WiMAXで「Zoom、LINE、Skype」などのネット会議、通話アプリが使えるのかどうか気になりますよね。
最近では「Discord」のような音声通話アプリも登場しネット通話アプリがWiMAXのようなポケットWiFiでも使えるかどうか気になっている人は多いと思います。
今やこれらのアプリを使って、ネット会議を行ったり長時間通話するのが当たり前の時代です。
手軽に導入できるWiMAXですが、ZoomやLINE、Skypeが使えないのであれば、あまり魅力的とは言えないです。
では実際はどうなのでしょうか?WiMAXの通信速度で通話アプリは利用できるのでしょうか?
目次
Zoomで必要な通信速度
以下の数値はZoom公式のヘルプセンターから引用した、Zoomを使う上で必要な最低限の通信速度になります。
ミーティングおよびウェビナーのパネリストに推奨される帯域幅:
- 1対1のビデオ通話の場合:高品質ビデオの場合は600kbps(上り/下り)、HDビデオの場合は1.2 Mbps(上り/下り)
- グループビデオ通話の場合:高品質ビデオの場合は600kbps/1.2Mbps(上り/下り)ギャラリービューの場合:1.5Mbps/1.5Mbps(上り/下り)
- 画面共有のみ(ビデオサムネイルなし)の場合:50-75kbps
- ビデオサムネイル有りの 画面共有の場合:50-150kbps
- オーディオVoiPの場合:60-80kbps
ウェビナー参加者に推奨される帯域幅:
- 1対1のビデオ通話の場合:高品質ビデオの場合は600kbps(下り)、HDビデオの場合は1.2 Mbps(下り)
- 画面共有のみ(ビデオサムネイルなし)の場合:50-75kbps (下り)
- ビデオサムネイル有りの 画面共有の場合:50-150kbps (下り)
- オーディオVoiPの場合:60-80kbps (下り)
Zoomで必要な通信速度は一番通信速度が必要とされるHDグループビデオ通話の場合でも上り(アップロード)600kbps、下り(ダウンロード)1.2Mbpsとあまり通信速度を必要としません。
これは例えばYouTubeのHD(720p)動画を見るのに必要な速度よりも遅い速度です。
SkypeやLINE、Discordで必要な通信速度
以下の数値はSkype公式より引用した、音声通話に必要な通信速度と推奨速度です。
LINEやDiscordも仕組みは同じアプリなのでSkypeと必要な通信速度はほとんど変わりません。この表を参考にしてください。
通話の品質や同時に何人と通話するかによって必要な通信速度は変化します。しかし、一番多い7人以上のグループビデオ通話でも下り速度は4Mbpsあれば大丈夫で、1対1の通話なら最高品質のビデオ通話でも1.2Mbpsとビデオ通話でさえあまり通信速度は必要としていません。
音声通話に限れば、最低減必要な速度が下りで30kbps、推奨で100kbpsとなっています。
これは最低品質の動画を視聴するのに必要な速度よりも遅いです。
WiMAXの通信速度
ではWiMAXの通信速度はどれくらいでしょうか?
WiMAXの通常の通信速度はだいたい10~100Mbpsです。ちょっとブレ幅が大きいですが、WiMAXを使用する場所(エリア)によってアンテナとの距離や混雑具合が変わるので、結構通信速度は変化します。。
ちなみに当サイト管理人が契約したWiMAXで測定した通信速度は以下のようになっています。
結論:WiMAXでZoomやLINE、Skype、Discordはできる
いかがでしょうか。
WiMAXの通信速度を見てみれば、ZoomやLINE、Skype、Discordの必要な通信速度を満たしていることが分かりますね。
しかも推奨速度も軽く超えています。当然、下り(ダウンロード)と上り(アップロード)それぞれでです。
WiMAXでZoomやLINE、Skype、Discordなどのネット会議、音声通話アプリを使用することは全く問題ないといえるでしょう。
長時間通話でWiMAXの通信制限は引っかかるのか?
WiMAXには3日10GB制限という通信制限があります。
3日10GB制限は3日間に10GB以上の通信容量を使用すると、翌日の18時~夜中の2時までの8時間通信速度が約1Mbpsに制限されるというものです。
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WiMAXを契約するにあたって、通信制限、通称「3日10GB制限」が気がかりという方は多いのではないでしょうか。 はたして、この通信制限はユーザーにとって厳しい物なのか、はたまた全く気にする必要のない ...
