WiMAX(ワイマックス)・WiMAX2+のルーターはどれを選んだらいいのでしょうか?
通信速度が速ければいいのか?バッテリー容量がたくさんあればいいのか?
公式のページやプロバイダの機種紹介を見ても決め手がよく分からないです。
ですが、基本的にWiMAXのルーターは最新機種を選べばOKです。最新機種は旧型の機種と比べると上位互換的に性能が向上しているためです。
2020年最新のWiMAXおすすめ機種は「WX06」と「W06」ですが、なぜこの2つの最新機種がおすすめなのかを、WiMAXルーターの比較すべき3つのポイントに沿ったWiMAXルータ機種比較とともに解説します。
どちらの機種がより自分に合っているかもこの記事を読めば分かるようになっています。
この記事のWiMAXルーター機種比較で取り扱っている端末は、すべて現時点でWiMAXを契約する際に選ぶことができる機種のみです。すでに販売終了している機種は比較対象に入れていないので無駄なく比較ができるようになっています。
目次
WiMAXルーター全機種スペック比較
最新機種WX06とW06、WX05のスペック比較
表が横幅に収まりきらない場合、横にスクロールできます
機種名 | WX06 | W06 | WX05 |
デザイン | ![]() |
![]() |
![]() |
発売日 | 2020/1 | 2019/1 | 2018/11 |
重さ | 127g | 125g | 128g |
大きさ | W111 ×H62 ×D13.3mm | W128 ×H64 ×D11.9mm | W111 ×H62 ×D13.3mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic | Nano Ic |
下り最大通信速度 | 440Mbps | 558Mbps (LTE使用時867Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 75Mbps | 75Mbps |
WiMAX2+ | ○ | ○ | ○ |
au4GLTE | ○ | ○ | ○ |
最大連続通信時間 | 8時間20分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
7時間10分 (ハイパフォーマンス) |
8時間10分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
11時間40分 (バッテリーセーブ) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
|
8時間 (au 4G LTE) |
10時間 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
|
最大連続待受時間 | 700時間 | 800時間 | 700時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh (取り外し可能) |
3,000mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | ○ | ○ | ○ |
タッチ パネル |
○ | ○ | ○ |
最大接続台数 |
16台(Wi-Fi) | 16台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | NECプラットフォームズ | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
WX06、W06、WX05以外の機種のスペック比較
以下の表は最新機種でない端末のスペック比較表です。この中で現在選ぶことのできるルーターW05のみです。他のルーターのスペックは参考程度にご覧ください。
表が横幅に収まりきらない場合、横にスクロールできます
機種名 | W05 | WX04 (3年プラン限定) |
W04 | WX03 |
デザイン | ![]() |
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![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
発売日 | 2018/1 | 2017/11 | 2017/1 | 2016/12 |
重さ | 131g | 128g | 140g | 110g |
大きさ | 約 W130 ×H55 ×D12.6mm | 約 W111 ×H62 ×W13.3mm | 約 W53 ×H130 ×D14.2mm | 約 W99 ×H62 ×D13.2mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic | Micro Ic | Micro Ic |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
