WiMAX2+ってなんでしょう?
この記事では「テレビやネットの広告、家電量販店などで目にはするけど、いまいちどういう物かはっきり分からない」という方向けにWiMAX2+の基礎的な部分から分かりやすく説明していきます。
この記事はWiMAX2+の特徴、料金、エリアをはじめ他のポケットWi-Fiとの違いやプロバイダの選び方までを網羅的に解説しています。
この記事を読んで、WiMAX2+の疑問に思っていたことを解消してください。
目次
- 1 WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)とは?
- 2 WiMAX 2+の特徴
- 3 WiMAX2+の速度ってどれくらい?速度制限についても解説
- 4 WiMAX2+のつながるエリアってどれくらい?
- 5 WiMAX2+のプランと料金について
- 6 WiMAX2+がつながらないことがあるって聞いたけど大丈夫なの?それはどういうとき?
- 7 WiMAX2+はスマホのテザリングとどう違うの
- 8 他にもポケットWiFiやモバイルWiFiってあるけど、WiMAX2+との違いは?
- 9 WiMAX2+には事業者(プロバイダ)がいっぱいあるみたいだけどどうして?
- 10 WiMAX2+がオススメな人ってどんな人?
- 11 逆にWiMAX2+がオススメじゃない人ってどんな人?
- 12 WiMAX2+の契約方法、プロバイダ選び方の手順、おすすめプロバイダ、おすすめルーター
- 13 まとめ
WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)とは?
WiMAX2+は「ワイマックスツープラス」と読みます。
WiMAX2+は無線通信回線です。
スマホの3GやLTE通信のような感じのもので、パソコンでもスマホでもWiFiがつながる機器ならどんな物でもインターネット通信を可能にしてくれる、インターネット回線のサービスです。
一般的に「ポケットWi-Fi」や「モバイルWi-Fi」、「モバイルルーター」などと呼ばれているものの1種です。
使い方の感覚としてはスマホのテザリングに近いです。
テザリングではスマホがルーターの代わりになりますが、
WiMAXではこんな感じ↓の小型のWi-Fiルーターを経由してインターネットにつなげます。
WiMAXとWiMAX2+(ワイマックスツープラス)の違いとは?
全く同じものと思っていただいてかまいません。
WiMAX2+以前に「WiMAX」という回線がありました。WiMAX2+と同じUQWiMAXが提供していた回線サービスです。
2015年以降はWiMAXをより高速化した、WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)回線が旧WiMAX回線の後継サービスとして提供されています。
現在WiMAXを契約すると、回線は必ず「WiMAX2+」を使用することになります。
WiMAX=WiMAX 2+と思っていただいてかまいません。
元々WiMAXという回線をそのままサービス名にして提供していたため、この「WiMAX」と言う名前が定着してしまいました。そのため、いまでは使う回線はWiMAX2+ですが、「WiMAX」という名称でサービス提供しているところが多いです。
プロバイダによってはWiMAXと表記したり、WiMAX2+と表記したり、まちまちですがどちらも同じサービスを指しています。安心してください。
WiMAX 2+の特徴
WiMAX2+の特徴は以下の7つです。
- 家でも外でもどこでもインターネットが使える!
- いろいろな機器が無線でネットにつながる!
- 回線工事が必要ない!引っ越ししたあとに即使える!
- 通信速度が光回線並みに速い!
- 1ヶ月に使えるデータ容量が無制限で月額料金が定額!
- それなのに、月額料金は光回線より1,000円以上安い!
- 配線がなく、部屋がすっきりする!
「モバイル回線の取り回しの良さ」と「光回線並の速さ」を兼ね備えたのがWiMAX2+です。
1.家でも外でもどこでもインターネットが使える!
WiMAX2+はルーターさえ持っていれば、家の中でも外でもどこでもインターネットが利用できます。
使いたい機器(スマホ、パソコン、タブレット等)をルーターにつなげるだけで接続完了です。
2.いろいろな機器が無線でネットにつながる!
WiMAX2+ではこのように、ルーターが1台あれば、いくつもの機器を同時にインターネットに接続することが可能になります。
モバイルルーターであれば10台、ホームルーターであれば40台ほど同時に接続可能です。
ホームルーターについては以下の記事で解説しています。
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WiMAXやWiMAX2+のルーターを調べていると、なにやらモバイルWi-Fiルーターとは別に据え置き型の大きめなルーターを発見しますよね。 これですね↓ 表側 後ろ側 このルーターはいったいなんなの ...
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3.配線がなく、部屋がすっきりする!
そして、ルーター1台で無線でインターネットにつながるため、光回線のように、ルーターやONUなどの機械が必要なくなります。
なので、ごちゃごちゃした配線がなくなり、部屋がすっきりします。
インテリアにこだわりたい人にも、部屋がきれいになるのでおすすめです。
4.回線工事が必要ない!引っ越ししたあとに即使える!
WiMAX2+はあのわずらわしい回線工事がありません。
契約してから開通まで1ヶ月も待つ必要が無いのです。
WiMAX2+は契約後1週間以内には必ずルーターが家に届きます。
そして届いたその日から電源を入れれば開通完了です。
引っ越ししたときに手軽にインターネットを引きたい人におすすめです。
また、ルーターを持っていれば、何時引っ越しても引っ越し先ですぐにインターネットが使えるのでとても便利です。
5.通信速度が光回線並みに速い!
WiMAX2+の通信速度は実測値で下り10~100Mbpsほど出ます。
動画も不自由なく楽しめますし、いろんなウェブサービスやウェブサイトもサクサクです。
以下の画像は当サイト管理人が実際に測定してみた結果です。
WiMAX 2+の通信速度測定結果
夕方15時47分に測定した結果です。Pingは38m/s、下りは71.7Mbps、上りは12.0Mbpsとなっています。
次に夜中のものです。Pingは43m/s、下りは82.1Mbps、上りは11.7Mbpsとなっています。
この結果はWX03という少々古いルーターでの結果なので、W06やWX05といった最新ルーターではさらに速い可能性があります。
6.1ヶ月に使えるデータ容量が無制限で月額料金が定額!
