダとしても有名なNTTぷららが提供する格安SIMの無制限プラン。
速度が3Mbpsで安定しており、格安SIMの容量無制限プランでは安定感があることで有名です。
セキュリティ機能が無料で利用できるほか、「ひかりTVエントリープラン」が追加料金無しで利用できるのもメリット。
主なプランは以下の通り。
- 定額無制限プラン【音声通話機能付き】……月額料金3,460円、平均実行速度3Mbps
- 定額無制限プラン【データ通信のみ】……月額料金2,760円、平均実行速度3Mbps
最大通信速度は3Mbpsだが、どれだけ使っても低価格で利用できるのが嬉しいサービス。
数十Mbps出るような超高速通信でなくても、この3Mbpsで十分な人はいるでしょう。
3MbpsならWebの閲覧やYouTubeの通常画質ならば全く問題なく利用できる。
公式サイト:ぷららモバイルLTE
b-mobile
日本通信が提供する格安SIMの容量無制限サービス。ここは日本における格安SIMの先駆けでもあります。
無制限プラン以外にもユニークな5段階定額プランやガラケー用のプランなども揃えています。
容量無制限プランの内容は以下の通り。
- b-mobile sim 高速定額 音声付き……月額料金2,780円
- b-mobile sim 高速定額……月額料金1,980円
格安SIMの容量無制限プランの中ではダントツに一番安いですね。
ただ、ネットのレビューなどを見る限りでは実際の速度はイマイチな模様。動画を見ず、ウェブサイト閲覧中心ならば利用価値はあるかもしれません。
公式サイト↓b-mobile
UQ moblie
KDDIグループの運営するUQコミュニケーションズが提供する格安SIMの無制限サービス。
UQコミュニケーションズはWiMAX、WiMAX2+を提供している会社でもある。
KDDIグループなため、他の格安SIMとは違い、au回線であることが最大の特徴。
通信品質の評価が高く料金も低価格。
しかし、最大通信速度が500kbpsだることが他のプランより見劣りする。b-mobile同様Webサイト閲覧に特化した容量無制限サービスと言える。
容量無制限プランの内容は以下の通り。
- データ無制限プラン……月額料金1,980円、最大通信速度500kbps
- データ無制限+音声通話プラン……月額料金1,980円、最大通信速度500kbps
公式サイト:UQ mobile
スマモバについて
ここからは専用のモバイルWi-Fiルーターを利用して無線通信を行う、スマモバ、Yahoo!Wi-FiとWiMAXについて見ていきます。
俗に「モバイルWi-Fi」と呼ばれているサービスですね。
まずはスマモバです。
スマモバはルーターを利用したモバイルWi-Fiの中では一番料金が安いサービスで、一番ライト向けと言えるものになっています。
通信制限なしが売りの、docomoのLTE回線を利用したモバイルWi-Fiです。ポケットWi-Fiとも呼ばれていますね。
速度は基本的に3~10Mbpsとまずまずの速度です。
基本は使い放題ですが、ネットのユーザーレビューによると1日5GB以上利用すると翌日若干の速度低下がみられるそうです。
ただ、YouTubeなどの標準画質の動画は普段どおり視聴できるみたいなのであまり問題ないみたいです。
速度は平均すると6Mbpsほどなので、ネットゲームをするには不十分でしょう。また、2画面で同時に動画を再生したり、大容量のデータをダウンロードするなどの用途には向かないです。
あくまでライトに無制限に利用したい人向けですかね。一人暮らしで動画を見たりWebサイトを閲覧する程度の利用者には光回線や以下でかいせつするYahoo!Wi-FiやWiMAXよりも安くお得に使える回線だと言えるでしょう。
料金は以下の通り。
- 基本月額料金……3,480円
三年間は端末代金の支払い(月1,500円)と割引(月1,000円)が同時に計算されるので、実質の月額料金は3,980円となります。
それ以降はずっと月3,480円となります。
Yahoo!Wi-FiとWiMAXについて
次はYahoo!Wi-FiとWiMAXについて見ていきましょう。
どちらも格安SIMの無制限プランよりも高速で回線が安定していることが特徴です。動画がカクつくこともありません。
光回線の代わりに固定回線として契約する人もいるくらいです。
ただしその分月額料金も上がります。
両者はよりヘビーにインターネットを使う人向けです。
Yahoo!Wi-Fi
「Yahoo!Wi-Fi」はその名の通りYahoo!が提供するモバイルWi-Fiです。
親会社であるsoftbankの回線を利用しています。通信方式はAXGPを採用し下り速度は最大187.5Mbpsを達成しています。