440Mbps | 558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 | 〇 | × |
最大連続通信時間 |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
8時間6分 (ハイパフォーマンスモード) |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
7時間20分 (ハイパフォーマンスモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
13時間48分 (バッテリーセーブモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
12時間20分 (バッテリーセーブモード) |
|
9時間10分 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
9時間10分 (au 4G LTE) |
非対応 | |
最大連続待受時間 | 850時間 | 700時間 | 850時間 | 1100時間 |
バッテリー容量 | 2,750mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
2,750mAh (取り外し可能) |
2,890mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最大接続台数 |
10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | HUAWEI | NECプラットフォームズ | HUAWEI | NECプラットフォームズ |

【結論】現在最もおすすめなWiMAXルーター端末は「WX06」と「W06」
2020年4月現在WiMAXの契約時に選ぶべきルーターは「WX06」か「W06」です。
どちらも同じぐらいおすすめですが、バッテリー持ちを重視してWX06のほうがより失敗しない選択としました。
WX06のおすすめポイント
現在、最もおすすめなWiMAXルーターはWX06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT WX06)です。
WX06のおすすめポイントは以下の通り。
WX06のおすすめポイント
- バッテリー持ちがモバイルルーターの中で一番良い(一押しポイント)
- 通信速度も最速ではないが実用上全く問題ない充分な性能
- 2.4GHz帯と5GHz帯の両方のWiFiを同時に使用できる
- その他スペックも最高水準
WX06は全てのスペックが高水準で総合力が高く、特にバッテリーの持ちは全機種ナンバーワン(超重要)なのがオススメのポイントです。
WiMAXのモバイルルータは持ち運び時にバッテリーが切れてしまってはなんの意味もないのでバッテリー持ちは一番大事だと当サイトでは考えます。
また通信速度は全機種ナンバーワンではありませんが、最速のW06と実際にの使用上はなにも変わらない性能であり十分な性能です。
WiMAXハイパワーやビームフォーミングなど前機種のWX05に搭載された通信性能を向上させる機能も盛り込まれておりに対応し、通信速度と電波のキャッチ力(りょく)は引き続き良く、建物内で使用してもつながりやすいです。
WX05について→Speed Wi-Fi NEXT WX05の全まとめ|WX04,W06,W05との違い、スペック、新機能
その他細かい機能や性能もWiMAXルーターの中で最高水準であり、総合的に見て現在WiMAXのルーターは「WX06」が一番おすすめな機種となっています。
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W06のおすすめポイント
次点でおすすめなWiMAXルーターはW06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT W06)です。
W06の進化した部分、特徴
- 下り最大867Mbps!USB接続時には下り最大1.2Gbpsの超高速を達成
- 高性能ハイモードアンテナ搭載、Wi-Fi TXビームフォーミング機能で通信性能向上
- 丸みがあり持ちやすいデザイン
- 通信モード自動切り替え機能
Wシリーズの一番新しいルーター端末であるため、過去の機種よりもスペックが高く、特に下り(ダウンロード)の通信速度は一番速いです。
ただし、体感で速度が他のルーターと劇的に変わるかというとそうでもありません。あくまでWiMAXルーターの中で最速ではありますが、実用上の違いは少しだけだと思っておいたほうが良いです。
外で持ち運ぶことの多いモバイルルーターで重要な「バッテリー持ち」ですが、W06はWX06に比べると劣りますが、半日外で使う分には充分なバッテリー容量となっています。
基本的にWiMAXルーターは見た目がシンプルで誰が持っていても不自然ではないですが、W06もその流れを受け継いでおり、シンプルですっきりとした見た目なため、男女問わずどんな人にもおすすめできます。また、丸みのある形状のため、角が手に当たらないので持ちやすいです。