WiMAX2+の大きな特徴として、他のモバイルルーター、ポケットWi-Fiにはあまりない、容量無制限のプランがあることがあげられます。
容量無制限のプランは月に使えるデータ容量が5GBとか10GBなどと決まっておらず、上限がない、文字通り無制限のプランです。
WiMAX2+では90%以上の人が容量無制限のプランを求めて契約しています。
どこでも使えて速度も速いのに、容量制限もないというのはとても便利ですしお得です。
7.それなのに、月額料金は光回線より1,000円ほど安い!
ただ、そこまで良いサービスなら、料金も高いのでは?と思うでしょう。
でもWiMAX2+は光回線に比べると料金が1,000円ほど安いです。あくまで平均的な光回線との比較ですが。
WiMAX2+の料金はキャッシュバック等も含めた実質的な月額料金に直すと以下のようにどのプロバイダ(WiMAX2+の場合は単なる代理販売業者のことを指します)で契約しても3,000円台ととても安いです。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

ホームルーターで簡単に家庭のインターネットを引く人が増えてきている
上記のようにWiMAX2+にはネットユーザーにうれしい特徴が多くあります。
WiMAX2+の手軽さやお得さから、出張の多いビジネスマンや、最近ではホームルーターという据え置き型のルーターが登場したことから、家庭で光回線の代わりとしてWiMAXを利用する人が増えてきています。
↓ホームルーター
引っ越しして、光回線を引くのは時間がかかるからおっくうになっているひとが解決策として、WiMAX2+のホームルーターで手っ取り早くインターネットを開通するという事例が近年増えてきており、人気WiMAX2+プロバイダの「Broad WiMAX」では新規契約者の約20%がこのホームルーターを選んでいるというデータ(Broad WiMAXの担当者の方から直接話を聞きました)もあります。
最近はさらにホームルーターの種類も増え「Speed Wi-Fi HOME L02」「WiMAX HOME 01」といった機種が発売され、ホームルーター需要もより高まってきていることがわかります。
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WiMAXのホームルーターの最新機種「Speed Wi-Fi HOME L02(スピードワイファイホームエルゼロツー)」が2019年1月24日に発売されました。UQWiMAX及び各プロバイダで取り扱い ...
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WiMAX HOME 01の全まとめ|L02,L01sとの違いや特徴・スペック・進化したところ
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WiMAX2+の速度ってどれくらい?速度制限についても解説
WiMAX2+の通信速度について
先ほどのWiMAX2+の特徴の項でも述べましたが、もう少し詳しくWiMAX2+の速度について解説しましょう。
WiMAX2+はWiMAXという旧回線からのバージョンアップした回線になります。
そのため、無線通信の中ではLTEと同様に最新型で速度も速いです。
最新ルーター「W06」の最高速度は下りで867Mbps(一部のエリアでハイスピードプラスエリアモードを使用した場合)となっています。
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WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?注意点、制限、解除方法などを解説、WiMAXのLTEオプションの重要な話
速い WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何でしょうか? 普段は通常モードであるハイスピードモード(WiMAX 2+)で問題ないですよね。 ではこの「ハイスピードプラスエリアモード」って何の ...
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通常時であれば最高速度は「WX05、W05、WX04、W04」の4種で440Mbpsというのが最高速度になっています。
なぜこの速度になるのかの解説は以下の記事で解説しています。参考までにリンクを載せておきます。
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CA(キャリアアグリゲーション)と4×4MIMOの違いを理解して賢くルーターを選ぼう!
目次1 WiMAX2+には2つの通信方式があります2 CA(キャリアアグリゲーション)とは?その仕組みはどうなってるの?3 4×4MIMO(マイモ)とは?その仕組みはどうなってるの?4 どちらの通信方 ...
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でも、通信回線ってこういった表記の速度が出ることはまずないですよね。
実際に測定した速度が重要なのであって、公式発表の数字はあまり意味をなしません。
そこでWiMAX2+を実際に使っている人の測定結果をここに掲載します。
先に当サイト管理人の測定結果を載せましたが、もう少しサンプルが多い方が良いですよね。
使用中のインターネットの速度は: 13Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/mW1PcPEptB 早いな、これがwimax2+の力だというのか・・・
— 夏至月@危険分子 (@geshizuki) June 9, 2018
wimax2+, ダウンロード35Mbpsでアップロード9Mbpsだからぼちぼち戦えるけどこれが明日速度制限かかると思うと今からげんなりする pic.twitter.com/6hUUhRwSKM
— yohey (@KYhei) June 6, 2018
一番上が東京・田町付近、その下が自宅でのWiMAX2+の速度。やはり都心は速いです。 pic.twitter.com/nt2IRDdki8
— 流音 (@ruoto1976) June 2, 2018
正直なところ、これくらいの速度が出るのであれば、動画もサクサクです。
YouTube動画の高画質も4Mbpsあればスムーズに見れますし、標準画質であれば1Mbpsほどで充分です。
動画以外の用途であれば言うまでもありませんね。WiMAX2+の通信速度であればネット利用は基本的に快適です。
速度以外のユーザーの感想や、WiMAX2+の速度が遅い場合の向上の方法などより詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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【最新】契約する前に知っておきたいWiMAXのネットの評判・口コミまとめ
1ヶ月に使えるデータ容量が無制限 月額料金は定額 無線通信だから家でも外でもどこでもインターネットが使える 回線工事が必要ない 通信速度は光回線並み それなのに、月額料金は光回線より1,000円以上安 ...