実際の速度も20Mbps~出ており、光回線と遜色ないレベル。
容量無制限で利用できるモバイルWi-FiではWiMAX2+と並び評価が高いです。
例によって3日3GB制限が存在しますが、速度が制限されてもWiMAX2+同様HD画質の動画が見れ、インターネットの利用は全く問題ありません。
Yahoo!Wi-Fiの基本料金は月額4,380円で3年契約となっています。
4年目以降は月額4,880円となっています。
25歳以下の人は3年間は3,696円で利用できるという太っ腹なキャンペーンも行っています。
25歳以上の人は最初の3ヶ月のみ3,696円となるキャンペーンを実施中です。
また、Yahoo!Wi-Fiと同時にYahoo!プレミアム会員に登録すると3ヶ月会員費が無料になるキャンペーンも行っています。
Yahoo!Wi-Fiの通信料金の概要は以下の画像のとおりです。
速度の速いモバイルWi-Fiを選ぶならまず選択肢に入れておきたいのがYahoo!Wi-Fiとなります。
以前はこのようなキャンペーンを行っておらずWiMAX2+に比べると料金的な部分で見劣りしていましたが、現在はキャンペーンにも力を入れており、なかなか良いサービスに成長してきています。
公式サイト:【Yahoo! WiFi】お申し込み・詳細はこちら
WiMAX(WiMAX2+)
元祖容量無制限モバイルWi-FiのWiMAXです。
WiMAXという総称ですが、現在はWiMAX2+という回線でのサービス提供となっています。
WiMAX2+はWiMAXの後継サービス。
現在進行形でWiMAXからWiMAX2+へと移行しており、2018年3月には完全に移行が完了します。
Yahoo!Wi-Fiや格安SIMの容量無制限プランと異なるのが、専用の回線を利用しているところです。
Yahoo!Wi-Fiや格安SIMはsoftbankの回線を利用していますが、WiMAX2+はWiMAX2+というサービスのためだけに回線を全国に施設しています。
そのため回線の強度はピカイチ。
速度は最大220Mbpsで、実際の速度も15~30Mbpsと光回線と遜色ありません。アンテナの近くだと100Mbpsくらい軽く出ることもあります。
WiMAX2+にも3日3GB制限が存在しますが、制限後の速度は6Mbpsほどで安定しています。
この速度でも、HD画質の動画もスムーズに再生でき、Webサイトもサクサクなので、インターネットの利用に不便はありません。むしろ十分すぎるほどです。
WiMAX2+はプロバイダによる販売でキャンペーンが強化されている
WiMAX2+には販売方法にも特徴があります。
WiMAX2+はたくさんのプロバイダにWiMAX2+の販売を許可しています。プロバイダは販売数に応じてUQコミュニケーションズから販売料を貰うという仕組みとなっています。
そのため、プロバイダ各社は自身のところからWiMAX2+を契約してもらえるよう、ユーザーにお得な料金設定、キャッシュバックなどを設けて、様々なキャンペーンを行っているのです。
現状、現金キャッシュバックはYahoo!Wi-Fiにはなく、WiMAX2+特有のお得な特典となっています。
そのため、キャッシュバックを含めた2年間の実質的な料金はWiMAX2+の方が安いです。
通信の品質、速度、エリアなどはほぼ同じなので、よりお得にモバイルWi-Fiを利用するならWiMAX2+に分があるといえますね。
WiMAX2+の実質的な月額料金
WiMAX2+はキャッシュバックがあるため、それを加味した実施的な月額料金を参考にすると良いです。
以下の表はWiMAX2+のプロバイダの実質料金ランキングです。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

キャッシュバックが2~4万円程度あるところが多いので、先程も述べたように1ヶ月の実質的な料金はWiMAX2+の方が安くなります。
また、Broad WiMAXなんかはキャッシュバックがないですが、月額料金割引キャンペーンに特化し実質的な月額料金を下げています。
ただ唯一のWiMAX2+の欠点はプロバイダがたくさんありすぎて、どこにしたら良いかさっぱり分からないところです。
上の表は主要なプロバイダの比較となっていますが、それ以外にもたくさんのプロバイダがあります。
どれを選ぶべきかはプロバイダのサービスやキャンペーンにより合う合わないが存在するので、詳しい比較はやオススメはこちらを参照していただくと分かりやすいと思います↓
絶対に失敗しないためのWiMAXプロバイダ・キャンペーン徹底比較
結局モバイル回線はどこにしたら良いのか?