WX06にも搭載されているハイスピートプラスエリアモードの切り替え機能がWシリーズの最新機種W06に搭載されました。W05までの機種では無かった機能です。
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WiMAXルーター機種比較の3つのポイント
WiMAXでは基本的に新しい機種ほど性能が高く、世代ごとに進化していくので、最新機種を選ぶのが肝心です。
ただ最新機種といっても、上記で紹介したようにWiMAXルーターには「W~」「WX~」という2つのシリーズがあり、それぞれルーターとして秀でている部分が少し違います。
シリーズ名 | 製造会社 |
---|---|
Wシリーズ | Huawei製(中国) |
WXシリーズ | NECプラットフォームズ製(日本) |
そのため、WiMAXルーター機種比較では以下のの3つのポイントに注目してどちらのシリーズのルーターが良いかを見極める必要があります。
- 通信速度は速いか
- 持ち運びしやすいか
- バッテリー持ちはいいか
ポイント1:通信速度は速いか
ルーター毎の最大通信速度は以下のようになります。参考までに最新機種とそれ以外の機種全てを掲載しています。
機種 | 最大通信速度(下り) |
---|---|
WX06 | 440Mbps |
W06 | 558Mbps(ハイパフォーマンスかつLTEオプション適用時867Mbps) |
WX05 | 440Mbps |
WX04 | 440Mbps |
W05 | 558Mbps(ハイパフォーマンスかつLTEオプション適用時758Mbps) |
W04 | 558Mbps(ハイパフォーマンスかつLTEオプション適用時758Mbps) |
WX03 | 440Mbps |

通信速度はWiMAX 2+回線利用時の速度です。
下り速度と上り速度とは
- 下り速度・・・WEBサイト閲覧やYouTubeなどの動画を再生するなど、データをダウンロードするときの通信の速度です。下り速度が速ければデータのダウンロードも高速になります。
- 上り速度・・・データをアップロードするときの通信の速度です。メールの送信やSNSなどで写真や文章、動画を投稿したりする際に使います。
ハイスピードプラスエリアモードに対応しているかどうかは通信速度的にも重要
WiMAXには通常モードやハイスピードの通信速度が遅い場合やWiMAX2+回線のエリアが圏外で通信できない場合に使える「ハイスピードプラスエリアモード」という通信モードがあります。
ハイスピードプラスエリアモードではau 4G LTE回線を利用でき、WiMAX2+回線と同時利用で速度を向上させることができたり、WiMAX2+回線のエリアよりも広いため補助回線としての役割が期待できます。
そのため、ハイスピードプラスエリアモードに対応している機種とそうでない機種ではルーターとしての機能に差が出ます。
以下の表はWiMAXルーターの各モードに対応した一覧表です。ハイスピードプラスエリアモードに対応したルーターもこれでわかります。
ルーター機種 | WiMAX2+ (ハイスピードモード) |
WiMAX (ノーリミットモード) |
au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード) |
---|---|---|---|
WX06 | ○ | × | ○ |
W06 | 〇 | × | 〇 |
WX05 | 〇 | × | 〇 |
W05 | 〇 | × | 〇 |
WX04 | 〇 | × | 〇 |
W04 | 〇 | × | 〇 |
WX03 | 〇 | × | 〇 |
W03 | 〇 | × | 〇 |
WX02 | 〇 | 〇 | × |
W02 | 〇 | × | 〇 |
WX01 | 〇 | 〇 | × |
W01 | 〇 | × | 〇 |

これを見れば分かる通り、現行のルーターは全てハイスピードプラスエリアモードに対応しています。
安心して、現行機種の中から選べますね。
現行機種は軒並みWiMAX回線(ノーリミットモード)には対応していませんが、WiMAX回線(ノーリミットモード)は2020年に停波しサービス終了予定の旧回線なので対応していなくても全く問題ありません。
ハイスピードプラスエリアモード併用による通信速度向上について
WiMAXではハイスピードプラスエリアモードを通常の通信モードと併用することによって、一部地域(東京都、大阪府、愛知県)の都心部で通常よりも高速に通信することが可能になります。
この速度が一番速いのがW06でWiFi接続時には下り最大867Mbpsまで速度が向上し、ルーターとパソコンやスマホをUSB接続した場合下り最大1.2Gbps(1,237Mbps)まで向上します。
他のルーターのハイスピードプラスエリアモード併用時の速度は比較表の通りです。
速度で比較するとどのルーターが良い?