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WiMAX2+の速度制限について
無線型のネット回線の宿命なのが「速度制限・通信制限」と呼ばれるものです。
ほとんど全てのポケットWiFi、モバイルWiFiにあります。
WiMAX2+もその例外ではありません。
ただし、WiMAX2+の場合他のポケットWiFiなどよりかは、速度制限になってしまう条件がやさしいものとなっています。
詳しくは以下の記事で解説しているのでここでは要点だけを書いていきます。
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WiMAX2+の「3日10GB」通信制限は厳しい?意外とそうでもない?速度はどう?ビジネスマンには特におすすめ
WiMAXを契約するにあたって、通信制限、通称「3日10GB制限」が気がかりという方は多いのではないでしょうか。 はたして、この通信制限はユーザーにとって厳しい物なのか、はたまた全く気にする必要のない ...
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WiMAX2+の通信制限はこのようになっています。
制限になるまでの容量 | 3日間で10GB以上 |
制限後の速度 | 1Mbps前後 |
制限期間 | 10GBを超えた日の翌日1日間(朝と昼は制限なし) |
制限される時間帯 | 18時~深夜2時(およそ8時間) |
WiMAX2+の速度制限は「3日間で10GB以上利用すると翌日の18時から深夜2時にかけての8時間速度が1Mbps前後となる」、というものです。
通信制限にかかる場合とかからない場合のイメージは以下の画像の通りです。
WiMAX2+の速度制限の特徴としては、「3日間で10GB」と「制限される時間帯」の2つが上げられます。
3日間で10GBは普通の社会人だと案外到達しないものです。YouTubeの動画であれば標準画質(480p)で47時間見ると到達します。高画質(720p)だと13時間です。動画以外の用途であれば、10GBなんてとうてい到達しない数字です。
3日間でこれ以上動画を見るという方にはWiMAX2+はおすすめできませんが、これ以下であるという人は速度制限に引っかかることがありません。
また、速度制限される時間帯ですが、WiMAX2+は夜の8時間のみとなっています。これも他のポケットWiFiにはない特徴で、かなり緩いです。
朝~夕方にかけては全く制限されないので、昼間つかうことの多いビジネスマンなんかはどれだけつかっても制限がかからないのようなものです。
WiMAX2+のつながるエリアってどれくらい?
WiMAX2+のエリアはどのくらいか気になるでしょう。
それもそのはず、光回線などの固定回線とは違って、有線でつながれていないので電波が届くところでしかWiMAX2+は使えないからですね。
WiMAX2+は基本的に日本全国でつながるようになっています。
人が住むところであればエリア外というのはほぼありません。
しかし、山間部や田んぼや畑のあるような農村部、田舎などではアンテナが少なくつながらない場所もあります。
今自分が生活する範囲内でWiMAX2+がきちんとつながるのか確かめる方法があります。
UQWiMAX公式でエリアを確認することができます↓
サービスエリアマップ・ピンポイントエリア判定→https://www.uqwimax.jp/area/wimax/
WiMAX2+のエリアの判定法やつながるかどうか無料で試す方法などについては、詳しくは以下の記事を御覧ください。
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WiMAXのエリア範囲はどのくらい?エリア判定方法と圏外の場合の対処法
今や2000万回線を突破したWiMAXですが、今までもこれからもWiMAXを契約しようか迷っている人の最大の悩みの1つは、 「WiMAXが自分の使いたい場所で使えるか」ということです。 つまり、WiM ...
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WiMAX2+のプランと料金について
さて、WiMAX2+のスペックやポテンシャルはだいたいここまでで理解できたかと思います。
ただ、速度やエリアも重要ですが、なんだかんだ、一番気にするのは月額料金なのではないでしょうか。
いくら便利なものでもその料金がべらぼうに高かったら、利用しようとは思いませんよね。
WiMAX2+のプランの種類
実はWiMAX2+には2つのプランが存在します。
ポイント
- UQ Flatツープラスギガ放題(通信容量無制限)(2年契約、3年契約)
- UQ Flatツープラス(月7GBまで)(2年契約、3年契約、4年契約)
の2つです。
「ギガ放題プラン」の容量無制限の方は名前ぐらいは知っている方も多いでしょう。
WiMAX2+の契約者の約90%がギガ放題を選択しています。
やはりWiMAX2+と言えば容量無制限のギガ放題というのが一般的な認識ですし、それ目当ての人が多いです。
もう一つの「月7GBまでのプラン」は料金的にはギガ放題よりも800円ほど月額で安くなります。
しかし、月7GBまでのポケットWi-Fiとして見ると、割高感が否めません。
もしも無制限のプランではなく月の容量に上限のあるプランを選びたいと考えている人は他のポケットWi-Fiをおすすめします。
WiMAX2+のプランの料金と特徴
WiMAX2+のプランの料金は上記の画像の通りですが。
ギガ放題は4,380円、Flatツープラスは3,696円とそんなに安くは見えませんよね。
これはあくまでUQ WiMAXが設定している価格で、プロバイダ各社で契約すると基本的にギガ放題でも3,000円前半台で毎月利用することができます。
プロバイダついては後で説明します。
WiMAX2+ユーザーはUQ WiMAX本家で契約するのはまれで、WiMAX2+を契約する人は基本的にプロバイダで契約します。
そのため、皆さん3,300円くらいの料金でWiMAX2+を使っています。
もう一度主要プロバイダの料金表とグラフを載せておきます。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
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3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
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10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

どうでしょうか、WiMAX2+はそのスペックからすれば、充分に安く利用できるネット回線と言えるのではないでしょうか。
ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)について
ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)とは、WiMAX2+がエリア外の場所でもau 4G LTE回線を使うことで通信を行えるようにするオプションサービスです。
WiMAX2+もエリアは日本全国に広がっておりとてもカバー範囲は広いですが、やはり大手スマホキャリアのauのLTE回線の方がよりエリアが広くカバー率も高いのです。
LTEオプションの使い方は簡単で、ルーターの回線をau 4G LTEに山間部などWiMAX2+がつながりにくい場所で、「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えるだけです。
今現在WiMAX2+を新規で契約するときに選べるルーターであれば「WX03」を除き全ての機種でこのモードが使えます。
ギガ放題を3年プランで契約すると「ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)」が無料になります。
2年契約のプランの場合は「ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)」を使った月は1,000円余分に料金がかかります。まあまあ高いです。
注意
この「LTEオプション」はエリアを拡大してくれる良いオプションですが、むやみに使うことはやめましょう。
「LTEオプション」はギガ放題プランであっても、月7GBまでしか利用できません。それ以上使うと通信速度が128Kbpsまで制限されてしまいます。とても遅いです。
そして「LTEオプション」で7GB以上利用してしまうと、なんとWiMAX2+回線までその制限が適用されてしまいます。これは以外と知られていないことです。
そんなの嘘だろと思うかもしれませんが、本当です。
あくまで緊急用として「LTEオプション」を使うようにしましょう。くれぐれも7GB以上使わないように気をつけましょう。
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WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?注意点、制限、解除方法などを解説、WiMAXのLTEオプションの重要な話
速い WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何でしょうか? 普段は通常モードであるハイスピードモード(WiMAX 2+)で問題ないですよね。 ではこの「ハイスピードプラスエリアモード」って何の ...