ここまで格安SIM、Yahoo!Wi-Fi、WiMAX2+とモバイル回線の特徴を見てきました。
それぞれを説明する中で、だいたいのことは述べてしまいましたが、もう一度まとめてみましょう。
「速度が多少遅くても安くモバイル回線を使いたい」という人は
このような要望の人は格安SIMの容量無制限プランを選ぶと良いでしょう。
格安SIMはスマホにSIMカードを挿して利用します。
パソコンなどをその回線に繋ぐ場合はテザリングで行うことになります。そのためその段階で多少速度が遅くなる可能性があります。スマホ以外の機器でテザリングによりインターネットを利用する場合は心得ておきましょう。
容量無制限プランでオススメなのはU-mobileです。料金も安く速度も速めなため総合的に見て一番失敗のないサービスだと思われます。
U-mobile以外を選ぶ際はきちんと公式サイトをよく読んで自分なりに比較するとよいでしょう。
容量無制限格安SIMの比較用、公式サイト集
格安SIMよりは速く安定した回線で無制限に使いたい人は
スマモバがちょうど「格安SIM」と「Yahoo!Wi-Fi、WiMAX」との中間らへんの速度と料金となっているのでオススメです。
容量無制限の格安SIMだとちょっと不安という人は、それよりも速度がでて、専用のモバイルWi-Fiルーターでパソコンもスマホもネット接続できるスマモバはちょうどよい選択肢になりそうです。
また、動画とかは見るけど光回線やYahoo!Wi-Fi、WiMAXほどの速い回線は必要ない(月額料金も高くなっちゃうし…)という人もスマモバが良いでしょう。
スマモバ公式サイト
→スマモバ
より高速に、よりヘビーに、動画もサクサク見たいという人は
このような人はYahoo!Wi-FiかWiMAX2+にするべきでしょう。
どちらもモバイルWi-Fiと呼ばれ、外で使えるインターネット回線の定番です。
最近ではYahoo!Wi-Fiの速度制限でもWiMAX2+のようにちゃんと動画もサクサク見れるほどになり、通信品質はどちらも光回線並となりました。
Yahoo!Wi-Fiの方が料金的にはほんの少しだけ高めな印象です。
より安く、お得にいくならWiMAX2+で、
Yahoo!のサービスをそれなりに使う人はYahoo!プレミアム会員が3ヶ月無料になりますし、Yahoo!Wi-Fiのほうが何かと便利でしょう。
WiMAX2+はたくさんプロバイダがあるので選ぶのに苦労します。当サイトはgetwimax.jpの名の通りWiMAXについてあらゆる知識を得られるようサイト作りをおこなっています。
その中でプロバイダの比較考察を行っています→絶対に失敗しないためのWiMAXプロバイダ・キャンペーン徹底比較
また、オススメのプロバイダを記事下にランキング形式で掲載してます。
モバイル回線でWiMAX2+を選択する場合は参考になると思います。
Yahoo!Wi-Fi公式サイト:【Yahoo! WiFi】お申し込み・詳細はこちら
比較用、WiMAX2+プロバイダ公式サイト集