通常モード時でもハイスピードプラスエリアモード併用時の速度でも現時点ではW06が一番速いです。
上り(アップロード)の速度については、最新機種であるWX06やW06で違いがありません。現状どの機種を選んでも変わりません。
下り速度と上り速度を総合的に考えると現時点ではW06が通信速度に関して一番優秀です。
ポケットWiFiやモバイルWiFiの下り速度と比較してもWiMAXのほうが速い
WiMAXルーター機種の速度比較でも分かる通り、容量無制限の他のポケットWiFi(ワイモバイルやYahoo!WiFiなど)の下り速度が150Mbps前後なのに対し、WiMAXは440Mbps~ととても速いです。
他のポケットWiFiと比較してWiMAXは5,6倍の速度差があり、容量無制限ポケットWiFiサービスでは、WiMAXが断トツにおすすめの高速通信サービスとなっています。
ポイント2:持ち運びしやすいか
WiMAXのモバイルWiFiルーターは持ち運ぶことでその真価を発揮します。
そのため、持ち運びやすい形状や大きさ、重さのものが最適です。
現行機種の大きさや重さは以下の通りです。
ルーター機種 | 大きさ (横幅×高さ×厚さ) |
重量 |
---|---|---|
WX06 | W111 ×H62 ×D13.3mm | 127g |
W06 | W128 ×H64 ×D11.9mm | 125g |
WX05 | W111 ×H62 ×D13.3mm | 128g |
W05 | W130 ×H55 ×D12.6mm | 131g |

現行機種では重さに関してはほとんど誤差程度の違いしかありませんね。
大きさに関しては、W06とW05が横長で薄く、WX06が横幅は短く厚めな形状になっていることが分かります。
実際にWiMAXのルーターを持ってみると分かるのですが、持ちやすさ的にはWX05の形状のほうが厚みがあるため、しっくりくる人のほうが多いと思います。
W06やW05は横長で薄いので手に持った時のフィット感はWX05に比べると少ないです。
ただ、表からも分かる通りあまり大きな違いではないので、大きさや重さよりも、好みのデザインだとか重視するスペックのものを優先したほうが良いでしょう。
ポイント3:バッテリー持ちはいいか
外で使うことの多いWiMAXはバッテリーはとても重要な要素です。
バッテリー切れでせっかくの利便性を失ってしまっては無線通信サービスの意味がありません。
それぞれのルーターには、共通して3つの電力モード(エコモード、ノーマルモード、ハイパフォーマンスモード)があります。それぞれ電力の消費量が異なります。
3つのモードそれぞれについてルーター毎の連続通信時間を比較すると以下のようになります。速度同様過去のルーターも比較参考用に掲載しています。
連続通信時間 | |||
---|---|---|---|
機種/モード | ハイパフォーマンス | ノーマル(バランス) | バッテリーセーブ(エコ) |
WX06 | 8時間20分 | 11時間30分 | 14時間 |
W06 | 7時間10分 | 9時間 | 11時間40分 |
WX05 | 8時間10分 | 11時間30分 | 14時間 |
W05 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX04 | 8時間10分 | 11時間30分 | 13時間 |
W04 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX03 | 7時間20分 | 10時間 | 12時間20分 |

この数字はWiFiでWiMAXルーターとパソコンやスマホなどの通信機器とを接続した場合のものです。Bluetooth接続だとこれよりも長持ちしますが、機種による優劣はWiFi時と同様です。
現時点でバッテリー持ちという観点からするとWX06に軍配が上がります。
W06やW05は本体が薄く軽い分、バッテリーに関しては性能が劣ります。
バッテリーで比較するとどのルーターが良い?
バッテリー持ち重視という人は、WX06にするべきです。
WiMAXの場合速度よりもバッテリーのほうが優先度は高いです。通信速度は実用上では体感で違いを感じにくいですが、バッテリー持ちははっきりと違いが分かります。
当サイトでもルーターのスペックで一番重要だと考えているのはバッテリー持ちです。
そのため、最新機種の中で一番おすすめなのはWX06という結論を出しています。
見た目も割と重要なので比較しましょう
WiMAXルーターの見た目を比較してみましょう。WiMAXのルーターは持ち運ぶものなので、選ぶときにはデザインも重要な要素となります。
WX06
WX05の色違いバージョンといった具合で、WX05と形状はほぼ変わりません。丸みと角張った感じが融合したスッキリとしたデザインです。
W06
丸みのある形状が特徴です。以前の機種よりも持ちやすく手にやさしいデザインです。WiMAXのルーターにしては可愛らしさもあります。
WX05
WX04よりもシャープでスタイリッシュな印象になりました、からーもホワイトはそのままですが、ブルーからレッドに変更され、より男性向けのデザインになりました。
おすすめのWiMAXルーター(端末)はこれだ!