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WiMAX2+がつながらないことがあるって聞いたけど大丈夫なの?それはどういうとき?
WiMAX2+がつながらなくて困ったといった意見を目にしたことがある人もいるかもしれません。
WiMAX2+は基本的に日本全国つながりますが、電波が届きにくいところではつながらなくなることもあります。
高層ビルやマンションの中など、
厚い壁のある場所ではWiMAX2+の電波が壁に遮られてしまい、アンテナから遠い高い場所だとそもそも電波が弱くなり、うまく接続できない場合があります。
WiMAX2+のアンテナは電信柱などに設置されています。
どんな場所であれ、そのアンテナから遠い場所では電波は必然的に弱くなり接続しにくくなってしまうのです。
なので、本質的にWiMAX2+自体がつながりにくいのではなく、場所によってはつながりにくいというのが正しい情報です。
また、電波を受信する側である「ルーター」自体が故障している場合も考えられます。その場合はサポートに電話して対応してもらいましょう。
ネットで批判的な意見を発している人はほとんどが、そういう前提を忘れてとにかく「つながらない」と言っていることが多いので、注意が必要です。
心配ならTry WiMAXでお試しできる
WiMAX2+がつながるのかどうか不安な方は、無料でお試しできる「Try WiMAX」というサービスがあるので利用してみることをおすすめします。
人の意見も大切ですが、やはり自分で試してみるのが一番手っ取り早いですし、確かです。
Try WiMAXに関する解説と注意点はこちらを参考にしてください。
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WiMAXを無料でレンタルする方法とその注意点!Try WiMAXでお試しWiMAX2+
Try WiMAXの公式ページ:https://www.uqwimax.jp/wimax/beginner/trywimax/ 目次1 失敗は絶対したくない!契約前に使えるTry WiMAXで無料で1 ...
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WiMAX2+はスマホのテザリングとどう違うの
「スマホのテザリング」もスマホをルーター代わりとして、パソコン、タブレットなどの機器をインターネットに接続します。
接続方法としてはWiMAX2+と全く同じです。
異なるのは回線の種類です。
スマホのテザリングはキャリアと契約していても格安SIMで契約していても、結局「docomo、au、SoftBank」の3社のどれかの回線を利用することになります。
WiMAX2+は「WiMAX2+」という回線を利用します。
テザリング・・・docomo、au、SoftBank回線
WiMAX2+・・・WiMAX2+回線
速度だけ見れば、大きな違いは無いです。
最高速度の表記はいろいろありますが、どちらも実測で5~100Mbpsぐらいの間でしょう。
この範囲の速度であれば、動画もウェブサイトもSNSも体感ではほとんど速さは変わりません。
やはり異なるのは、データ容量でしょう。
スマホの回線は必ず容量制限があります。
それに比べてWiMAX2+の場合は容量無制限です。(3日10GB以上使うと翌日の18時から深夜2時まで速度が1Mbps前後に制限されます。)
スマホは料金も高いですよね。
データ制限があるくせに数千円~1万円くらい。
格安SIMでも20GBなど大容量にすると4,000円くらいかかってしまいます。
しかしWiMAX2+であれば、容量無制限で月3,400円程度しかしません。
外で、パソコンやタブレットを使いたいならWiMAX2+の方が圧倒的にお得なのは言うまでもありません。
WiMAX2+に接続すればスマホもインターネットにつながるので、そもそもスマホのデータ容量が必要なくなるのです。
もしもスマホでテザリングするために容量を増やしたり、毎月追加で容量を高い料金を出して買っているのなら、WiMAX2+を使った方が良いです。
エリアはたしかにdocomo、au、SoftBank方が広いですが、WiMAX2+も基本的に全国で使えます。もしエリア外でもオプションでauの回線を利用することができ、3年プランの場合はそのオプションも無料です。
スマホのテザリングを毎月よく使うという人はWiMAX2+に変えることで、スマホ代を含めた通信費全体を節約することもできますし、データ量を気にせず通信できるためストレスも溜まりません。
他にもポケットWiFiやモバイルWiFiってあるけど、WiMAX2+との違いは?