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LINEやSkype、Discordの場合
では、LINEやSkype、Discordなどの通話アプリではこの通信制限に引っかかるのかというと、ほとんどの場合引っかからないというのが結論です。
通話アプリで使用する通信容量の目安は以下の通りです。
1分間のデータ容量 | 10GBに到達するまでの時間 | |
---|---|---|
音声通話 | 約3MB | 約3400時間 |
ビデオ通話 | 約36MB | 約280時間 |
どうでしょう3日でこれほど通話はできませんよね。
通話アプリでWiMAXの速度制限に引っかかるかどうかは気にしなくていいでしょう。
ちなみにYouTube動画の場合以下のようになります。
表が横幅に収まりきらない場合、横にスクロールできます
内容 | 画質 | データ量 | 10GBでの視聴可能回数 |
YouTube (5分間) | 超高画質 (フルHD:1080p) | 約113MB | 約88回 (約7時間) |
高画質 (HD:720p) | 約60MB | 約166回 (約13時間) | |
標準画質 (SD:480p) | 約17.5MB | 約570回 (約47時間) | |
低画質(240p、144p) | 約10MB | 約1,000回 (約87時間) |
YouTube動画に比べたら通話アプリはあまり気にする必要のないぐらいのデータ容量しか使用しないので心配しないでOKです。
Zoomの場合
Zoomは映像と音声をやり取りするのでLINEやSkypeに比べて多くの通信容量がかかります。
ちょうど動画を視聴する時と同じような感じです。
しかし、上のYouTubeの10GBでの視聴可能回数を見ていただければ分かる通り、1日中ずっと話し合いをするような利用の仕方でなければ全く問題なく利用することが可能です。
Zoomでやり取りされるデータ量はせいぜいYouTube動画でいえば標準画質程度のものなので、Zoomを1日15~6時間以上使わないとWiMAXの通信制限には引っかからないと考えておくと良いでしょう。
制限に引っかかった後も通話はできる?
もしもWiMAXが通信制限に引っかかった状態でも下りで約1Mbpsの速度がでます。
LINEやSkype、Discordのような音声通話であれば全く問題なく使えます。
Zoomのようなビデオ通話になると1対1であれば最高品質は難しくなるかもしれませんが、標準画質に落として利用すれば問題ないでしょう。
オンライン英会話教室も可能
英会話のインターネット授業などはこれらのネット会議、通話アプリを使ったビデオ通話となりますが、WiMAXであれば当然問題なく利用できます。
通信制限に引っかかっていても、オンライン英会話は基本1対1ですので、問題なくビデオ通話ができるでしょう。
ZoomやLINE、Skype、DiscordするのにおすすめのWiMAXプロバイダはどこ?
ZoomやLINE、Skype、Discordに特別フォーカスしておすすめのWiMAXのプロバイダというのは存在しません。
どのプロバイダも通信速度やエリア、つながりやすさなどは同じだからです。
なぜプロバイダの通信速度などが同じかはこちらを参考にしてください→WiMAX・WiMAX2+、プロバイダとUQ WiMAXの違いとは【基礎知識】
なのでWiMAXのプロバイダを選ぶ際は、通信速度などの通信品質に関することではなく、プロバイダ毎のキャンペーンや料金、サポート体制などを考慮するとよいです。
以下におすすめのプロバイダ選び方とおすすめプロバイダを紹介するので参考にしてください。
1.プロバイダを選ぶ前にプランを選ぼう
WiMAXプロバイダと契約するにはまず、プランを選びましょう。
迷ったらギガ放題プランがおすすめです。
WiMAXの2つプラン概要
WiMAXのプランには大きく分けて、
- ひと月のデータ使用量が7GBまでのプラン(ここでは分かりやすく「7GBプラン」と呼びます)
- ひと月のデータ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」
の2つのプランがあります。
WiMAXの契約は「ギガ放題プラン」にすべし
- 7GBプラン:データ使用量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がある
- ギガ放題プラン:データ使用量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを利用できる
「7GBプラン」は料金に比べて使えるデータ量が少なくコスパがとても悪いです。
現在のWiMAX利用者の90%以上が「ギガ放題プラン」を選んでいます。