WiMAXで今おすすめなモバイルルーターは「WX06」


WX06


W06
- バッテリーを重視するなら「WX06」
- 通信速度(上り速度)を重視なら「W06」
がおすすめの機種となりますが、通信速度は実用上ほぼ違いが感じられないのに対して、バッテリー持ちに関しては最低でも1時間以上違いがありモードによっては3時間ほどの違いでその差は顕著です。
そのため当サイトではよりバッテリー持ちの良い「WX06」を一番おすすめの機種としています。
バッテリー持ちが多ければ長く使用しバッテリー容量が減っても問題なくつかえます。
ただ、どちらの機種もルーターとして一級品で、ポケットWiFiのモバイルルーターとしては何不自由なく利用できる端末になっているので、どちらを選んだとしても失敗はしません。
WX05がおすすめできない理由
WX05はスペック的に同シリーズ最新機種WX06の完全下位互換です。
ただ、ルーターとしての能力は全く問題なく、デザインが好きな人は選択肢に入れてもいいです。
また、WX05はWX06やW06よりも高額のキャッシュバックキャンペーンが用意されていたり、月額料金が安くなったりするプロバイダもあるので、料金的なお得さを求めるなら選んでも良いです。
WiMAXルーターに関する疑問解決
クレードルは必要?
WiMAXの充電スタンドとLANケーブルポートを拡張するという2つの役割を持つクレードルですが、プロバイダ契約時に購入するかどうか選択できます。
クレードルは必要なのかどうかはその人のWiMAXルーターの管理の仕方によります。
ルーターを常にカバンなどに入れておいたり、ルーターをそのままの状態で部屋に置いておくのに抵抗がない人はクレードルは必要ありません。
反対に家に置いておく場合はスタンドの役割に充電機能も付いているクレードルは起き場所を決めておけるため無くしにくくなります。また、スタンドに置いている方がインテリアとしての見た目も良いです。
こういった要素を重視する方はクレードルを購入すべきです。
クレードルは2000円程度で購入できるのでそこまで高価なものではありません。
もし迷ったら購入することをおすすめします。
LANケーブル拡張機能に関しては、USB接続でも同様の機能が発揮できるためそこまで必須のものではなくなっています。
しかし、WiMAXルーターを家の中のハブルーターとして使う場合は必要になります。
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クレードルって何?WiMAXの充電器?機能やメリットをまとめました
目次1 クレードルとはなんだろう?2 クレードルとは?3 クレードルを利用すると得られるメリット3.1 メリット1:WiMAXでも有線LAN接続できるようになる3.2 メリット2:WiM ...
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WiMAXルーター端末の機種変更方法について
WiMAXルーターは半年に一度くらいのペースで新機種が発売されるため、契約するタイミングが難しいです。どの機種にしようかルーター機種比較で迷っている方は、契約後に機種変更することも視野に入れて現時点で一番良いと思う機種を選ぶことをおすすめします。
WiMAXの機種変更の方法は以下の3つ。
- 機種変更できるWiMAXプロバイダを契約する
- WiMAXプロバイダを乗り換える
- 中古ルーターを購入する
機種変更できるWiMAXプロバイダを契約する
WiMAXプロバイダの中には機種変更サービスを行っているプロバイダがあります。
代表的なプロバイダは「Broad WiMAX」と「So-net」の2つ。
Broad WiMAXは契約から20か月、So-netは契約から34か月以上経つと無料で最新機種に変更できるようになっています。
ただし、この方法では契約期間が機種変更した時点から新たに契約期間が始まってしまうデメリットがあります。
WiMAXプロバイダを乗り換える
プロバイダを乗り換えることでも機種変更を行うことができます。
新しく契約するプロバイダでその時の最新機種を選ぶことができます。
乗り換え前のプロバイダを更新月で解約することで、実質無料で機種変更できるのがメリットです。
ただし、端末無料キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンなど各種キャンペーンは新規契約でないとだめなので、これまでよりも月額料金の高いプロバイダと契約しなければならなくなるデメリットもあります。
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WiMAX乗り換えのメリット・デメリットは?乗り換えの全知識解説!