もしかしたら、WiMAX2+よりもポケットWiFiやモバイルWiFiという言葉の方が有名かもしれません。
ポケットWiFiもモバイルWiFiも呼び方がちがうだけで同じものを指しています。以下呼び方をポケットWiFiに統一します。
ポケットWiFiもWiMAX2+もルーターを使ってインターネットに接続するという方法は全く同じです。
そもそもポケットWiFiというのはキャリア(docomo、au、SoftBank)の回線を利用しているため、実質的にはスマホでテザリングするのと何も変わりません。
異なるのはスマホがモバイルWiFiルーターに変わることぐらいでしょうか。
ポケットWiFi、WiMAX2+の「速度・エリア・料金」等詳しく知りたい方は以下の記事にまとめてあるのでご覧ください。
ポケットWiFiとWiMAX2+の違いも「テザリングとWiMAX2+の違い」とほとんど同じです。
一番異なるのは月間データ容量と料金がです。
ポケットWiFiは容量無制限のプランは「Yahoo! WiFi
しかし、ポケットWiFiは容量無制限のサービスは少なく、ほとんどが月間容量制限のあるものばかりです。
以下の表は「NEXTmobile
容量 | 契約期間 | 料金 | ||
利用開始月 | 1~24ヶ月目 | 25ヶ月目以降 | ||
20GB | 2年 | 2,760円の日割り | 2,760円 | 3,695円 |
30GB | 2年 | 3,490円の日割り | 3,490円 | 3,695円 |
50GB | 2年 | 4,880円の日割り | 4,880円 | 5,815円 |
この料金でもポケットWi-Fiのなかでは超優良価格となっています。
スマホでテザリングするよりは割安ですが、WiMAX2+と比べるとちょっと割高感が否めません。20GBのプランのみ月額がWiMAX2+より安いですが、月20GBまでで生活できる人のみになります。
家でも娯楽目的で動画を見たりするのに利用するなら、容量制限はちょっとわずらわしいです。
WiMAX2+や容量無制限のポケットWiFiのほうがコストパフォーマンスは高いです。
WiMAX2+には事業者(プロバイダ)がいっぱいあるみたいだけどどうして?
WiMAX2+はUQ コミュニケーションズというKDDI系列の会社が提供しているサービスです。正式なサービス名は「UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)」といいます。
そしてそのサービスを通称WiMAX(ワイマックス)とかWiMAX2+(ワイマックスツープラス)という風に呼んでいるのです。
WiMAX = WiMAX 2+ = UQ WiMAX
「WiMAX」や「WiMAX2+」という言葉はもともと回線の名称でしたが、サービスの呼称として事実上、一般名詞化してしましました。
UQ コミュニケーションズがUQ WiMAXを提供しているので当たり前ですが、直接契約者を獲得することはできます。
しかし、1社だけでサービスの周知を拡大していくことはなかなか困難です(スマホのように全国民がユーザーであればそれも可能ですが)。
そこで、UQ コミュニケーションズがとっている作戦が、プロバイダに代理販売してもらうことでいろんなユーザー層にアピールするというものです。
So-netやGMOとくとくBB、BIGLOBEなど大手のプロバイダが取り扱っているためWiMAX2+という名称を目にすることも多いのではないでしょうか。
プロバイダはUQ コミュニケーションズと契約し、販売数に応じて代金を受け取る仕組みになっています。
なのでプロバイダも自分の所から契約して欲しいのです。
そのため、プロバイダが頑張って値下げをしたり、キャッシュバック特典を追加したりして、競争をしています。
このように、プロバイダがたくさんあるのはある意味ユーザー側からするとUQ WiMAXで直接契約するよりもよりお得にWiMAX2+を使えるようになるので良いことなのです。
WiMAX2+がオススメな人ってどんな人?
WiMAX2+がおすすめなのは、ネットのユーザー層を「ライト、ミドル、ヘビー」の3段階に分けたとした場合に、「ライト~ミドル」らへんにいる人です。
- 動画を見るのは3日で12時間以内
- ネットの利用は基本的にSNSとウェブサイト閲覧
というような人にぴったりです。
でも自分がどの位置にいるのか分からない人もいるでしょう。その場合は動画をどれくらい見るのかで判断するのが簡単です。
ネット利用で一番データー量が多いのが動画なので、それを基準にすると良いです。
WiMAX2+には通信制限があり、それに引っかかるような使い方をする人にはおすすめできません。
しかしそうでない人には安くて快適なネット環境が手軽に手に入るのでおすすめです。WiMAX2+があれば外でもスマホやパソコンのデータ通信ができるので、特にスマホのデータ通信量を肩代わりできて、スマホ代を大幅に抑えることができます。
家のネット回線でスマホ代も節約できるので、固定費を減らしたい人にWiMAX2+はとてもおすすめなネット回線となります。
通信制限の目安
通信制限についての解説のところでも書きましたが、WiMAX2+は3日間で10GB以上利用すると翌日の18時から深夜の2時にかけての8時間に速度が1Mbps前後に制限されます。
以下の表で10GBはどれくらいで到達するのかを確認してください。
内容 | 画質 | データ量 | 10GBでの視聴可能回数 |
YouTube (5分間) | 超高画質 (フルHD:1080p) | 約113MB | 約88回 (約7時間) |
高画質 (HD:720p) | 約60MB | 約166回 (約13時間) | |
標準画質 (SD:480p) | 約17.5MB | 約570回 (約47時間) | |
低画質(240p、144p) | 約10MB | 約1,000回 (約87時間) |
YouTubeの動画だとこのくらいになります。
暇な時間ずっと動画を見続けるという超ヘビーなネットユーザーでなければ、なかなか到達するのが難しい量になります。
内容 | データ量 | 10GBでできる回数 |
ウェブページ | 約2.5MB | 約4,000回 |
テキストメール | 約30KB | 約333,333回 |
Google Map | 約3MB | 約1,000回 |
逆にWiMAX2+がオススメじゃない人ってどんな人?