「7GBプラン」の月額料金は3,696円で「ギガ放題プラン」は4,383円ですが、「ギガ放題プラン」の場合多くのプロバイダが割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを行っており、実質料金・価格は3,200円程になります。
「7GBプラン」もキャンペーンにより安くなるプロバイダが多く実質料金は2,800円程になりますが、それでも7GBしか使えないのは容量無制限の「ギガ放題プラン」に比べるとコストパフォーマンスが悪いと言わざるおえません。
データ使用量が無制限の「ギガ放題プラン」の方が圧倒的にコスパが良いです。
WiMAXを契約するならギガ放題プランにするべきです。
2.プロバイダを選ぶ比較ポイントを知る
よいプロバイダを選ぶのに重要なポイントは以下の3点。
- WiMAXの実質料金・価格(キャッシュバック込み)の安さ
- プロバイダの信頼性
どうせWiMAXを使うなら、なるべく安い方が良いですよね。
ですが、その「安い」というのはすこしからくりがあって、以下で記述したように最安だけに注目してプロバイダを選んだら後悔する可能性があります。
そのため、できる限り失敗しない・損しない(プロバイダの信頼性)ことも重要になってきます。
3.おすすめのプロバイダ1選
現在おすすめなプロバイダはBroad WiMAXです。
なぜBroad WiMAXがおすすめなのかと言うと、一言でいえば「料金体系がシンプルで失敗しづらい」からです。
WiMAXに限らずインターネット回線系の契約ってキャッシュバックがあるのが基本ですよね。
ですが、キャッシュバックって受け取りにくくて、忘れてしまい、多くの人が取得できてないって知ってました?
参考:WiMAX2+のキャッシュバックが0円に!?お得そうなプロバイダには注意が必要!
現実的に20~30%の人しかキャッシュバックをもらえていない事実があります。
そのため多くの人は高い月額料金でWiMAXを使っているのです。
ところが、Broad WiMAXはキャッシュバックが0円なんです。
その代わりに月額料金が大幅に割引されていて、キャッシュバックのあるプロバイダとほぼ同等の安さで使えてしまうんです。
月額料金割引なのでキャッシュバックのように受け取れず高い料金を払い続けるという心配もありません。
何もしなくても、必ず誰でも割引された料金・価格でWiMAXを使い続けられます。
また、Broad WiMAX以外にもこういった月額料金割引に特化したWiMAXプロバイダは存在しますが、その中でも実質月額料金が安く、即日発送、当日受け取り(一部地域)などの料金以外のサービスが充実しているBroad WiMAXが一番おすすめです。
こういう意味で現在WiMAXプロバイダの中でBroad WiMAXが最もおすすめのプロバイダなのです。
4.WiMAXプロバイダの実質料金・価格を比較
参考までに、月額料金ともらえるキャッシュバックを考慮した、プロバイダ毎の料金の総額と1ヶ月の実質価格を表にして紹介します。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

詳しい料金やキャッシュバックは絶対に失敗しないWiMAXプロバイダ比較とおすすめ3選を参照してください。
安さだけで見たらBroad WiMAXよりも安いプロバイダがありますが、どのプロバイダもどちらもキャッシュバックキャンペーン有りでの実質月額料金です。
上記の通り、キャッシュバックには注意が必要です。
5.結論:WiMAXを乗り換えるのにおすすめのプロバイダとプランの組み合わせは
ギガ放題プランで「
Broad WiMAX
ただし、トータル金額で見るなら、キャッシュバックが高額な「
GMOとくとくBB
Broad WiMAXもSo-netもとくとくBBもどれも有名なWiMAXのプロバイダで、発送も早いです。
プロバイダ選びで迷ったらこの3つから選ぶことをおすすめします。
Broad WiMAX
Broad WiMAXサービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
WiMAX使い放題2,726円!月額支払い最安WiMAX。即日発送ですぐにご利用可能
とくとくBB
とくとくBBのサービス内容の詳細:「GMOとくとくBB」サービス内容・キャンペーン情報
月額料金、通信速度、キャンペーン、ルーターなど総合的にWiMAXのプロバイダを徹底比較している記事はこちら→WiMAXプロバイダ全社比較!絶対に失敗させないおすすめプロバイダ3選と人気プロバイダランキング
おすすめのWiMAXモバイルルーター
WiMAXを契約する際にはルーターを選ばなければなりません。なので最新のルーターでどれがおすすめなのかを知っておく必要があります。
WiMAXのルーターには2種類のタイプがある
- モバイルルーター
- ホームルーター
WiMAXには上記の2種類のタイプの異なるルーターがあります。
モバイルルーターはバッテリーが内蔵され、持ち運びのできる小型のルーターです。外でもインターネットを使いたい人や一人暮らしの人ははこれを選びます。