WiMAXを他のプロバイダに乗り換えるかどうか悩んでいませんか? もしくは、光回線やPocket WiFi、モバイルWiFiサービスからWiMAXへの乗り換えようか考えていませんか? WiMAXは乗り ...
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中古ルーター購入する
WiMAXルーターの機種変更は中古ルーター(10,000円前後)を購入しSIMカードを入れ替えることでも可能です。
これは契約途中でもプロバイダ変更なしで行えます。契約期間の変更もありません。
WiMAXの新しいルーター機種が発売されて数か月経つと、パソコンやスマホの中古ショップにWiMAXルーターの中古品が並び始めます。
新機種は値段が10,000円前後しますが、契約期間やプロバイダ変更なしで機種変更したい人にとってはおすすめの手段です。
「モバイルWiFiルーター」と「ホームルーター」の違いについて
上記でおすすめしたルーターは「モバイルWiFiルーター」と呼ばれる種類の物で、バッテリーが内蔵されており小型で持ち運びできるタイプのWiMAXルーターになります。
モバイルWiFiルーターとは別にホームルーターという種類の端末がWiMAXには存在します。
ホームルーターは家の中に置いておくタイプの物で、バッテリーが内蔵されておらず筐体もモバイルWi-Fiルーターより大きいため、持ち運びできる物ではありません。
モバイルWiFiルーターとホームルーターは用途が違います。
ホームルーター:Speed Wi-Fi HOME L02↓
Speed Wi-Fi HOME L02単体の解説はこちら→Speed Wi-Fi HOME L02の全まとめ|スペック、新機能、HOME 01との比較、L01sから進化した部分はどこか?
ホームルーターの用途やどういう人に向いているのかなどの解説とモバイルWi-Fiルーターとの比較に関しては別途記事を書いてあるのでそれをご覧ください↓
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WiMAXホームルーター比較!L02,HOME 01,L01sではどれがおすすめ?
WiMAXの「ホームルーター」はどれが一番いい端末なのか分からず悩んでいませんか? 回線工事が必要なくて導入が簡単だから「WiMAXを固定回線代わりに」と考えているけど、肝心のホームルーターをどれにし ...
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WX06とW06をお得に契約する方法とその手順
ここまでWiMAXルーター比較を行い、おすすめルーターを紹介しました。
ではおすすめルーターである「WX06」や「W06」をお得に契約するにはどうしたらよいでしょうか?
ここからはプロバイダのお得な契約方法とその手順を解説します。
1.プロバイダを選ぶ前にプランを選ぼう
お得なプロバイダと契約するにはまず、WiMAXのプランを選びましょう。
迷ったらギガ放題プランがおすすめです。
WiMAXの2つプラン概要
WiMAXのプランには大きく分けて、
- ひと月のデータ使用量が7GBまでのプラン(ここでは分かりやすく「7GBプラン」と呼びます)
- ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2つのプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」にすべし
- 7GBプラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
「7GBプラン」は料金に比べて使えるデータ量が少なくコスパがとても悪いです。
現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「7GBプラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は3,300円程になります。
「7GBプラン」もキャンペーンにより安くなるプロバイダが多く実質料金は2,800円程になりますが、それでも7GBしか使えないのは容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いと言わざるおえません。
データ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」の方が圧倒的にコスパが良いです。
WiMAXを契約するならギガ放題プランにするべきです。
2.プロバイダを選ぶ比較ポイントを知る
よいプロバイダを選ぶのに重要なポイントは以下の3点。
- WiMAXの実質料金・価格(キャッシュバック込み)の安さ
- プロバイダの信頼性
どうせWiMAXを使うなら、なるべく安い方が良いですよね。
ですが、その「安い」というのはすこしからくりがあって、以下で記述したように最安だけに注目してプロバイダを選んだら後悔する可能性があります。
そのため、できる限り失敗しない・損しない(プロバイダの信頼性)ことも重要になってきます。
3.おすすめのプロバイダ1選
現在おすすめなプロバイダはBroad WiMAXです。
なぜBroad WiMAXがおすすめなのかと言うと、一言でいえば「料金体系がシンプルで失敗しづらい」からです。
WiMAXに限らずインターネット回線系の契約ってキャッシュバックがあるのが基本ですよね。
ですが、キャッシュバックって受け取りにくくて、忘れてしまい、多くの人が取得できてないって知ってました?