WiMAX2+がオススメでない人は、ヘビーユーザーの方です。
- 毎日動画をたくさん見る(2時間以上)
- 生放送(Live放送)をよく見る
- パソコンのオンラインゲームをする
このような人はWiMAX2+はあまり向いていません。
オンラインゲームでも特に格闘ゲーム、FPS、TPS、その他シューティングゲームをする方は光回線の方が良いでしょう。
オンラインゲームでもスマホのものをする方はWiMAX2+でも大丈夫の場合が多いです。
スマホゲームはスマホ回線でもちゃんとできるように作られているためWiMAX2+でも応答性が悪いということはないです。
WiMAX2+がおすすめでない人は、ポケットWiFiなら3日制限がなく月間容量無制限の「どんなときもWiFi」がおすすめです。
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「どんなときもWiFi」とは?料金・速度・口コミ・キャンペーン・メリットデメリットまとめ
公式:どんなときもWiFi 3日制限や月間のデータ容量制限などネットを使える量に縛りがあるのが常識なポケットWiFi・モバイルWiFiルーターですが、そんな縛りや制限がなくなったらうれしいと思いません ...
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オンラインゲームなどもっともっとヘビーにネットを使う人は光回線を検討すると良いでしょう。
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WiMAX2+の契約方法、プロバイダ選び方の手順、おすすめプロバイダ、おすすめルーター
WiMAX2+についてだいたい分かってきた人の中には、WiMAX2+を契約してみようかなとちょっと思っている方もいると思います。
そういう人のためにここから先はWiMAX2+の契約方法やWiMAX2+のプロバイダの選び方、ルーターの選び方などを解説しています。
興味のある方は読んでみてください。
WiMAX2+のプロバイダを選ぶときのポイント
通信速度やエリアなどはどのWiMAXプロバイダも、大元の回線を取り扱っている「UQ WiMAX」のものを利用しているので、全く違いはありません。(WiMAXのプロバイダとはただの代理販売店だと思ってください。)
そのためWiMAXのプロバイダ選びで重要なのは以下の2点となります。
WiMAXを比較するのに重要な比較要素
- 月額料金
- キャッシュバック
通信速度やエリアが変わらないのであれば、重要なのは料金ですよね。
ここではWiMAX2+で90%以上の人が選ぶ「ギガ放題(容量無制限プラン)」についてプロバイダの選び方とおすすめのプロバイダを紹介します。
どんなプロバイダがあるの?
WiMAX2+のプロバイダはたくさんあります。有名どころからマイナーなところまで全部を入れると20社以上あります。
ですが、ユーザーとして選ぶべきプロバイダはせいぜい数えるほどしかありません。
料金的にもお得でサービスもしっかりとしていて、実績も十分なおすすめのプロバイダは以下7つです。
-
Broad WiMAX
(サービス詳細へ) -
So-net モバイル WiMAX2+
(サービス詳細へ) -
BIGLOBE WiMAX2+
(サービス詳細へ) -
GMOとくとくBB
(サービス詳細へ) -
DTI WiMAX2+
(サービス詳細へ)
この5つ以外のプロバイダは料金が高かったり、プロバイダとしての信用度が低かったりとおすすめできません。
WiMAX2+を契約する際は上記の5つのプロバイダのどれかから選ぶことをおすすめします。
全プロバイダ実質料金ランキング
WiMAX2+の全てのプロバイダの中から実質的な月額料金(月額料金からキャッシュバック分を引いた実際に支払う額)の安い順にTOP7を紹介します。
WiMAXは3年契約なので、3年間契約すると仮定して3年間(利用開始月を入れて37ヶ月分)の合計金額と1ヶ月の実質的な月額料金を算出してみたランキング結果が以下の表になります。(8位まで。それ以降は全くお得でないため選ぶ理由がないです。)
計算方法↓
- 「37ヶ月分の月額料金」 ー 「キャッシュバック金額」 = 3年間の合計金額
- 「3年間の合計金額」 ÷ 37 = 1ヶ月の実質料金
利用開始月に日割り計算があるプロバイダは半月の金額で計算しています。
順位 | 1ヶ月の実質料金・価格 | |
---|---|---|
ギガ放題 | 通常プラン | |
1位:GMOとくとくBB![]() ![]() ![]() |
3,296円 (3年総額:121,965円) |
2,645円 (3年総額:97,874円) |
2位:JP WiMAX![]() ![]() |
3,329円 (3年総額:123,200円) |
ー |
3位:Smafi WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,492円 (3年総額:129,240円) |
ー |
4位:Broad WiMAX![]() ![]() |
3,513円 (3年総額:129,989円) |
2,689円 (3年総額:99,499円) |
5位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,523円 (3年総額:130,368円) |
2,923円 (3年総額:108,168円) |
6位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,610円 (3年総額:133,570円) |
ー |
7位:カシモWIMAX![]() ![]() |
3,623円 (3年総額:134,048円) |
3,022円 (3年総額:111,848円) |
8位:DTI WiMAX2+![]() ![]() |
3,630円 (3年総額:134,315円) |
3,500円 (3年総額:129,500円) |
9位:hi-ho WiMAX![]() ![]() ![]() |
3,806円 (3年総額:140,850円) |
ー |
10位:novas WiMAX | 3,807円 (3年総額:140,880円) |
3,501円 (3年総額:129,564円) |
11位:So-net WiMAX2+![]() ![]() ![]() |
3,936円 (3年総額:145,656円) |
3,298円 (3年総額:122,040円) |
12位:@nifty WiMAX | 3,997円 (3年総額:147,900円) |
3,570円 (3年総額:132,120円) |
13位:BIGLOBE WiMAX 2+![]() ![]() ![]() |
4,121円 (3年総額:152,480円) |
ー |
14位:UQ WiMAX![]() ![]() ![]() |
4,243円 (3年総額:157,008円) |
3,696円 (3年総額:136,752円) |

3年間で全体で10,000円ほど変わります。この金額をどう見るかですが、3年間(利用開始月を入れて37ヶ月)という長い期間を考慮すると、金額的にそこまで大きな差があるようには見えません。
また以下で書きましたが、キャッシュバックにより実質料金を安くしているプロバイダは注意が必要です。キャッシュバックがもらえない事例(WiMAX2+のキャッシュバック取得率は20%程しかありません)がたくさんあるのでその辺をしっかりと考えた上で選びましょう。
-
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WiMAX2+のキャッシュバックが0円に!?お得なプロバイダには注意が必要!