ホームルーターは据え置き型のもので、光回線などの固定回線の代わりに家の中で使用するものです。バッテリーが内蔵されておらずコンセント接続で動きます。本体の大きさがモバイルWi-Fiルーターよりも大きく、その分だけWi-Fiが強力で一軒家でも家の中全体に電波を飛ばすことができます。回線工事が必要なく、月額料金が安いため光回線の代わりとして導入する人が増えています。
モバイルWi-Fiルーターとホームルーターは用途が違うためそれぞれ別のまとまりで比較を行っています。
おすすめWiMAXモバイルルーター
現在最もおすすめなWiMAXモバイルルーターは「WX06」
現在、最もおすすめなWiMAXルーターはWX06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT WX06)です。
WX06のおすすめポイントは以下の通り。
WX06のおすすめポイント
- バッテリー持ちがモバイルルーターの中で一番良い(一押しポイント)
- 通信速度も最速ではないが実用上全く問題ない充分な性能
- 2.4GHz帯と5GHz帯の両方のWiFiを同時に使用できる
- その他スペックも最高水準
WX06は全てのスペックが高水準で総合力が高く、特にバッテリーの持ちは全機種ナンバーワン(超重要)なのがオススメのポイントです。
WiMAXのモバイルルータは持ち運び時にバッテリーが切れてしまってはなんの意味もないのでバッテリー持ちは一番大事だと当サイトでは考えます。
また通信速度は全機種ナンバーワンではありませんが、最速のW06と実際にの使用上はなにも変わらない性能であり十分な性能です。
WiMAXハイパワーやビームフォーミングなど前機種のWX05に搭載された通信性能を向上させる機能も盛り込まれておりに対応し、通信速度と電波のキャッチ力(りょく)は引き続き良く、建物内で使用してもつながりやすいです。
WX05について→Speed Wi-Fi NEXT WX05の全まとめ|WX04,W06,W05との違い、スペック、新機能
その他細かい機能や性能もWiMAXルーターの中で最高水準であり、総合的に見て現在WiMAXのルーターは「WX06」が一番おすすめな機種となっています。
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WX06はおすすめか?新機能とWX05・W06との比較
WX05の後継機である「WX06」。2020年1月30日にNECプラットフォームズから発売されました。 WX05から1年以上経って登場ということでどのような進化をしているのでしょうか? この記事では「 ...
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時点でおすすめなWiMAXモバイルルーターは「W06」
次点でおすすめなWiMAXルーターはW06(正式名称:Speed Wi-Fi NEXT W06)です。
W06の進化した部分、特徴
- 下り最大867Mbps!USB接続時には下り最大1.2Gbpsの超高速を達成
- 高性能ハイモードアンテナ搭載、Wi-Fi TXビームフォーミング機能で通信性能向上
- 丸みがあり持ちやすいデザイン
- 通信モード自動切り替え機能
Wシリーズの一番新しいルーター端末であるため、過去の機種よりもスペックが高く、特に下り(ダウンロード)の通信速度は一番速いです。
ただし、体感で速度が他のルーターと劇的に変わるかというとそうでもありません。あくまでWiMAXルーターの中で最速ではありますが、実用上の違いは少しだけだと思っておいたほうが良いです。
外で持ち運ぶことの多いモバイルルーターで重要な「バッテリー持ち」ですが、W06はWX06に比べると劣りますが、半日外で使う分には充分なバッテリー容量となっています。
基本的にWiMAXルーターは見た目がシンプルで誰が持っていても不自然ではないですが、W06もその流れを受け継いでおり、シンプルですっきりとした見た目なため、男女問わずどんな人にもおすすめできます。また、丸みのある形状のため、角が手に当たらないので持ちやすいです。
WX06にも搭載されているハイスピートプラスエリアモードの切り替え機能がWシリーズの最新機種W06に搭載されました。W05までの機種では無かった機能です。
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Speed Wi-Fi NEXT W06の全まとめ|WX05,W05との違い、スペック、新機能
WiMAXのモバイルWi-FiルーターのWシリーズの最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」が2019年1月24日に発売されました。UQWiMAX及び各プロバイダで取り扱いが開始しています ...