参考:WiMAX2+のキャッシュバックが0円に!?お得そうなプロバイダには注意が必要!
現実的に20~30%の人しかキャッシュバックをもらえていない事実があります。
そのため多くの人は高い月額料金でWiMAXを使っているのです。
ところが、Broad WiMAXはキャッシュバックが0円なんです。
その代わりに月額料金が大幅に割引されていて、キャッシュバックのあるプロバイダとほぼ同等の安さで使えてしまうんです。
月額料金割引なのでキャッシュバックのように受け取れず高い料金を払い続けるという心配もありません。
何もしなくても、必ず誰でも割引された料金・価格でWiMAXを使い続けられます。
また、Broad WiMAX以外にもこういった月額料金割引に特化したWiMAXプロバイダは存在しますが、その中でも実質月額料金が安く、即日発送、当日受け取り(一部地域)などの料金以外のサービスが充実しているBroad WiMAXが一番おすすめです。
こういう意味で現在WiMAXプロバイダの中でBroad WiMAXが最もおすすめのプロバイダなのです。
4.WiMAXプロバイダの実質料金・価格を比較
参考までに、月額料金ともらえるキャッシュバックを考慮した、プロバイダ毎の料金の総額と1ヶ月の実質価格を表にして紹介します。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

詳しい料金やキャッシュバックは絶対に失敗しないWiMAXプロバイダ比較とおすすめ3選を参照してください。
安さだけで見たらBroad WiMAXよりも安いプロバイダがありますが、どのプロバイダもどちらもキャッシュバックキャンペーン有りでの実質月額料金です。
上記の通り、キャッシュバックには注意が必要です。
結論:「WX06」と「W06」をお得に契約するなら
ギガ放題プランで「
Broad WiMAX
ただし、キャッシュバックで選ぶなら「
GMOとくとくBB
Broad WiMAXの契約レポート・体験談、ルーターの紹介もあります
Broad WiMAXで契約した時の体験談をまとめた記事があります。
最新機種のWX06やW06のレポートではありませんが、ルーターが異なるだけでプロバイダに対する感想や評価はそのままです。
ルーター選び、プロバイダ選びの参考にしてください。
Broad WiMAXでWX03を契約した時のレポート
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Broad WiMAXを実際に契約して使ってみた感想、レビュー、オプション解約手順
Broad WiMAXはキャッシュバックがないかわりに月額料金がとても安いWiMAXプロバイダです。 基本的に契約から1年以上経たないと貰えないキャッシュバックは手続きや覚えていることが面倒なので、B ...
続きを見る
Broad WiMAX
Broad WiMAXサービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
とくとくBB
とくとくBBのサービス内容の詳細:「GMOとくとくBB」サービス内容・キャンペーン情報
WiMAXルーター端末機種まとめ
WiMAXでは定期的(半年に1度くらい)に新しいモバイルWiFiルーターが新登場します。
その都度性能は良くなっていきます。新しい機種は基本的には前の機種の上位互換となります。
そのため最新機種を選んでおけばほぼ間違いはないです。
ただし、製造会社が異なる2種類のシリーズ(W~とWX~)があり、どちらを選ぶべきかは比較しないとはっきりしません。なので今回は3つのポイントに絞って最新ルーターを比較しました。
現在の一押しは最新機種の「WX06」と「W06」ですが、「WX06」のほうがバッテリー性能に優れ、「W06」は通信速度に優れています。どちらを選ぶかはあなたの用途次第です。
これからも新しいルーターが登場するたびにこの記事は更新していきます。
今回の記事でWiMAXのルーターを選ぶ際の参考になれば幸いです。