「キャッシュバック」これはたいへん魅力のある言葉です。 キャッシュバック30,000円とか40,000円とか言われたら「すごい!お得!そんなにもらえるの!?」となんだか良さそうな気がして手が伸びそうに ...
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1番おすすめなプロバイダはここだ!
結論を先に言ってしまうと、Broad WiMAXが一番おすすめです。
金額は上記で見たとおりです。
とくとくBBやBIGLOBEできちんとキャッシュバックが受け取れるのであれば、それらでも良いでしょう。
しかし、3年間の利用なので、キャッシュバックを受け取れるまでにどのプロバイダも契約開始から1年以上(長いところでは2年ほど)かかります。もちろんそこまで継続利用が必須です。これだと忘れてしまうことも多いですし、面倒な手続きはなるべく避けた方が損する確率も低くなります。
なんと、キャッシュバックを受け取れる人の割合は、20~30%しかいないことがプロバイダの方から直接聞いた話で分かっています。
また、途中解約ではキャッシュバックも貰えず、高い違約金も払わなければならなくなります。そうするとただ月額料金が高いだけのプロバイダとなってしまいます。
キャッシュバック金額が高ければ高いほど、受け取り手続きを忘れてしまったり、途中解約時のリスクが高まります。
なので金額よりも、プロバイダの信頼性や手軽さなどが重要になってきます。
キャッシュバックは大変うれしい特典ですが、もらうための手続きが必要となり意外と面倒です。
受取期間(30日間、プロバイダにより何時かは異なるがだいたい契約から1~2年後)に手続きができなければ、0円になってしまいます。これはとくとくBB、So-netに共通です。BIGLOBEは契約後の一定期間内に会員ページからアンケートに答える必要があります(これも忘れてしまったらキャッシュバック0円になります)。
また、とくとくBBとSo-netに関しては、受け取り手続きの案内が、普段使わない契約時に強制的に付与されるプロバイダのメールアドレス(しかも宣伝メールに紛れた形で)に届くので、忘れてしまう(キャッシュバックがもらえない)確率が高いことが過去のユーザーの体験談からわかっています。
そのため、一番手軽に安心して何も考えずに、お得に使えるのは、キャッシュバックが無い代わりに月々の料金が安い、Broad WiMAXとなります。
とくとくBBにもBroad WiMAXのようなキャッシュバックなしの月額料金が割引になるプランがありますが、3年間の合計金額が131,199円とBroad WiMAXよりも高いです。
月額割引プランで比較した場合でもBroad WiMAXは一番お得です。
Broad WiMAXが一番失敗しない選択肢となるでしょう。
Broad WiMAXサービス内容の詳細:「Broad WiMAX」サービス内容・キャンペーン情報
Broad WiMAXを実際に契約して使ってみた→Broad WiMAXを実際に契約して使ってみた感想、レビュー、オプション解約手順
Web限定特典有り!Broad WiMAXの申込はこちらからできます
WiMAX使い放題2,726円!月額支払い最安WiMAX。即日発送ですぐにご利用可能
どのルーターにするのがベストか?
WiMAX2+で必須となるルーターですが、これは契約時にいくつかの機種から選ぶことができます。
現時点でプロバイダで選べるルーターは以下の5つです。
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT W05
- Speed Wi-Fi HOME L02
- WiMAX HOME 01
この中で上から6つまでは「モバイルWi-Fiルーター」という手に乗るくらいの小型のルーターです。
それ以降のものは「ホームルーター」といって、据え置き型として使う家に置いておく用のルーターです。
小型のモバイル端末が向いている人
- 一人暮らしの方
- 外出先でインターネットに繋いでパソコンをよく使う方
- スマホなどの回線を一本化したい方
- 将来固定回線にするかもしれない方
備え付け用のホームルーターが向いている人
- 子どものいる家庭
- 固定回線だけ安く見直したい方
- 引っ越し後、光回線を引くのがおっくうだという人
- 部屋の通信機器をすっきりさせたい方
ここでは多くの人が選ぶ「モバイルWiFiルーター」についてスペックを比較してみようと思います。
ホームルーターについては機種ごとの専用の解説ページと専用の比較記事があるのでそちらを参考にしてください。
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Speed Wi-Fi HOME L02の全まとめ|スペック、新機能、HOME 01との違い、L01sから進化した部分はどこか?
WiMAXのホームルーターの最新機種「Speed Wi-Fi HOME L02(スピードワイファイホームエルゼロツー)」が2019年1月24日に発売されました。UQWiMAX及び各プロバイダで取り扱い ...
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WiMAX HOME 01の全まとめ|L02,L01sとの違いや特徴・スペック・進化したところ
UQ コミュニケーションズから新しいWiMAXのホームルーターが発表されました。 名前は「WiMAX HOME 01」。 また、同じWiMAXのホームルーターである「Speed Wi-Fi HOME ...
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WiMAXホームルーター比較!L02,HOME 01,L01sではどれがおすすめ?
WiMAXの「ホームルーター」はどれが一番いい端末なのか分からず悩んでいませんか? 回線工事が必要なくて導入が簡単だから「WiMAXを固定回線代わりに」と考えているけど、肝心のホームルーターをどれにし ...