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WiMAXのモバイルルーターを比較するときに注目する2つの重要なポイント
WiMAXのモバイルルーターを選ぶときに注目すべきはポイントは、
- 通信速度
- バッテリー持ち
の2点です。
それ以外の要素はこの2つの要素に比べてほとんど気にしなくても良いレベルです。
後は最新機種であることも重要です。WiMAXのモバイルルーターの場合、最新機種であればそれ以前の機種よりもスペック(性能)が確実に上なので、最新機種かどうかでまずは選択肢を絞ることができます。
では現在発売中のWiMAXルーターの中で最新機種であるW06とWX06の「通信速度」と「バッテリー持ち」の性能を比較してみましょう。
WiMAXモバイルルーターの通信速度を比較
下り(ダウンロード)最高速度 | 上り(アップロード)最高速度 | |
---|---|---|
W06 | 558Mbps (LTEオプション使用時867Mbps) |
ハイスピードモード30Mbps、 ハイスピードプラスエリアモード75Mbps |
WX06 | 440Mbps | ハイスピードモード30Mbps、 ハイスピードプラスエリアモード75Mbps |
下り(ダウンロード)の速度は数字上は118Mbpsととても離れているように見えますが、どちらも実用上は100Mbpsぐらいまでしか出ません。
カタログスペックはあくまで理想的な環境で最大限の力を発揮した場合の数値で、実際にはこのような速度になることは絶対にありません。
普段の使用では人間で体感できるほどの差はうまれないので速度に関してはどちらの機種を選んでも問題ありません。
W06のほうが通信速度のカタログスペックが良く圧倒的にW06のほうが良いみたいに書かれている解説サイトを多く見かけますが、W06の最高速度が出るのは一定の条件下でのみで、その方法は実用的なものではなく実際に利用することはまずありません。
上り(アップロード)の速度については、完全に同じなので比較する必要はありません。
WiMAXモバイルルーターのバッテリー持ちを比較
WiMAXモバイルルーターのバッテリー比較は必須
外で使うことの多いWiMAXはバッテリーはとても重要な要素です。バッテリー切れでせっかくの利便性を失ってしまっては無線通信サービスの意味がありません。
現在WiMAXルーターの速度は横ばいなので、より重視すべき比較要素はバッテリー持ち(連続通信時間)となります。
機種毎に3つの電力モードの連続通信時間を比較
連続通信時間 | |||
---|---|---|---|
機種/モード | ハイパフォーマンス | ノーマル(バランス) | バッテリーセーブ(エコ) |
WX06 | 8時間20分 | 11時間30分 | 14時間 |
W06 | 7時間10分 | 9時間 | 11時間40分 |
WX05 | 8時間10分 | 11時間30分 | 14時間 |
W05 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX04 | 8時間10分 | 11時間30分 | 13時間 |
W04 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX03 | 7時間20分 | 10時間 | 12時間20分 |

参考のためWX06とW06以外の古い機種も掲載しています。
現時点でバッテリー持ちという観点からすると「WX06」に軍配が上がります。
バッテリー持ちに関してはWX06がおすすめとなります。
おすすめのWiMAXのモバイルルーターは「WX06」or「W06」


WX06


W06
- バッテリーを重視するなら「WX06」
- 通信速度(上り速度)を重視なら「W06」
がおすすめのルーターとなります。
当サイトではよりバッテリー持ちの良い「WX06」を一番おすすめのWiMAXルーター機種としています。
通信速度は実用上ほぼ違いが感じられないのに対して、バッテリー持ちに関しては最低でも1時間以上違いがあり電力モードによっては3時間ほどの違いでその差は顕著だからです。
バッテリー持ちが多ければ長く使用しても問題なくつかえます。
WX06やW06以外の機種も含めた全機種の比較→WiMAXルーター最新機種比較!2020年おすすめ端末はWX06,W06,WX05の内どれ?
おすすめWiMAXモバイルルーター「WX05」と「W06」をお得に契約できるプロバイダのキャンペーンは?
最新機種を選ぶのにおすすめなプロバイダのキャンペーンはBroad WiMAXがおすすめです。
どちらも、最新機種のルーターでも古い機種と同じキャンペーンが適用され、お得さが変わりません。
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)サービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
まとめ
WiMAXでZoomやLINE、Skype、Discordなどのネット会議、音声通話アプリを使用することは可能です。
WiMAXには通信制限がありますが、通話アプリの長時間使用で制限がかかるほど容量を食うことはありません。
もしも通信制限に引っかかっても、通話、ビデオ通話共に問題なく使用できます。