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最新機種W06とWX05スペック比較
機種名 | W06 | WX05 |
デザイン | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
発売日 | 2019/1 | 2018/11 |
重さ | 125g | 128g |
大きさ | W128 ×H64 ×D11.9mm | W111 ×H62 ×D13.3mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時867Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 |
最大連続通信時間 | 7時間10分 (ハイパフォーマンス) |
8時間10分 (おまかせ一括設定:通信速度を優先) |
11時間40分 (バッテリーセーブ) |
14時間 (おまかせ一括設定:バッテリー持ちを優先) |
|
10時間 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
|
最大連続待受時間 | 800時間 | 700時間 |
バッテリー容量 | 3,000mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 |
最大接続台数 |
16台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
W06とWX05以外の過去の機種のスペック
機種名 | W05 | WX04 (3年プラン限定) |
W04 | WX03 |
デザイン | ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
発売日 | 2018/1 | 2017/11 | 2017/1 | 2016/12 |
重さ | 131g | 128g | 140g | 110g |
大きさ | 約 W130 ×H55 ×D12.6mm | 約 W111 ×H62 ×W13.3mm | 約 W53 ×H130 ×D14.2mm | 約 W99 ×H62 ×D13.2mm |
SIM サイズ |
Nano Ic | Nano Ic | Micro Ic | Micro Ic |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
440Mbps | 558Mbps (LTE使用時758Mbps) |
440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 | 〇 | × |
最大連続通信時間 |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
8時間6分 (ハイパフォーマンスモード) |
6時間30分 (ハイパフォーマンスモード) |
7時間20分 (ハイパフォーマンスモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
13時間48分 (バッテリーセーブモード) |
10時間30分 (バッテリーセーブモード) |
12時間20分 (バッテリーセーブモード) |
|
9時間10分 (au 4G LTE) |
8時間 (au 4G LTE) |
9時間10分 (au 4G LTE) |
非対応 | |
最大連続待受時間 | 850時間 | 700時間 | 850時間 | 1100時間 |
バッテリー容量 | 2,750mAh (取り外し可能) |
3,200mAh (取り外し可能) |
2,750mAh (取り外し可能) |
2,890mAh (取り外し可能) |
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA |
Wi-Fi対応規格 | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b | IEEE802.11 ac/n/a/g/b |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
タッチ パネル |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最大接続台数 |
10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) | 10台(Wi-Fi) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
3台 (Bluetooth) |
|
メーカー | HUAWEI | NECプラットフォームズ | HUAWEI | NECプラットフォームズ |

バッテリー持ちに関して少し詳しく比較
外で使うことの多いWiMAXはバッテリーはとても重要な要素です。バッテリー切れでせっかくの利便性を失ってしまっては無線通信サービスの意味がありません。
なので、もう少し詳しく見ていきましょう。
それぞれのルーターには、共通して3つの電力モード(エコモード、ノーマルモード、ハイパフォーマンスモード)があります。それぞれ電力の消費量が異なります。
3つのモードそれぞれについてルーター毎の連続通信時間を比較すると以下のようになります。
連続通信時間 | |||
---|---|---|---|
機種/モード | ハイパフォーマンス | ノーマル(バランス) | バッテリーセーブ(エコ) |
WX06 | 8時間20分 | 11時間30分 | 14時間 |
W06 | 7時間10分 | 9時間 | 11時間40分 |
WX05 | 8時間10分 | 11時間30分 | 14時間 |
W05 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX04 | 8時間10分 | 11時間30分 | 13時間 |
W04 | 6時間30分 | 9時間 | 10時間30分 |
WX03 | 7時間20分 | 10時間 | 12時間20分 |

この数字はWi-Fiで機器と接続した場合の物です。Bluetooth接続だとこれよりも長持ちしますが、機種による優劣は変わりません。
現時点でバッテリー持ちという観点からするとWX05に軍配が上がります。
最新機種だけあって、バッテリーの持ちは進化していますね。ただバッテリー容量が増えたことで、本体が少し大きくて重くなっています。
ただしWX05は3年契約プラン(LTEオプション無料プラン)でしか選択できないので2年プランを契約する場合はW05、W04、WX03の3つから選択する事になります。
従来通りの2年契約プランでバッテリー重視で選ぶならWX03が一番長く持続します。ただ、現在WX03はほとんどのプロバイダが扱っていないことに注意。
W05とW04は本体が薄く軽い分、バッテリーに関しては少し性能が劣ります。
WiMAXで今おすすめなルーターの機種はこれだ!
「WX05」か「W06」がおすすめ


W06


WX05
- バッテリーを特に重視するなら「WX05」
- 通信速度と総合的なスペックを重視なら「W06」
「3年契約」プランであればどのルーターも選べるのですが、最新機種のW06と準最新機種のWX05ならどちらも遜色ないくらいにおすすめです。
あえて差別化するなら「バッテリー持ち最強のWX05」、「通信速度のW06」という感じでしょう。
あとWX05とW06の細かい違いですが、上り(アップロード)速度がWX05は30Mbps、W06は75Mbpsとなっています。
上り速度の違いをどう考えるかですが、オンラインで作業したり、文章や画像その他をアップロードする機会が多い方はW06にすべきです。そうでない方はほとんど違いが無いのと同じです。
以上を重視し、最後は見た目などフィーリングで選んで良いと思います。長く使うことになるはずなので好きなデザインの方がなにかと良いです。
プロバイダ選び、ルーター選びまとめ
プロバイダの選び方とおすすめプロバイダ、おすすめルーターを見てきました。
おすすめのプロバイダは「
Broad WiMAX
ルーター「WX05」と「W06」がおすすめです。
迷ったらこのプロバイダとルーターの組み合わせで契約すれば失敗はしません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
WiMAX2+とはというところからプロバイダの選び方、ルーターの選び方までを網羅的に記事にしました。
WiMAX2+についての疑問点をなくすことができるよう、なるべく多くの要素を盛り込みました。
この記事でWiMAX2+についての疑問が一つでも多く解消できたなら幸いです。